「SL銀河」

2015年11月08日


■池袋
↓ 06:04~06:21    ↓ JR山手線外回り 上野・東京方面
■上野
↓ 06:38~08:45    ↓ JR新幹線はやぶさ1号(E5系) 新青森行
■盛岡
↓ 08:57~09:08    ↓ JR新幹線はやて116号(E2系) 東京行
■新花巻
↓ 09:20~10:48    ↓ JR快速はまゆり1号 釜石行
■釜石
■釜石
↓ 10:55~15:07    ↓ JR快速SL銀河 花巻行
■新花巻
↓ 16:06~18:46    ↓ JR新幹線はやて118号(E2系) 東京行
■上野
↓ 19:05~19:22    ↓ JR山手線内回り 池袋・新宿方面
■池袋


関東地方のSLは乗りつくし、少しずつ遠くに行きたいのですが、このSL銀河はなかなか難しい。

と言うのも、この列車、土曜日が花巻から釜石への下り。
日曜日が釜石から花巻への上りと、2日で1往復の運航。

一般的にSLは片道2時間程度で往復する場合が多いのですが、こもSLは片道4時間半。
なかなか指定券も取れません。

今回は、土曜の便が満席のため、日曜の上り便に乗車することに。

例によって、朝一番の「はやぶさ1号」で上野を出発。
しかしこの「はやぶさ」新花巻には止まりません。いったん盛岡に行き引き返します。

新花巻を通り越し盛岡到着は8:45。
もう少し早く着けば釜石行きの快速「はまゆり」に間に合うのですが、残念ながら間に合いません。

急いで「はやて4」で引き返し、新花巻に先回りします。
東北新幹線と東北本線は並走区間が多いので、先に南下している「はまゆり」をを探すのですが見つけられません。

 

新花巻で「はまゆり」に乗車

キハ110系ですが、指定席はリクライニングシートに改装されています。
自由席はその日により、ボックスシートの事もあるようです。

西側(左下)からやってきた「はまゆり」は釜石線の名所「Ω(オメガ)ループ」にかかります。
西側が高いので右に旋回しながら、高度を下げて「陸中大橋駅」まで一気に下ります。

上から右下を見下ろすと、陸中大橋駅ですれ違う上り列車が走行中。
SL銀河の走行時には、このあたりは「撮り鉄」さんで埋まるでしょう。





「はまゆり」は釜石に到着です・・・が。
定時運航でも7分しかない乗り換え時間、すでに5分遅れは確実。
折り返しの「SL銀河」に乗り換える乗客も多いので、多少は待ってくれるでしょうが、撮影時間は少なそうです。

「SL銀河に間に合いますか?」
ほらね。はまゆうの車掌さんに聞いている乗客がいます。
「大丈夫ですよホームの反対に止まっていますので」


朝からの雨も上がり、天気も何とか持ち直しそう。
ピカピカのSLですね。2分間の乗り換え時間に列車を前から後にまで走り回って撮影です。

列車の後方はこんな感じ。
一般的にSLが引っ張るのは、エンジンのない「客車」ですが。この釜石線は急勾配路線。
SLのパワーでは足りないので、ディーゼルカー(キハ)で後押しします。
ただこのキハ。元々は50系の客車だけあり、SLが引いても違和感はありません。


シートボックスシート。プラネタリウム、売店、サロンもあります。




途中の「遠野」駅で、1時間以上停車します。
行きの「はまゆり」が1時間半だったコースを、3倍の4時間半もかかる理由はここにありました。


SLをいったん切り離して、整備を行います。
空席チラホラあった車内も、ここで満席になりました。

撮り鉄さんが多く集まる「めがね橋」
最後尾から、定番の「世界の車窓から」風に撮りました

さあ、ゴールはもうすぐです。


新花巻から東京へは新幹線。
SL弁当で、まだまだ余韻を楽しみます。

(JR乗車券)
都区内~盛岡 8,420円
盛岡~釜石  2,270円
釜石~都区内 9,290円

特急料金等)
上野~盛岡  6,110円 (新幹線)   
盛岡~新花巻 2,360円 (新幹線)  
釜石~花巻   820円 (SL銀河)
新花巻~上野 5,270円 (新幹線)

正規運賃合計 34,540円 のところ 大人の休日パスで 15,000円