はくたか 北越 妙高 ツアー
今回のメンバーは 「鉄ちゃん」2名 「準鉄ちゃん」1名 「非鉄ちゃん」1名 の4名。
この、最近「準鉄ちゃん」に昇進したばかりのメンバーが、広告で探してきたのがこれ。
「4万は贅沢だろう」
「まさか旗の後ろを、ゾロゾロ歩くんじゃないよな」
と、意見もあったのですが、話しの種にツアーも経験しようと決定。
八王子駅で集合した後、点呼を取られガイドさんの旗の後をゾロゾロ。
ちょっと恥ずかしいので、「俺は関係ないよ」という顔をして、少し離れて歩きますが、
個人で切符を持っていないため、改札通る時には並んで通過しなくてはなりません。
越後湯沢から「はくたか」
今までは、上越新幹線に乗ると、この越後湯沢でドドッと乗客が降り、
北越急行の「はくたか」に乗り替える光景がみられたのですが、この光景も来週まで。
北陸新幹線が金沢に伸びると、上越新幹線も使われなくなり「はくたか」も引退です。
在来線最速をほこる「はくたか」
現在146キロですが、160キロまで上げていきます。
このまま「はくたか」に乗って金沢に行っても良いのですが、今回はこれまた来週廃止になる「北越」に乗車。
来週から、新潟~金沢は 「特急しらゆき」から上越妙高で乗り換えて、北陸新幹線を使うことになります。
北陸本線も複数の私鉄に分断され、どうなることやら。
富山では「トワイライトエクスプレス」に遭遇。
これには、結局乗る機会がありませんでした。
富山駅で「旗の後ゾロゾロ」はいったん解散。各自ホテルに向かえとの事ですが、まだまだ時間はあります。
そんなわけで我々「鉄×2+準鉄+非鉄」4名は 18切符で高岡まで足を延ばし、氷見線に乗車。
個人的に「氷見線」は初乗車。JR線乗りつぶしに、ほんのちょっと近づきます。
高岡からはさらに西へ向かい金沢へ
「それにしても、このツアーはなんで金沢まで行かないで、富山で泊まるんだ?」
「来週から、北陸線の分割私鉄化なんだから、金沢まで行くのが筋じゃないのか?」
理由は金沢で分かりました。
(裏路地で見つけた 味村さん)
(刺身盛り合わせ)
(のどぐろ 炙り)
(のどぐろ 塩焼き)
金沢の街は大混雑。
富山とは桁違いに人が多く、飲食店も満員。
駅近くはどこも満員なので、少し離れた裏路地で見つけた、良い感じのお店。
「テニスの錦織が のどぐろ好きだって言ったんで、市場で値段が上がってるんだよ」
と、マスターは言いながら
「せっかく来たんだから安くしとくよ」と炙りと塩焼き。
「まだ新幹線開通してないのに、金沢はホテルも街も賑やかになったよ」
「新幹線開通したらまた来てね」 と言われたのですが、約束破りまだ行けてません。
今回のツアーでも、金沢のホテルは満員だったんでしょう。
反対に富山は観光客を金沢に取られ、ホテルは安かったのかな。
2日目は早起きし、早めにチェックアウトして集合時間までに、市内観光の予定。
時間が無いので朝食会場には一番で急ぎます。
食欲をかきたてる看板見ながらバイキングに並んでいたら、
「ツアーの方は、別室にどうぞ」
「えっ? ここじゃないの? 食べ放題じゃないの?」
なんと、我々のツアーは決まったメニューで、ごはん以外のお代わりはできません。
「看板にあった 沖漬けとか 白エビとかは?」
「ツアーの方は特別メニューとなっております」
「ます寿司とか かまぼこは?」
「ツアーの方は、こちらの特別メニューとなっております」
頭が真っ白になりましたが、お米が美味しかったので諦めます。
路面電車で市内観光。
駅の南側は旧型の路面電車。北側は新型のライトレールが走ります。
いったん直江津に戻り、廃止予定の「妙高」で長野まで。
指定席が少なく、ツアーでは人数分を確保できずに「自由席に勝手に乗ってください」だったのですが、
我々4人は別に指定席を確保していたので安心。
長野から松本までは普通電車。
スイッチバック駅の「姥捨駅」でいったん下車。
右の急坂の本線を上ってきた列車は、バックで左の平坦なホームに入ります。
松本からは「あずさ」で一気に帰ります。
今回、初めてのツアー参加でしたが、参加者が多く鉄旅の需要が多いことにビックリ。
でもまあ、いつもの「おとなの休日パス」や「週末パス」と比べると、かなり割高になります。
しかし、レア列車で指定券が取りにくい場合、ツアーなら空席がある場合もあり、使ってみるのも便利かも。