2004年10月23日17時56分に新潟県中越地方の深さ13kmでマグニチュード(M)6.8の地震が発生し、新潟県の川口町で最大震度7を観測した。その後、震度6弱以上を観測する余震が4回発生するなど、活発な余震活動を伴う。
2004年12月28日のM5.0の余震により、最大震度5弱を観測したが、この余震の後、活動が活発化した様子は見られない。
新潟県中越地方では、降水と地震活動により、地盤が緩み、今後の雨や融雪により、土砂災害が発生するおそれがある。


旧山越村の傾斜地崩壊
2004年11月1日撮影


新潟県長岡市は、6月1日、中越地震で全村避難が続く旧山古志村(長岡市)の家屋被害について、
住宅747棟すべてが被害を受け、そのうち全壊が約44%の328棟、大規模半壊が約8%の59棟などとする調査結果を発表した。
土砂崩れの危険がせまる。

2004年11月1日撮影
昨年10月23日の地震で、
長岡市妙見町現場の県道
は約250メートルにわたり
崩落。母子3人が車ごと埋
まり、優太ちゃんは奇跡的
に約92時間後、レスキュー
隊員に救助された。
同上場所の拡大写真
脱線した上越新幹線

2004年11月5日撮影
2004年11月1日撮影

芋川、和田川の河道閉塞による「天然ダム」
が出現し、日に日に
水位を増し、湖水状態
と化す。
2004年11月1日撮影
上流側でも水位の
上昇が
2004年11月5日撮影
更に増水する「天然ダム」
2004年11月5日撮影



2004年11月5日撮影

水没する家も出始める。
この後排水工事が行
われた