尾  瀬

                    先月(5月)24日に山開きした尾瀬 (2005年)
青く凍り付いた三条滝の雪解けの春、高山植物の宝庫が一斉に開花する夏、木々の紅葉
からいっきに落葉する秋、白一色に覆われる冬。どの季節に上空から訪れても息を呑む程
感動を与えてくれるのが尾瀬である。                                                    
  しかし、これからはオーゼ(大勢)では行けなくなりそうです。 
改めて自然との係わり方を考えよう。読売05.06.10版にこんな記事が
 尾瀬を守るためどれくらいの登山者の受け入れが適正か。「1日5000人」とする新基準を尾瀬保護財団
は、先月環境省に報告した。
 初夏には水芭蕉、夏のニッコウキスゲ、群馬、福島、新潟の3県にまたがる尾瀬は人々を惹きつける。
 従来の入山者受け入れ基準は「1日1万人」。適正利用には入山者の半減が必要との認識を示した。
 1960年代入山者の急増で湿原は乾燥化し、地元は木道を整備により湿原への踏み入れを規制、74年
からは入山拠点へのマイカー乗り入れも規制した。90〜97年度は1日の入山者が1万〜2万人に上る
日も出始めた。
 98年1日1万人の基準が設けられた。鳩待峠(群馬県)では観光バスの通行規制も始まり、03,04年度
は、年30万人代に下がった。
 新基準は、視界500M内の木道に40〜50人程度が「混雑を感じず、好ましい範囲」とした。
春から夏の尾瀬  下の画像をクリックすると拡大写真に変わります。 2005.6初旬撮影

夏の尾瀬  ここをクリックするとスライド画面に変わります。 2005.6末撮影
秋の尾瀬   下の画像をクリックすると拡大写真に変わります。 2004.11初旬撮影
の尾瀬  ここをクリックすると冬の画面に変わります。 2006.3撮影