Funeral of Sofia

2009年12月25日クリスマスの朝、午前9時05分にソフィアは天国に旅立ちました。
カメラのシャッターを押すのも辛く悲しく、時には涙を流しながらでしたが、
最後まで最愛のソフィアの姿を大切に記憶に残そうと思い、
亡くなったこの日から荼毘に付す日まで、何枚か写真を撮りました。
これはそのソフィアの生涯の最後のアルバムであり軌跡です。

息をひきとってから1時間後、年末で仕事がやや忙しく予約のお客さんがすでに数名はいっていたので、
仕事だから仕方ないのだけど、ママさんとふたり悲しみと涙をこらえて接客をしました。
午前中最後のお客様、犬がとても大好きでご自分もテリアを飼われていて、
日頃からソフィアとケリーをとても可愛がってくれるお客様が、ソフィアの死を悲しみつつ白い花束を持ってきてくれました。
バーバーがマットを敷きシーツを重ねベットを作りソフィアを寝かせました。

ただそこに眠っているだけのように見えます。
温かい陽射しがはいる部屋で、いつものように気持ち良さそうに昼寝をしているだけに見えます。
けれども・・・その顔をそっとなでると、すでに冷たくなっていました。
その冷たさが無性に悲しくて・・・。

お昼過ぎからバーバーとママさんの両親と友人達が来てくれました。
(キャンディー家、菜々P家、tomoさん、もも家、エルミー兄さん)
みんな急いで駆けつけてくれました。
祭壇のためのテーブルや花や写真を持ってきてくれました。
生前から一緒にたくさん遊びに出かけ過ごしてきた友人達です。
顔を合わせて話をしたら涙が止まりませんでした。
夜はみんなで夕食を。生前とても可愛がってくれた大好きな友人達ですから、
横で眠っているソフィアもこの賑やかさが嬉しく喜んでいることでしょう。
みんなが帰ったあとソフィアの傍を離れずにケリーが寝ていました。
バーバーもママさんもこの夜はずっと泣き続けました。

翌日26日の夜、知人の天台宗のお坊様がソフィアの顔を見に来てくれました。
そして人間のお通夜とまったく同じで読経を丁寧にあげてくれました。
この時バーバーの両親も一緒に居て、バーバーとママさんと両親、
静かに読経を聞き拝みながら、ソフィアの成仏を心から祈りました。
天台宗の僧侶に真剣に拝んでもらったソフィア、
必ず極楽浄土へ行くことは間違いないでしょう。

亡くなった日の翌日から、たくさんのお友達から花が届き始めました。
部屋中に花の香りが漂いとても良い香りでした。
亡くなる寸前までソフィアに寄り添っていたテン、不思議とあまり近づかなくなりました。
少し離れた距離からソフィアを見つめてばかりいます。きっとテンもわかっているのでしょう。
でも花やロウソクやお線香や供物、なにひとつテンは悪戯しません。
全てはソフィアを送るための大切な物だと、不思議と理解しているようです。

25日の朝に亡くなり、荼毘に付すのは28日の月曜日の夕方。
ソフィアはまる3日間花に囲まれて部屋で眠ります。
身体にドライアイスをあて、冬ですが窓を1つ開けっぱなしにしてありました。
少しでもソフィアの身体が綺麗なまま逝けるようにの配慮です。

そして火葬をする当日28日を迎えました。
この日もお昼過ぎから、菜々P家、キャンディー家、もも家、エルミー兄さん、
ママさんの両親バーバーの母親が来てくれました。
そしてみんな静かに火葬車が到着するのを待ちました。

火葬車と担当者が到着して、我が家の駐車場で葬儀の準備を始めました。
その最終準備が整うまで、バーバーとママさんとケリーとテンはソフィアに最後のお別れをしました。
この身体、この全身のコート、優しいお顔、もう二度とこの手で触れることが出来なくなると思うと、
どうしても涙をとめることはできません。

皆さんからいただいた花束や花の鉢から、少しだけ花を切りました。
皆さんからの愛情と哀悼の花を火葬台に横たわるソフィアのもとに置きました。
たくさんの!本当にたくさんの花でソフィアを囲みました!
そして・・・お別れです。
「ソフィア。ありがとう。心から愛してるよ。またね!また会おうね!ソフィア!」
バーバーは決してサヨナラは言いませんでした。少しの間だけ先に天国で待っててもらうだけです。
バーバーもママさんもケリーもテンもその生涯を終えたとき、またあの世で再会し一緒に暮らすのです。
永遠に一緒に!
それまでの一時だけのお別れです。
火葬車の屋根の上の小さな煙突から、ソフィアは静かに天に上っていきました。
見上げた晴れた夜空は、真冬の澄んだ空気で星がとても綺麗で、
オリオン座と冬の大三角形がとてもはっきりと輝いていました。
そこにソフィアは上っていきました。

この日の火葬は【ペットPaPa】さんにお願いしました。
丁寧に対応してくれるスタッフ、そしてとても清潔な火葬車と火葬台で、
好きな場所(我が家は自宅からおくりました)でゆっくりお別れでき個別火葬が行えます。
最後まで実に丁寧で有り難い葬儀社でした。

ソフィアをおくり2時間半後火葬が終わりました。
とても小さくなって我が家に帰ってきたソフィア、
それでも指や尻尾や犬歯やアゴや・・・。綺麗に骨が残っていました。
先にバーバーとママさんが骨壷に移し、そのあと皆も移してくれました。
箸を使うのは最初だけで、あとはみんな直に手で。
ソフィアのことを本当に愛してくれた仲間です。ソフィアもとても喜んでいるはずです。

可愛く女の子のソフィアによく似合う、シルクのシーツに包まれた骨壷です。
ペットPaPaさんのスタッフが、全て手縫いで製作したシーツや飾りです。

つい先ほどまで、ここにソフィアは横になって寝ていました。しかし今は小さな骨壷に。
それでもソフィアが完全にいなくなってしまったとは思わないし思えない!
形こそかわってしまったけれどソフィアはここに居て、この傍に居て、きっと笑ってくれているはずです。
火葬後も友人から花が届き続けました。本当に有り難い事で心から感謝しています。

年が明けるまでは部屋の真ん中にソフィアは居ました。
そして正月の数日後に、すぐに白く大きめなチェストを用意しました。
この上が永遠にソフィアのための、そして我が家の祭壇です。
毎日お水をあげてロウソクの灯をともして花も絶やすことなく、
朝にはおはよう。夜にはお休み。
いつもママさんとふたりソフィアに話しかけています。
部屋中を見渡せるこの場所だから、パパもママもケリーもテンも、
みんなの事をずっと見ることのできる場所だから、
ソフィアもきっと安心して喜んでいるに違いありません。

心から愛する我が家の長女ソフィア、その旅立つ日までの簡単なご報告でした。
最後までご覧になってくだり、本当に有難うございます。
最後に1つだけ心からのお願いです。
どうか一瞬でも構いません。そっと静かにソフィアのために、
お手を合わせていただけたら嬉しいです。
いつでも虹の橋のむこうでソフィアが安心して笑顔でいられるように、
どうかお手を合わせてくださいませ。
心から宜しくお願いいたします。