AKJ NEWSLETTER #2

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●CAP HOUSEオープニングワーク「100人大掃除」
去る11月3日(祝)に北野のつきあたりにある5階建て旧ブラジル移民センターで行われたのは、なんと参加人数130人の大掃除大会。空きビルとなったこの建物を神戸の芸術家集団C.A.P.(杉山知子代表)などがアートの実験の場、そして芸術への新しい興味を育てる場として活用することにしたのです。AKJもここに部屋を持つことがきまり、我々メンバーもこの大掃除に参加しました。掃除もアートだ!とばかりに全員でおそろいの真っ白なつなぎとマスクをつけ、ぼろぼろになった壁をはがしたりペンキを塗ったり。ほぼ一日かけて大掃除をしたあとは、ドリンクパーティーが開かれ、この建物にまつわる様々なお話に耳を傾けました。


●AKJルーム 期間限定開設!
CAP HOUSE2階に2000年5月10日までの限定でアクト・コウベ・ジャパンのスペースが開設されています。AKJの活動として震災後始まった写真交換プロジェクトの写真が壁全面にはられ、部屋の中央にはメンバーのアート作品や、交流の記録が展示されています。ぜひ、のぞいてみてください!


●Acte Taiwan Party 台湾地震被災アーティスト応援パーティー
11月28日(日)にCAP HOUSEのオープンスペースで開催された披露宴(※)は、[Acte Taiwan Party]と銘打って開催されました。参加費千円でワイン付き。昨年1月にマルセイユでのアクト・コウベ1999に参加したジ・アルハンブラ(小島・石上)による演奏、川崎義博、角正之による音とダンスのコラボレーション、新メンバー佐久間新のジャワ舞踊などが披露され、約50人が参加しました。メンバー持ち寄りによる応援ミニバザーやオークションでの売り上げもあり、¥116,678収益。このお金は川崎義博氏(サウンドアーティスト)の知人を通して、台湾で被災したアーティストに手渡されます。

※アクト・コウベは、結成前はまったく別の分野で活動してきたアーティストの集まりであるため、月に1回、音楽、ダンス、作品解説など、メンバーの活動を披露・紹介する「披露宴」を開催しています。


●プロジェクト2000のための即興ワークショップ
12月26日(日)の披露宴では、3月に渡航しフランスのメンバーと活動を予定しているメンバーを中心に、角正之のディレクションにより即興のためのメソッドを考えるワークショップが行われました。映像、音、身体表現、そして観客…総勢25人によるセッションは、実践とディスカッション&ワインで、まるで永遠に続くかのような光景でした。


●アクト・コウベ総会&芋煮会
12月5日(日)、CAP HOUSEで第5回AKJ総会が開かれました。国際交流基金で3月に渡仏することになったメンバーを中心に、マルセイユとベルンでどういった活動をするのか、マルセイユからアーティスト達が来日する2001年をどうするかといったテーマで話し合われました。その後、中川博志代表(インド音楽演奏者:山形県出身)指揮による芋煮が完成し、CAP HOUSEの人々を交えての芋煮会に突入しました。


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