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1月30日
(50時間テレビスペシャル)

タモリ倶楽部の初総集編ということでしたが、 空耳に関するもの
といえば、一瞬映った 浩宮カット状態の安斎さんの顔くらいでした
(93年7月23日放送『安斎涙の断髪式』)

というわけで、何を書こうか困ってしまったのですが
井上陽水さんをゲストに2回に渡って放送された「神保町で人望を」
という回の本編が紹介されてましたので、その回の空耳トークを
特別形式でご紹介いたします。
ちなみに空耳も、本編と同じくコタツを囲みながら行われました

(前編)92年12月11日


(トーク 井:井上陽水さん)
タ「お相手は、テレビ雑誌のインタビューまで受けてすっかり
  有名人になりました、空耳長者と呼ばれる」
安「アハハハ」
タ「このお方です」
安「あ、ありがとうございます。安斎です」
タ「このコーナー見たことないでしょ?」
井「ないですが、あのもうタイトルがきっと面白いコーナー
  じゃないかなぁって」
タ「あの、外国の曲なんですが日本語に聞こえるとこがあるっていうんで…」
井「少しは掴んでるんです」(会場笑)
タ「少しは掴んでる…じゃ、話が早いんで」
 

ソニック・ユース
(Sonic Youth)
オレンジ・ロールズ・エンジェルズ・スピット
(Orange Rolls,
Angel's Spit)
あ〜 あ〜 すっぱい! AH〜 AH〜 SUGER POP 手ぬぐい


VTR内容:女性が梅干しを食べて、酸っぱそうにしてました。

1作目終了後
井「私こういうのね、すごく聞こえるんですよ」
安「すっごく聞こえる…」
井「
(空耳の前の部分が)『おじさんするなら、しっこをするのはモ〜
  っていう風に聞こえるんですよ」(会場笑)
安「すごい…」
タ「今の?」
井「
『おじさんするなら、しっこをするのはモ〜』って。
  だから牛がいておじさんがいておしっこがいたんですよ」
安「牛とおじさん…すっごいですね」
タ「そりゃ空耳というより耳鳴りに近いものがありそうだな」
井「アハハハハ」
安「ほんとに聞こえてるのか検証してみましょうか」
(もう一度VTR流れる)
タ「聞こえるねぇ
『おじさんするなら、しっこをするのは』って
  聞こえるねぇ」
井「モォ〜っていうのはDownって言ってたけど、あとのギターが
  モ〜って言ってたんですね」
 

セックス・ピストルズ
(Sex Pistols)
ノーリップ
(Don't Give Me
No Lip Child)
うしろの正面
うしろの正面
うしろの正面 タモリ!
PUSHING AND SHOVING(×3) WANT NO LIP Tシャツ


VTR内容:子供達が「かもめかもめ」をやり、真ん中の子が
後ろをふり向くと、タモリさんのお面をした子が。

2作目終了後
タ「まさか『後ろの正面』で終わると思ったら…
  これはいいんじゃないですか」
井「傾向が結局、おしっこと小便じゃないですかね今日の傾向が
安「今日の傾向…」
タ「正面が小便と聞こえると…続くねぇ」
 

ライオネル・リッチー
(Lionel Richie)
オール・ナイト・ロング
(All Night Long)
田んぼ 行って 
すててこいや!
(YEAH)田んぼ 田んぼ
JUMBO LI CE LEST TI MOI LLA
(YEAH) JUMBO JUMBO
甚平


VTR内容:一面に広がる田んぼの中、
男の子2人がカエルを
つかまえてくるも、母親に捨ててくるように言われ、
田んぼの向こうへトコトコと捨てに行ってました。

(山田五郎教授の事務所の人の投稿でした)
井「これはいいですね」
タ「これはいいけどさぁ、これ、このコーナーにしちゃぁ
  すごい遠くにロケに行ってるね(会場笑)
  これはいい出来じゃないですか」
安「やった!いい出来は甚平ですかね?」
タ「ん?これはこの家の人のでしょ」
安「あ、そうですか、コレ…」
タ「そうだよ。この…えっ、これはこの(家の)人のやつ…
  をあげちゃおっか」
安「あげちゃいましょうよ」
井「(投稿者の)尾沼さん、今頃悲しがってますよ
  『シャツのほうがいいのに〜』って」
安「そっか…シャツがいいのにって」
タ「じゃぁ、これ(ジャンパー)をこの(家の)人にいってもらって
  窮状の…あの…ま、いいや。(会場笑)
  最近俺ギャグに根性がなくなってきちゃったな」

その後、井上さんをバックにあて先が表示される
タ「豪華ですよ〜あて先はこちらのほうです」
井「やっぱりあの〜、いい音楽家になるさい…ほんと早いうちに
  あの、外国の曲がどう聴こえるか…ってことですね」(会場笑)

 

(後編)92年12月18日

タ「お相手は、チョコベイビーの曲を作っているという
  このお方です。つくってるの?」
安「バンド名なんですよ。チョコベイビーズという」
タ「バンドやってるんですよ」
安「いやもう、恥ずかしいかぎりで」
タ「チョコベイビーズっていう」
井「最近僕寝る前に、チョコレートよく食べるんです(会場笑)
  中学くらいはよく食べてたんですけどね、また食べ始めて」
タ「うまい?」
井「なんかちょっとクセになっちゃって」
タ「何チョコ食ってるの?」
井「あのね、ビップっていう、V.I.P.っていう」(会場笑)
タ「この人は信じらんないね、ホントにね」
井「ストレスがあるんじゃないですか?」(会場笑)
タ「寝る前だと、それがなんかすぐ眠りにつけそうな感じがするわけ?」
井「いや、しょっちゅうってペロッと1枚食べるわけじゃなくて、
  ちょっとこう甘いもの食べて」
タ「それがまたちょっと食うのが気持ち悪いんだよね。ひとかけら?」
井「ひとかけら」
タ「歯、みがかないの?」
井「それが、磨くんですよ」
タ「あ、食って、それから磨くの」
井「そうです」
タ「うわぁ、ほんとに寝る直前だ」
井「あなた!そう軽いギャグをそんな…」(会場笑)
タ「ハハハ、どこまで続くのかと」
井「根掘り葉掘り聞くもんから」

その後、1作目および2作目が紹介されましたが、特に
コメントなしのため省略します(省略した分は、過去の作品参照)

問題は3作目。
 

ミック・ジャガー
(Mick Jagger)
メモ・フロム・ターナー
(Memo From Turner)
梨田さん そんなの
はずかしくない・・・
NOW I SEE YOU DOWN IN. SAN ANTOINE ON A HOT AND DUSTY NIGHT 井上陽水の弾いた
白いギター


安「神奈川県藤沢市、安斎香代子さんからなんですが」
タ「安斎香代子さん?あなた藤沢に住んでなかった?鵠沼に。
  安斎香代子さん…奥さんじゃないの」
安「そうなんです」(会場笑)
タ「ハハハハ」
安「もう、これ(空耳アワー)が始まってから探しちゃって探しちゃって
  うるさくてしょうがないんですよ。家で」
タ「家で」
安「もう、曲がかかってるともう後ろで『今なんとかって言ったよね!?』
  とか言って、ほいでついにそれでやっと認められるようなものが
  見つかったってことですよ」
タ「じゃあ、今喜んでますね、奥さんは」
安「そうです。もうほんとに、これはきっとうれしいと思います」

VTR内容:
プロ野球評論家である梨田昌孝さんが、週刊誌に書いた
「私のベスト9」という記事(おそらく本人の活躍記録を書いたもの)に
載っている、本人の顔写真を映してました。

(3作目終了後)
タ「奥さん偉い、奥さん偉いよこれは」
井「これ、奥さん、やっと認められるようなものを作ったって、
  認めてるのは旦那でしょ?」(会場笑)
井「なるほど、個性的な感じですけど、なるほど、こうとらえたかみたいな」
タ「だけど、こうとらえたかって…いやぁ、なかなか奥さんよかったですよ
  
奥さんにはダンナ差し上げますからね」(会場笑)
安「いやがってるかもしんない…」
タ「(上の物干しを見て)パンツ不足してない?」
安「あぁ…そうですねぇ」
(井上さんが天井に掲げられている額を指差して)
安「これは…アハハハ、これ」
タ「徳川家康の家訓」
安「これは…一生もんですね」
タ「徳川家康の家訓ですよ」
安「うわぁ、でも
テレビの前で『カクン』としてますよ
(タモリ、井上両人、首をガクッツとして)
タ「やめよう、あれは。なんかないかなぁ…あ、ギターが
  奥さんギター弾く?」
安「えっ、白いギターですか?」
井「白いギター」
安「白いギター、なんか違う番組みたいですね」
井「これはねぇ、僕がさっきチラッと弾いたんですけど、なかなかねいい
  チューニングになってますよ。普通こういうギターってなかなか
  合わないんですよ」(会場笑)
タ「音もちゃんと合うんですか」
井「これはなかなかよくできた」
タ「これは、陽水が弾いたギターってことで価値がありますよ〜」
井「♪さみしさのつれづれに〜」
安「すげ〜、すげ〜」
タ「これは価値あるよ〜」
井「(ギターを置いて)ハァ〜」
タ「ギター弾いただけでタメイキつくことはないでしょう」
安「そんなにタメイキつくことは…」
井「僕がいまタメイキをついた理由を説明しますとね、
  あの、僕が弾いたギター価値あるよっていうのを
  本人が真に受けちゃいけないでしょ。なんか言い返さないと
  いけないなって思って、『あ、僕が死ねばね』って言おうと
  思ったんだけど、こんな不吉な冗談は言わないほうがいいっつって
  タメイキついたんですよ」(会場笑)
タ「よかったね、奥さん。陽水お手弾きのギター」

その後、井上さんをバックにあて先が表示される
タ「あて先は、今週もこの、名アルバムを出しました井上陽水さんから」
井「日常に転がっているいろんな響きをしっかりとらえて
  歌ってあげてね」(会場笑)
タ「何いってんだか…」