2002年全作品

（トーク）
タ「お相手は、いつも遅刻するのでロケ弁も食べてない
　　でしょ？」（会場笑）
安「そうですよね…」
タ「まぁロケ弁のことを聞いてもしょうがないので
　　まぁ今年を振り返って、なんか悲しかったなとか
　　いうことある？」
安「今年の頭から、全力投球でやってました、1日3枚
　　絵を描いてたっていう、携帯アニメサイト」
（安斎さんの携帯SO504iの待受け画面のイラストを映す）
タ「あーはぁ」
安「物の見事にですね、年内で打切りが決定しまして（会場笑）
　　ほら、電話かかってきちゃいましたよ」
タ「仕事の催促でしょまた（会場笑）遅れてるんだよ」

1作目は、「日本シリーズまであと2日」の東京ドームで
清掃作業員がトイレのドアを開けると、隅っこで原監督の
ユニフォームを着た人が祈ってました。

2作目は、男性客がラーメン屋に入り、カウンター席に座った
とたん、まだ注文もしてないのに、いきなりラーメンが出て
きてました。

（トーク）
タ「なんか、変態の傾向はないの？」
安「僕あの、小っちゃい時の最初のオナニーをですね
　　自己流で始めたんですよ。オナニーやってて擦って
　　いるうちにですね、なんかいい感じになったんで」
タ「はぁはぁ」
安「そのまま、擦りパターンに入ったんですよ」
タ「擦りオナニーに入ったわけですね」
安「絶頂期に入りますと、上向きたがるんですよね。
　　それを一生懸命こう下に、下にってしてると、
　　手が滑るとですね、上にパチンッと」
タ「若いとね」
安「これはなんかこれは…」
タ「違うなと」
安「これは違うなと思って、俺すっかり変態ですかね？」（会場笑）
タ「いつも変態ですよね」
安「もうびっくりしました」

1作目は、サラリーマンが公園のベンチでコーヒーを飲んで
いると、そばをセクシーな女性が通りかかり、股間を抑えながら
怪しい顔で妄想していたら、そばの砂場で遊んでいた女の子
2人が怪訝な顔で男性を見ていました。

2作目は、「イメージクラブこすぷれ天国」で、男性客が「エース工業
営業部　加藤裕一」と書かれた名刺を嬢に渡し、その後男性は
関取の格好になり、まだ女性が着替え中なのにプレイを求めてました。

タ「どういうイメクラだったんだろうな」
安「あるらしいですよ。僕女王様から聞いたんですけど
　　お相撲をとりにくる人がいると、言ってましたよ」
タ「ほ〜」
安「女王様は2人呼ばれるらしいんですけど、必ず1人が
　　行司になり（会場笑）1人は回しをつけ、マジで相撲を
　　やりに。ほいで四股とか踏まされるらしいんですよ、
　　最初に。女の子を厳しく鍛えるのが好きみたいで、
　　強いんですって、とにかく本気みたいなんです、もう
　　マンション叩きつけられたりとかするみたいですから」

（トーク　本編が地図の回だった）
安「（手を挙げて）チーッズ…（会場笑）ちょっとスチャダラ
　　っぽく挨拶してみたんですけど、ダメですね」
タ「こういう人がいますからね、地図はね」
安「地図はねってどういうことですか」
タ「興味ないでしょ、地図なんか」
安「いや〜」
タ「どっか行くときだけでしょ？」
安「いや、それすらも見ないですね」
タ「あー、ダメだなぁ」
安「ダメなんですよ。こないだですね、一昨日か東京湾を
　　クルーズする豪華客船みたいなのに」
タ「ありますね、２、３隻ありますね」
安「あれで、初島の方までちょっと出て」
タ「熱海まで」
安「クーッっと、いっちゃんたんですよ」
タ「先週ぐらいから泊ってます。富士で」
安「えっ…富士…船の管理も」（会場笑）
タ「船の管理やってますよ」
安「あっ、そうなんですか」
タ「船の無線はちゃんと私聴いてますしね」
安「なるほどアッ、無線からそういう情報が入ってるんですね」
タ「入ってきますし、この間の台風の時はすごかったんですよ。
　　船同士がぶつかりそうになったりなんかして、で、大島の南端に
　　あれは自動車運搬船が座礁したんですけど、その時の無線
　　も全部聴いてましたけどね。緊迫してましたよ（会場笑）
　　それはさておいて…」
安「その船でですね、ミステリーっていうのをやったんですよ。
　　ミステリーを解決するやつ、なんか…」
タ「ホテルとかでやってるやつ」
安「そうそう。それを今度豪華客船で、15周年かなんかでですね」
タ「なんで船でそんなことするんですかね？」
安「そうですよね。いや…」
タ「船っていろいろやることがあるでしょ、今どこ走ってるのか
　　とか楽しみが」（会場笑）
安「いや、もちろんそうですけど…」
タ「そんなことやっててバカみたいですね。そんなものどこかの
　　ホテルでやりゃあいいでしょう」
安「まぁまぁまぁ、ミステリーでもあるじゃないですか、密室の…」
タ「せっかく船に乗ってるんですよ！」
安「そうですよ」
タ「絶対参加しないですよ。俺は船に乗ったら」
安「船に乗ったらどういう参加するんですか？」
タ「俺はもうずーっと船長と交渉して操舵室に入れろ入れないで
　　揉めるだけなんだから」（会場笑）
安「アハハハ…あーいるいる、たまに飛行機とかでよく」
タ「そうそうそう」
安「困られている人」
タ「そのために、そこに入るために私は有名人になったようなもん
　　なんだから」（会場笑）

1作目は、部屋の大掃除で、手伝っている友人が台の下から
エロ雑誌見つけ、ポリ袋にポイしたら、慌てて持ち主が拾い上げ
学生時代に自慰した様子を思い出し、友人が理由を詮索して
いました。

2作目は、外堀通り沿いを走る中央総武各駅停車線の電車を映し
その後、通過した後のレールを映してました。

タ「いいねぇ〜」
安「好物いっぱい出てきちゃいましたね」
タ「俺はね、鉄道ファンってみんな言うけど、俺は本当はレール
　　ファンなんだよ」（会場笑）

その後タモさん、無言でこっそりＴシャツを出し、安斎さんから
「すいません、空耳がメインなんですけど」と呆れられてました。

3作目は、男性3人が砂浜をかけまわり、その後服が宙を舞った後
浜辺で並んで座ってゴシゴシ股間を洗ってました。
安斎さん、「明るくていいですね〜コレ、ご陽気だなぁ」

（トーク）
安「僕、すごいスタジオに久しぶりに編集で入ったんですよ。
　　奥田民生さんがツアーをやっていてですね、それのツアー
　　パンフレットを毎回作ってるじゃないですか」
タ「そうですね」
安「時代は何かと、ＤＶＤだっていういう話になってですね」
タ「あー」
安「ＤＶＤでパンフレット作ったんですよ、ツアーパンフレット。
　　かけると、民生君が止まってるんですずっと。ちょっと
　　震える（会場笑）震える写真って呼んでるんですけど」
タ「あー、自分が止まるわけね」
安「そうです」
タ「自分で静止画をやる」
安「可笑しかったですね」
タ「自分で静止画…」（会場笑）

1作目は、男性が徳島のガイドブック片手に醤油さしに
醤油を入れながら、阿波踊りのテレビ映像にくぎ付け
になっていると、いつのまにか醤油を、広げていた
徳島の地図の「阿波郡」の部分にかけてしまってました。
安斎さん、「醤油好きですよね空耳は」

2作目は、最初ドアップでスキンヘッドが映っていて、
バックしていくとその正体は、屋台舟でビールを飲んでいる
キラーカーンさんでした。

空耳も英語だったので、安斎さん「これ反則だよな」とボソリ。
単純でいいとタモさんいってましたが、「十分手ぬぐいの
価値あり」と、あまりうれしくない評価。

（トーク）
安「パラダイス山元さんは頑張ってましたか？」
タ「頑張ってましたね」
安「なんかですね、あのー飲み屋さんで会うんですよ
　　パラダイス山元とか、亡くなったナンシー関とか
　　敷島関とか」
タ「デブの…」（会場笑）
安「デブばっかりの飲み会がありまして、いっつも
　　振られる話がエロ話なんですよ」
タ「あっ、そうなの？」
安「どうもなんか僕、エロの人と思われてるらしくって
　　ほいで海外に行って絵葉書くれてですね、『いい
　　絵葉書見つけました』って、世界一チンポの長い
　　男っていう絵葉書くれるんですけど、そのハガキ
　　に入ってないんですよ。あまりに長くて」
タ「すごいですね〜」
安「なんか俺を誤解してると思うんですよね〜」

1作目は、男性が銭湯ですべって倒れ、他の入浴客が
駆け寄ってましたが、その人の肛門がヒクヒクしている
のを見て、面白がっていました。
カメラが肛門内部から、笑っている男をうつす格好でしたが、
安斎さん、「明らかに手でやってましたね」

この時タモさん、Mステでサザンの桑田さんが浜崎あゆみさん
に手ぬぐいを渡していたことを思い出し、「意味がわかんない」
と不思議がってました。

2作目は、日比谷公園のあちこちに髪の毛がいっぱい落ちて
いました。タモさん、「大体日比谷っていうのは元海なんだよ、
あそこね。で日比って、海苔の日比。こう立ててあれがずーっと
あって、日比谷って。だから海苔を毛とみれば、意味はあってる」
と語ってましたが、周囲は誰も賛同していませんでした。

（トーク）
タ「まさか捕まったことないでしょうね？」
安「わたくし…」
タ「あっ、あるんだよね」
安「『あるんだよね』はないじゃないですか。やめてくださいよ
　　人聞きの悪い。ほんの10年前じゃないですか…って
　　ウソですよ。やめてくださいよ。捕まってないですよ。
　　空き巣に入られたんですよ」
タ「自宅？」
安「自宅ですよ、家…。イエー！（ピースサイン）」（会場笑）
スタッフ「だめだ…」
タ「何盗られたの？」
安「盗られましたよ。現金とか」
タ「いくら？」
安「15万…20万ちかく盗られました。友達に話したらですね
　　平和ボケとか言われちゃいましたよ。日本人は
　　ダメだよ、平和ボケだからって」
タ「一番いけないのは、高い塀をめぐらして安全だとおもう
　　これも１つのへいわボケ」
両氏「パチパチ…（拍手）」（会場笑）
タ「（手ぬぐいを持ち上げる）」
安「手ぬぐいじゃないですか」

1作目は、釣り装具の男性2人が川沿いを歩いていると、
先に釣りを始めていた男性が竿を振りあげたとたん落雷し、
丸焦げになっていました。

タモさん、「いや釣り竿には落ちねぇと思ってる方がいらっしゃる
と思いますが、テニスのラケットに落ちた例があるんですね
テニスのラケットは金属じゃないでしょ？グラスファイバー。
釣り竿もグラスファイバーですから、十分落ちる可能性が
あるわけですよ。雷が鳴ったらとにかく釣りは止めると」

2作目は、手持ちが12円しかない男性が、麻布十番の道端に
偶然落ちていた500円玉を拾おうとかけよるも、横から尼さんが
サッと500円を拾ってそのまま募金してしまい、男性が恨んでました。

3作目は、男性がそば店でわんこそばにチャレンジしてましたが、
ギブアップした後、店の壁に「当店のチャンピオン　記録504杯」と
書かれた井上陽水さんの写真付きポスターを見て、悔しそうな
顔をしていました。

タ「確かに（井上さんは）食べますよね」
安「食べるんですか？大きいですもんね」
タ「夜中に伊豆に行くときですね、2時ごろカツ丼と蕎麦を
　　食ってるんですよ。2時ころですよ。で、出発したんですよ
　　そしたら、小田原あたりかな？まだ1時間ちょっとしか
　　経ってないんですけど、『お腹減らない？』」（会場笑）

（トーク）
安「もう悩みが多くてですね」
タ「なんで悩むの？」
安「いや〜…」
タ「何もないでしょ。何が？」
安「いや〜、なんか最近眠いんですよ」
タ「悩みじゃないじゃないですか、それ」
安「いや、眠っちゃいけない場所で眠くなるんですよ
　　例えば映画が始まる、暗くなったとたんにすっごい
　　めちゃめちゃ眠くなったりするんですよ」
タ「ものすごい眠いの？」
安「めり込んでいくように、フーッと」
タ「そこまでいくと、ナルコレプシーという病気ですね」
安「そうですか？」
タ「あのー、亡くなられた作家の阿佐田哲也さんが
　　そうだったんですけど」
安「あっ、そうなんですか」
タ「新宿歩いてたら、たまたま阿佐田さんが向こうから
　　昼間きたんですよ。それで、『阿佐田さ〜ん！』って
　　言ったの。（その後倒れこむように）フッと」（会場笑）
安「アハハハ…」
タ「えーっ！！って、ホントに、路上で。あーってみんなで。
　　それになる前兆じゃないですか？医者行った方がいいよ」
安「そうですか。でもどうしたらいいんですかね？」
タ「あれどうしようもないね。だから行っても同じ」（会場笑）
安「行ってもどうしようもないですか。そうか〜」

1作目は、男性がベッドの上で汗を流しながら必死に耐えて
いましたが、砂時計の上の砂が無くなったとたん…。
背後の備品（新聞記事）が落ちるトラブルがVTRを見る前と
VTR中に発生し、タモさん、肝心な空耳部分を見逃してしま
ってました。
タモさん、「昔なんか、ソープランドに行って、『お客様、こちら
です』って（手をにぎったとたん）アッ…っていったお客がいた」

2作目は、「スナックあいき」のカウンターでサラリーマンの男性が
飲んでいると、後ろから泥酔状態の禿げた爺さんがぶつかり、
男性が昔の怒られた記憶を思い出してましたが、当の恩師は
ドンチャン騒ぎをしてました。

（トーク）
安「あの〜、僕ストラップ作ったんですけど」
タ「あー」
安「一応、ちょっとこういう、ネジじゃないですけどつけまして」
タ「おー、ストラップ。あれこっちをつけるんじゃなくて」
安「こっちをつけるんですよ。これメジャーを噛んでるっていう
　　『メジャーに噛みつくぞ』っていう…」
タ「あー、そうですか！」
安「いや、今考えたんですけど」（会場笑）
（テロップ：10月17日から群馬県高崎フーチャーラッツ・ギャラリー
　にて安斎肇個展「★♥♥」開催）
安「一応、このメジャーも全然…」
タ「俺携帯持ってないから無線機に付けますよ」（会場笑）
安「無線機…」

1作目は、公園のベンチに座っている男性の前に、謎の上半身
ハダカ男が現れ、自分のワキ毛を抜きそれを指でピーッとなぞると
長さが伸びたので、男性が驚いてました。
安斎さんが、「もっといい絵にしたほうが」と感想を述べたところ
タモさん、「あややみたいな女の子が『めっちゃ伸ばした♥』」

2作目は、爺がコンビニで、ワガママなお坊ちゃんを背負いながら
両手にカゴいっぱいの買い物をしてましたが、レジの手前で
力尽きてしまってました。
安斎さん、「ホントにディスコの『それそれそれそれ！イケイケイケ
イケ！ですねこれ」と言ったところ、タモさん、手拍子を打ちながら
「♪あんたさんのちょっとイイとこ見てみたい」

3作目は、指で１，２，３，４，５を数えたとたん手が画面から消え
その背後ではベッドで…。

（トーク）
安「もう全然親孝行ができなくて、ダメですね」
タ「ご両親は？」
安「もうバリバリ健在なんですけど、元気ですからね」
タ「うーん」
安「なんか一度…」
タ「親孝行しようにも、待ち合わせ時間に間に合いそう
　　にないもんね」（会場笑）

1作目は、腹を空かした男性が麻布十番を歩いていると
やつめ屋の軒先に「本日全品半額」というチラシが
出ていてさっそく入店し、「うめぇー！！」と絶叫しながら
うな重を堪能してましたが、肩をたたかれ渡された伝票を
見たら6000円と書かれていて、びっくりしていました。

タ「何これ、何これ！」
安「素晴らしい〜」
タ「長いね〜」
安「いいね〜、これ空耳のために歌ってるようなもん
　　ですね」（会場笑）
タ「これ誰が歌ってるの？今の部分」
安「誰なんですかね、この部分」
タ「ホセ・フェリシアーノじゃないよね」
安「違いますね。あんな声じゃないですもんね。もう今や
　　あんな声になっちゃったのかもしれないですけど」
タ「ユアン・マクレガーか、コーマンだろうね」
安「マクレガーかコーマンですね。これはコーマン臭い
　　ですね」（会場笑）

絵コンテも描かれていることを考慮してジャンパーになりました。

2作目は、健康ランドの足湯の様子を映してましたが、
ジャンパーの後ということで、かわいそうに、タモさんに
「なめんな！もうこれ（手ぬぐい）やるから帰れ帰れ！」
と言われてしまってました。

（トーク）
安「僕テーマパークを作ったことがあるんですよ」
タ「へぇ〜、何のテーマパーク？」
安「えーっとですね、ドラクエのような、こうそれぞれ
　　１つずついろんなチャレンジをしてはハンコをもらい、
　　シールやコインをもらい、それでどんどん強くなり
　　最後は最終ステージで、もう1番強いやつと戦う」
タ「へぇ〜」
安「一番強い人っていうのは、お姉さんなんですけどね」
タ「…行こうかな？」（会場笑）
安「違いますよ。そのお姉さんじゃないですよ」
タ「それを風俗に応用できないかね？」
安「うーん…」
タ「耐えたりなんかをしなきゃいけないね」（会場笑）
安「いろんなとこやんなきゃいけないですからね」
タ「いろんなとこやんないといけない」
安「嬉しそうですね〜」
タ「いいかもしれない。誰かにアイデアを売ろう
　　いきましょうか。どっかに行くかもしれない。もうネタ
　　ないかもしれないからね、風俗関係はね」
安「あー、そうですね」

1作目は、オフィスで全社員が必死に机などを探していましたが、
1人の社員が余裕顔でせんべいの袋を開くと、勢い余って
飛び散ってしまってましたが、その時社員のカバンに他の
社員の給料袋が顔を出し、修羅場になってました。

2作目は、目の手術を終えた女性患者が、包帯を外して目を
開けると、家族2名と医者の格好をした渡辺祐さんがいて
ビックリしていました。

（トーク）
安「あの〜、うちの事務所のトイレは、共同トイレなんですよ
　　男子があまりキレイに使わないと。で、犯人がいるん
　　ですよ、1人、明らかに」
タ「どういう風に汚くしてるわけ？」
安「その人はですね、右側の便座の裏を汚すんですよ。
　　小の場合、あのゼロっていうやつ（便座）を上げなきゃ
　　いけないじゃないですか。あれをガッと上げると、もう
　　まるであの庭にある石をひっくり返して、こうゲジゲジが
　　いっぱいくっついていたみたいに、ガッとこうついてる
　　んですよ」
タ「あーはぁはぁ」
安「それを見ながらするものイヤじゃないですか。こう
　　ティッシュをカラカラっとして…」
タ「（犯人は）なんていう人？」（会場笑）
安「知らないですよ！」
タ「イヤだね、でもそれねぇ」
安「でしょ？僕もね、最初は他人のものだからね、イヤだった
　　ですけどね、今じゃもうすっかり慣れましたよ」（会場笑）

1作目は、男性が求人誌を見ながら歩いていると、「契約社員
若干名募集」の張り紙を見つけ、さっそく面接を受けると、
怖そうな面接官から雇い主からいきなり「当社契約要綱」の
「当社の社員になる為には契約金が1000円になります」という
部分を見せつけられ、逆に男は「月給制？」と詰め寄ってました。
タモさん、「ポール・ヤングちゃんと発音しろよ」

2作目は、若者2人が歩道でヒップホップを踊っていましたが、
車道側では中年3人が踊ってました。
タモさん、「奨励賞として」と手ぬぐい。

（トーク）
安「小料理といえば…京都」
タ「あっそう？（会場笑）小料理は京都じゃないでしょ
　　やっぱり、東京じゃないですか？」
安「そうですか。京料理とか」
タ「小料理っていうのはちょっと逃げてるっていう
　　ニュアンスもあるんだよね」
安「あ〜」
タ「『ちょっとこれアレだな』『いや…小料理ですから』
　　とかなんか」（会場笑）
安「何なんですか、甘えてるんですか」
タ「なんか甘え…そこが俺嫌いだったんだよね。小料理に
　　甘えるっていうのがさ」
安「家庭料理はよくこうやって（扉をガラガラと）やると
　　『お帰りなさーい』っていうお店ですかね」
タ「家庭料理はだから、お酒中心じゃないでしょやっぱり」
安「ふ−ん、そうかそうか」
タ「まぁその分あの、ママは多少…ブスと」（会場笑）
安「言うなあ〜」
タ「綺麗な着こなしとか」
安「着物がきれいとか、あーなるほど。ホントは京都の
　　話を…京都で個展やるんですよ。その話をしようと
　　してたんですけど」
タ「ゴメンね」
安「いえいえ、いいです」
タ「個展やるの、いつ？」
安「えー、9月の17日から」
タ「どこでやるんですか？」
安「京都のナントカギャラリーというところで…」
タ「誰がどう行きゃいいの？（会場笑）まぁ一応
　　スーパーで出ると思います」
（テロップ：安斎肇展　9/17〜9/29 トランスポップギャラリー）
安「よろしかったら」
タ「お願いいたします」

1作目は、蒸し暑い真夏の芝公園の様子と、体を拭きながら
歩く上半身裸の男性2人を映していました。

2作目は、壁に貼られた女性の裸のポスターを見ながら
座って手を動かしている男性の背後から、前に回ると
実際は木で彫刻を彫ってました。
両氏、「これはやられたなぁ〜！」

（トーク）
安「僕あれなんですよ、日記をつけてるんですよ。あの〜
　　日経クリックっていう雑誌があるんですけど」
タ「はぁはぁ」
安「それで、なんか日記つけないかって言われて、」
タ「俺も2回やったけど、やっぱダメ2週間も持たないね」
安「連載にしたほうがいいですよ」
タ「いや、連載にしたくない」（会場笑）
安「本気で嫌がんないでくださいよ」
タ「あ、でもそうしないと続かないよね〜」
安「でも他人に向けてますからね、ほとんどの場合」
タ「そうなんだよね。他人に読まれる事を意識して書いちゃうのよ」
安「そうなんですよね〜」
タ「絶対『今日オナニーした』とか書かないもんね」（会場笑）

1作目は、一家でカラオケをやってましたが、おばあさんは
盆踊りを、父ちゃんはテーブルの料理を黙々と食べてました。

2作目は、臭う魚の刺身を姉が口にしたとたん、腹にきて急いで
トイレに駆け込んでましたが、便器で苦しむ姉の横で父と弟が
鼻をおさえてました。
タモさん、「便秘じゃないよねあれ、下痢だよね」と手ぬぐいでしたが
ハガキにはＴシャツ希望と書かれてたようです。

（トーク）
安「なんか、おかげさんでＴシャツすっげぇ売れたんですよ」
タ「ホント」
安「安くしたんで」（会場笑）
タ「でしょ？」
安「そいで調子こいて、『これはいいぞ』と、こりゃもう一発いけんじゃ
　　ないかってちょっと思ったんですけど、全然間に合わなくて、
　　200枚くらい余ってるんですけど、どうしたらいいですか」（会場笑）
タ「人間やっぱ調子こくと悪いですね」
安「そうですよね。ホントの相談役みたいな感じになってすいません」

1作目は、男性が泣いてる小さい女の子の前でベロベロバー
をしてあげたら、逆に子供の方から頭をナデナデされてました。
タモさん、「曲名もチャイルドでちょうどいいね」

2作目は、横断歩道待ちをしているサラリーマン他6名の男性のうち
股間を掻いている3名の該当者の所に矢印が現れてました。
タモさん、「役にたたないものに寄生してる」

3作目は、渋谷建設の社員が昼休みに、麻布シティマラソン大会に
出場している社員の様子をテレビで見ていて、苦戦している様子を
みるやいなや、自転車で現場に自転車で向かい、呼びかけてました。

（トーク）
安「あのー、タモリさん納豆を塩で食べたことあります？」
タ「ないね」
安「納豆に『スオ』を入れて食うらしいですよ」
タ「ス…酢？」
安「塩。なんかあの塩を秋田の方ではスオっていうらしい
　　ですけど」
タ「あ、塩のことを」
安「塩をスオって言ってて、ホントにスオって書くらしい
　　んですけどね」
タ「そうそうそう。そうですよ」
安「おばあさんとかは」
タ「秋田とかあっちの方の魚屋に行くと、（メニューが）
　　全部あの方言で書いてある」
安「あっ、そうなんですか？」
タ「アズ（鯵）って書いてある（会場笑）ホントだって」
安「アズはない！」
タ「ホント！あれはアズなんだって（会場笑）いや、ホント
　　だって。アズの横には同じような大きい魚があって、
　　『サンバ』って書いてある」（会場笑）
安「イヤイヤ…書いてない書いてない。ぜーったい書いてない」
タ「書いてある」
安「サンマは間違えてても明らかに」
タ「サンバって」
安「それはウソですよ」

1作目は、野球少年がバットで素振りの練習をしていると、
妖艶な女性に手招きされ、ズボンを脱いで自分のバットを
振っている様子の影絵が映ってました。
タモさん、「素振りばっかして慕ってるってこともあるからね」

2作目は、ブティック店に、客のブラの色をムリヤリ確認する
変態が現れ、試着室にいたおばさんに詰め寄り、結局
イヤイヤながら見せてもらってましたが、青色でした。
「青！」の叫びが最高で、安斎さん「今までで最低ですね！」

（トーク）
安「昔ね、あの〜ジャケットのデザインをやってたときに」
タ「はいはい」
安「地方のクラブ歌手の人とかがレコード出したりするんですよ」
タ「いっぱい出すんですよね」
安「で、撮影したときに聞いた話なんですけどね、すんごい
　　強面の人なんですよその人。なんか歌ってる最中にケンカが
　　始まったんですって。で、まぁいつもの事だと動ぜずに
　　バンドもそのままやってたら、そのうちにソファーを立てて
　　そのソファーの後ろに隠れて、ピストルを撃ちだしたん
　　ですって」（会場笑）
タ「すごいね〜」
安「ドラムがまず消えて、ベースも聞こえなくなった。歌ってるうちに。
　　ベサメムーチョかなんかだったらしいんですけど（会場笑）
　　ギターの人が端っこに行ってこうギター弾いてるもんだから
　　歌わなきゃいけないと。ピストルの音とギターの音で、ベサメ
　　ムーチョ歌ったらしいですよ」（会場笑）
タ「♪ベサメパーン！、ベサメムーチョパンパーン！！」

1作目は、男性が2月1日から15日にかけて、日めくりカレンダーが
めくれていく度に、便器で苦しんでました。

2作目は、朝に女子高生の娘、父親、小学生の弟が出かけに
鏡台の前に集まり、娘は引き出しから茶髪のウィッグ、父親が
カツラ、男の子はズボンのチャックから…。
タモさん、「なんで小学生があんなところから入れなくちゃいけないんだ」
評価は手ぬぐいだったので、安斎さん「タモリさん最近面白かったね〜
って言ってよく手ぬぐい出しますよね」と苦言を呈したところ、
「こっち（Ｔシャツ）出すのが面倒くさい」とのこと。

（トーク）
安「なんか、僕今『勝手に観光協会』っていうのをまた
　　やりだしたんですよ。みうらじゅんと2人でまわって、
　　それでその土地のご当地ソングをつくるっていう…」
タ「あー、はーは。勝手にね」
安「みうら君がギター弾きながら、僕はオカリナで…」
タ「ご当地ソングを作ってるの？」
安「そうなんですよ。僕、一番最初に買ったのが、すっごい
　　安いやつで、穴がホントに１０個しか空いてないやつ
　　だったんですよ。そんで、本物志向してみようかなと
　　思って、素焼きのこんな高そうなやつ買ってみたんですよ。
　　穴が１５個くらい空いてるんですよ」
タ「あっそう」
安「しょうがないんで、ティッシュ丸めて詰めてるんですよ」（会場笑）
タ「正式に習ったほうがいいんじゃないの？それ」
安「そうですよね」

1作目は、荒川の土手を女性が歩いていると、側から声をかける
男達が次々に現れ、最後にはバックを捨てて逃げていました。
ちなみに投稿者は音楽家の近田春夫さんでしたが、
安斎さん「しょうがないなぁ…近田さん50になったというのに」

2作目は、警察の上司が派出所に来たとき、巡査がバナナで
コケて滑りながら敬礼をしてました。
タモさん、「ビデオ面白いし、軽い歌のノリもよかった」とＴシャツ。

（トーク）
安「もう、ワールドカップでボロボロになっちゃいましたよ」
タ「どっか行ったの？」
安「行きましたよ。イングランド‐ブラジル戦」
タ「あ〜」
安「ホントにブラジルの人とかですね、点が入ったらブワーッて
　　大騒ぎになるんですね。通路の所をですね走って、係の人が
　　止めに入ったんですよ。（手を広げて）『止まってくださ〜い』って、
　　止めに入ったら、ハイタッチだと思って、バーンって（会場笑）
　　ほいでそいつの所に抱き着いちゃったんですよ。そいつ警備の
　　格好してるんですよ。警備の奴、帽子ガーッと取られて、そいつ
　　今度追っかけてオーッってやってると、どう見てもそれサポーター
　　に見えるんで（会場笑）一緒に騒いでいるように」
タ「面白いね」
安「もうね、陽気さにはかなわないですね、やっぱり」

1作目は、作業員の男がタバコをポイ捨てし、通りがかった
サラリーマンにタバコが当たって、取っ組み合いのケンカに
なってましたが、作業員側が痰をはき、サラリーマンの
おでこについて、火に油を注いでました。

2作目は、男性が麻布十番の街を歩いていると、ビルとビルの
間に挟まって出られなくなっているデブの男性を発見。

タ「イッセー尾形のネタでありますよね。表出ようとしたら
出られないのよ、はまっちまって。それでちょっと奥行ったら
いいのかと思って奥行ったらもっと、もう二進も三進も
いかなくなって、『えっ、まだ奥あるのかな』と思って手を
伸ばしたら、誰か（他にも）人がいたっていう」（会場笑）

（トーク）
タ「誰が言ったかいら…誰が言ったかいらないが
　　じゃないや」
安「あれ？」
タ「言われてみれば確かに聞こえる空耳アワーの
　　お時間がやってまいりました。お相手はこの方
　　でございます」
安「どうも、安斎です。こないだ国立競技場を見に
　　いったんですよ。それで中はいってビールでも
　　飲もうと枝豆買ったら、枝豆は売ってるけどビール
　　売ってないんですよ」
タ「枝豆だけ食べる楽しみってあんま無いよね」（会場笑）
安「そうでしょ？FIFAの決まりがあるんですよ」
タ「FIFA、おかしいよFIFA.。言いにくいしおかしいよ」（会場笑）
安「言いにくいこと突っ込まれても…」
タ「チケットは何やっても、金券やったり…えっ？こんなことを
　　言ってるけど、FIFAの裏にマフィアついてたらどうする？」
　　（会場笑）
安「まぁ、FIFAもいいじゃないですかね？」
タ「…FIFAもよくやってるよね」（会場笑）
安「なんで貰ってもないのに肩もってどうするんですか」

1作目は、コンビが漫才を披露しながら客席を見ると、
林家ぺーさんただ一人でした。
タモさん、「ペーさんもよく出てくれるよね」

2作目は、酔っ払った男が自宅に帰って玄関先で倒れ、
目を覚ますと背広のまま風呂桶に入っていました。

（トーク）
安「もう、大変っすよ」
タ「ん？」
安「まだサッカー見てるんですけど」
タ「あ〜」
安「すいませんね、ずーっと」
タ「サッカーのためにテレビ買ったみたいですね、
　　ハイビジョン」
安「買いましたよ！もうプロジェクターを。まず家を
　　ですね、ハイビジョンにしたんですよ」
タ「家をハイビジョンにした！すごいね〜」（会場笑）
安「もう、ハイビジョンの家にしましたから」
タ「壁なんか細かいんだろうね（会場笑）
　　14インチで見てる奴いるからね、サッカーを」
安「14インチでですか？こんなくらいで」
タ「わかんないだろ」
安「小さい動きとかわかんないですよね〜」
タ「じゃあ参りましょうか」
安「もう大変ですよ。36回ローンにしてですね」
タ「そんなことは知ったこっちゃございません（会場笑）
　　１インチ1回ローンか大体、ハハハ…」

1作目は、便器にはまって尻が抜けなくなった男の子が
救急隊によって便器ごと通りを運ばれていました。

2作目は宗兄弟2人と久本雅美さんの顔写真のお面を
つけた人がジョギングをしてました。

（トーク）
安「大変ですよもう、ワールドカップモードで」
タ「うーん、私はね中津江村にね5回くらい行ったことある」
安「そうなんですか？」
タ「ものすごい田舎ですよ！」
安「いや〜、でもすごい平らできれいな」
タ「そうじゃないですよ。こんな（Ｖ字谷）とこにあるんです
　　けど土居がこう…」
安「谷底なんですか」
タ「福岡空港を下りまして、高速で乗りまして久留米方面
　　に行きまして、左折して…」
安「左折…」（会場笑）
タ「大分自動車道っつうのに乗りまして、下で降りる
　　ずーっと熊本の方に行きますと、突然あるところ
　　なんですよ」
安「はぁ〜」
タ「そこへカメルーンがくる」
安「あの市長がね挨拶で『私の名前はカメルーンです』
　　ってフランス語で言ったらしいですね（会場笑）
　　みんな大爆笑になっちゃって、選手が」
タ「昔新日鉄釜石が何度目かの優勝をして、釜石に凱旋
　　して、全員いるところにその当時の市長が挨拶にきた
　　んですけど、『この度国立劇場で行われました』…」
安「ハハハ…」
タ「国立競技場だよ」
安「国立競技場…」
タ「内輪の皆さん」（会場笑）

空耳のＶＴＲは水槽の中にチーズが落とされ沈んでいました。
タモさん、「これ誰も気が付かないんじゃないか？」

（トーク）
タ「おっ！ネクタイしてるじゃん」
安「そうですよ」
タ「どうしたの？」
安「スチャダラパーのマネージャーの人の結婚式だったんですよ」
タ「あっ、そう！（ネクタイの裏のデザインを見て）これ何？」
安「これはウェールズの代表の、ライアン・ギグスっていう人の
　　ネクタイなんですけど」
タ「へぇ〜」
安「ウェールズはワールドカップに来てない…」（会場笑）
タ「関係ないじゃない」
安「応援してるんですよ」
タ「ウェールズ好きなの？」
安「好きですよ。ウェールズっていうかライアン・キグスという
　　選手が好きなんですけどね」
タ「あぁそう」
安「でもすごかったですよ、そっちの結婚式で。いとうせいこう
　　さんが司会だったんですけども、いとうさんもスケジュールは
　　全部ワールドカップに合わせてるって言ってましたから」
タ「へぇ〜」
安「放送時間、その日はもう絶対に入れないと」
タ「好きだねぇ〜ほぉ〜」

1作目は、男性が小便器でオシッコをしている様子を映してたのですが、
いかにもそれらしい声だったので大爆笑。

2作目は、女性がエプロン姿でパン粉を出していましたが、その横の
パンと広げたパン粉、背後からのパンティ姿、カツにパン粉につける
姿とまた背後からのパンティ姿を映していました。
「パンティ」のパンは、「ROCK」という声と背後の「バン！」という
音がうまく融合してこのように聞こえると両人推測。

（トーク）
安「三瓶〜です」
タ「何やってるの？」
安「いやなんか…（会場笑）あの、三瓶さんっていっつもサッカーの
　　ユニフォーム着てません？日本代表の」
タ「そうなんだよ、サッカーのユニフォーム。でもあいつは
　　高校の時野球部だったらしい（会場笑）普段話さない
　　からね、あいつね」
安「あっ、そうなんですか？」
タ「『あ〜い…あ〜い』って（会場笑）　行きましょうか？」
安「僕の個展は…」
タ「個展だよ！」
安「いいですもう」
タ「個展いつやるの？」
安「えーっと、もうほとんどですね、このワールドカップの
　　決勝の頃始まるんですよ」
タ「なんでぶつけるの？ワールドカップに」
安「やっぱりもう…」
タ「弱いじゃない」
安「サッカー好きとしたらドーンと、ほいでサッカーのやつで
　　ちょっとやったりとか」
（テロップ：安斎肇展「4peace-サッカーとケータイと鼻唄と私‐」
　6月28日〜7月21日東京原宿-LAPNET SHIP 入場無料）
タ「あっ、サッカーのあれもあるんだ。グッズも売るんだって？」
安「ウヒヒ…やりますよ、また」
タ「赤字こくだろ、あのグッズは」
安「そうなんですよ！タモリさんがあんなこというからホントに
　　売れなかったんですから！」（会場笑）
タ「ホント高いよ」
安「そうなんですよね、問題ですよね」

1作目は、男性が華珍楼という料理屋に入ると、店内で野球の
試合が行われてました。安斎さん、「井上陽水さんみたい」

2作目は林家ぺーさん本人が家に帰ると、パー子さんが
玄関に仁王立ちしていて、若い女性とイチャイチャしている
証拠写真を見せて攻めまくり、最後に体育座りで落ち込んでました。
（原詞が違うとの指摘がありました。横線で消して
あるのは番組で出ていたテロップの方です）

（トーク）
タ「今日は予備校にきてるんですけどね」
安「はい」
タ「予備校なんかいったことないでしょ？」
安「予備校行ってましたよ！あのー一応美系というか
　　技術関係も、お茶の水美術…」
タ「えっ、美大に行ったんですか？」
安「美大にいけなかったんですけどね」
タ「独学で」
安「独学…アハハ（会場笑）専門学校です。専門学校で
　　桑沢デザイン研究所」
（テロップ：安斎肇は「桑沢デザイン研究所」の卒業生）
タ「あっ！有名じゃないですか」
安「一応稲川淳二さんなんかもそうですよ。あとスチャダ
　　ラパーさんとか、そうなんですよ…あんまりいないん
　　ですけど」（会場笑）
タ「あんまりいない…そりゃおみそれしました」
安「すいません、もう」

1作目は、バーでスーツ姿の男性に店員が冷えたタバスコを
出し、飲んだとたん体中の筋肉がモリモリになってました。
タモさん、「物語的にあまり面白くない」と手ぬぐい。

2作目は、男性3人が寝ていて、3人がお腹が空いている中
ハンバーガーを１つみつけて3人で奪い合うようにかじる
ところで夢から覚めると、みんなで湯たんぽをかじってました。
タモさん、「出来とかなんとかよりも、チンクエッティにねひとつ
…あっ、そこまでいかないな」と、急遽手ぬぐい。

3作目は、家族が家で休んでいると、父親が雑誌の横浜特集を
見つけて提案し、家族全員で横浜へ出かけるも、間違えて「舞浜」
に行ってしまってました。
タモさん、「あんまり長くて物語が思い出せない」
「こりゃ間違いよ」のところまでいったときには、腹がよじれました。

（トーク）
安「また、あの大変なことになっちゃいましたよ」
タ「うん」
安「3か月くらいそのまんまにしといた仕事があったんですよ」
タ「うわ〜」
安「ビデオの仕事で、ついにそのあの、ディレクターやってた
　　デザイナーが怒って、『これからカメラを持っていくから
　　その尺分だけ裸になって踊ってくれる？』って言われて
　　（会場笑）それはさすがにできないからって…」
タ「どうしたの？それ描いたの？間に合わないでしょ」
安「いえ、もうその人とは絶交になっちゃいました」（会場笑）
タ「ほーら、もうそうなるって！もうなんでやんないのかね
　　この人は」
安「裸で踊れないじゃないですか」
タ「『まぁわかった、私裸で踊りましょう』って言ったら、『あっこの
　　人はなかなか面白い人じゃないか』っていって、『じゃあまた
　　頼みますよ』になるでしょ？」
安「あー、なるほどね」
タ「そこでアンタ『踊りません』って言ったら、そりゃ絶交になるよ」
安「そうですよね…」（会場笑）
タ「じゃあ行きましょう」
安「なんか、くらーい気持ちになって」
タ「これも遅刻しなくなってなんとか首はつながってるけど
　　あんまり遅刻すると今頃無いよ。パチンコかなんか
　　やってるかもしれないよ」
安「メチャメチャ現実的な話ですね」

1作目は、刑事3人が白い粉の袋が入ったジュラルミンケースを
開け、そっと、『踊る大捜査線』の織田裕二風の人が白い粉を
舐めてみると、口からシャボン玉が発生していました。
タモさん、歌詞を読み上げ「軽いね〜！」

2作目は、ヤクザの子分が１日の仕事を終え、和室の掛け軸
の裏にある裸の女性の絵に、下半身をへばりつけてましたが、
壁の裏から兄貴が、子分のイチモツを引っ張ってました。
タモさん、「反逆ですね〜」

（トーク）
安「いや〜、しばらく前まですっごいダーツやってたんですよ」
タ「俺もおととしの正月は、親戚と」
安「あっ、そうなんですか！いいですね〜」
タ「おもちゃのやつあるじゃない、これくらいの」
安「僕も持ってますよ、あの」
タ「10円とか賭けて」
安「よく、こうビールとか賭けたりしてやるんですよ」
タ「賭けると盛り上がるね」
安「やっぱビール1杯とかが、なんであんなに執着するのか
　　みたいに。本気になって怒る奴いますからね」
タ「そうそうそう」
安「『足出てた！』とかいう奴いますからね」
タ「マッサージはやるの？」
安「マッサージはダメですね。なんかくすぐったくて
　　ダメなんですよ」
タ「こんなとこ（首の後ろ）押されると…」
安「いやもう…」
タ「あっ、アンタ凝ってるよ！」
安「凝ってますよ〜」
タ「すごいよこれ」
安「もう、骨かっていうくらい」
タ「うわ〜、すごいよこれ」
安「ハッハッハッ（勝ち誇った顔）」（会場笑）
タ「（引き続き揉みながら）こーれ、すごいよこれ」
安「痛いっす…」
タ「これ、遅刻凝り？（会場笑）これ、あなたすごいよ」
安「そーですよ！」
タ「これあなた気持ちよくないの？こうやられて」
安「気持ちいいっていうとこまで行くのが大変なんですよ」
タ「何、大変って？」
安「気持ちいいっていうとこまで押してもらう間に、相手が
　　くたびれちゃうんですよ」
タ「そうだよ、これ酷いよこれ」
（タモさん、立ち上がって揉み続ける）
安「イタタタ…」
タ「ほら、これ酷い」
安「そうですか…ありがとうございます。なんかタモリさんに
　　そんなやってもらったら」
タ「こりゃ酷い。相手疲れるよこりゃ」
安「そうなんですよ」

1作目は、年配の女性が「激安ハイヤー　1日5000円！」の
チラシをみて電話で予約し、いざ娘と出かけようとしたら、
ハイヤーの運転手がそのまま去ってしまい、不思議に思って
いると、チラシの右下に「運転手は別料金です」の文字が…。
タモさん、「これ結構好きだな」ということでTシャツ。

2作目は、男性がレストランで女性2人と話しながら、
チンポジをさりげなく変えてました。
安斎さん、「これ野球やってる時の映像とかでもよかった
ですね。結構選手直してますよね、軽〜く」

（トーク）
安「いや〜、優勝しましたね阪神」
タ「あなたまで言ってるの？（会場笑）バカとはつきあっと
　　れんよ、ホントに」
安「すごいっすよね、盛り上がり」
タ「あのね、特に阪神ファンが信じられないのは、阪神の
　　悪口いうじゃない、本人に。すごい嬉しそうな顔する
　　んだよ（会場笑）とにかく悪口でもなんでもいい、阪神の
　　ことを言ってくれるのが嬉しい」
安「ウフフ…マゾじゃないですか、もう」
タ「で、ああいうんで優勝した気分でやってるのは異常じゃ
　　ないんだって。あれ大阪の各バーでは、ああいう言葉で
　　盛り上がってるんだって」（会場笑）
安「どこでもあれやってるんですか？」
タ「どこでもあれやってるんだって」
安「すごいなぁ〜」

1作目は、男性が部屋に置いてあるイスに本を読みながら
腰掛けようとしたら、簡単につぶれてしまい、よく見たら
段ボールでした。
タモさん、段ボール製の家具があることを話していました。

2作目は、築地の浅田水産でお坊さんが市場で毛ガニを選別し
寺に戻ってそのままかぶりついてました。

（トーク）
タ「お相手は、最近めっきり遅刻が無くなりました…」
安「フフフ…もう時刻表持ってますから。こないだですね
　　駅で普通のカード買おうと思ったんですよ。なんか
　　イオカードみたいなやつ、そしたら駅員の人が
　　『あっ、これが時刻表です』ってくれたんですよ（会場笑）
　　いや、ホントに！」
タ「もうそれだけ有名なんですよ」
安「びっくりしちゃって…ウェ〜、時刻表くれるように
　　なっちゃったって。他の人誰ももらってないんですよ。
　　『これが時刻表です！』っていう風に。『これが！』
　　ですよ。『あなたは知らないでしょうけど、これが』…」
タ「あるんですよ」
安「もう深く反省してます。あの、頑張りますんで多少の
　　クッションはとっといていただいても…」
タ「ダメダメ！これがだんだん広がってくる」
安「そうですか…」

1作目は、バスで痴漢が、ババアというにはちょっと早すぎる、
中年のオバちゃんに手を伸ばそうとしたとたん、隣にいた
男性乗客が手を押さえられ、捕まるかと思ってましたが、
後ろのネーチャンにしろと逆にアドバイスされてました。

Ｔシャツの評価になりましたが、タモさんが先日の空耳同窓会
で、ネットオークションで40500円の値が付いた話になり、
安斎さんが「あの人（参加者）達からお礼メールが。『さすが
タモリ倶楽部、ほったらかしだよ』って」

2作目は、オヤジが娘のマスカラを勝手に使おうとしているのと、
横にあった「ダァー」の格好をしている猪木人形を映してました。
ムリがありすぎる・・・。

（トーク　玉：浅草キッドの玉袋さん）
タ「お相手は今日は大勢います」
（一同拍手）
タ「みんなで空耳。まぁ、外ではまだ空耳の集会が
　　開かれていますけど」
安「呼んであげればよかったですね」
玉「でももしかしたらこの新しいメンバーが生まれる
　　可能性が、１１人目が。オーシャンズ１１が」
タ「オーシャンズ１１」（会場笑）

1作目は、夫が家に帰るとお赤飯が炊かれていたので、
奥さんに理由を聞いたとたん、息子のパンツを下ろして
喜んでました。

2作目は、おじいさんが床で死にそうになっているなか、
力をふりしぼって言った最期の言葉は嫁の肩にフマキラー
がくっついていることの指摘でした。
この日は、さすがに力作ぞろいです。しかも投稿者が同一
人物なのが、もっとすごい！

番組内で紹介された、Tシャツ獲得者のエピソードなどは
こちらをご覧下さい

（トーク）
タ「メンコとかビー玉とかやった？」
安「そうですね…あんまり強くなかったですけど、
　　１個だけ『ポン』っていうのがあったんですよ。
　　ポンって言ってですね、このくらいの日本酒の
　　小さな瓶とかに貼ってあるようなラベルだと思うん
　　ですけど、ポンッと（台を掌で叩く）この空気だけで
　　持ち上げるんですよ。紙を、１枚」
タ「それなんか、牛乳のフタとかでやんなかった？」
安「牛乳のフタでもやってましたけど」
タ「やってたよねぇ？」
安「１番はその日本酒の、そのラベルだったんですよ」
タ「へぇ〜。それ取り合うの？」
安「そうです。でこうひっくり返して」
タ「相当酒飲まないといけないよね」（会場笑）
安「ハハハ…小学生がですか。そうですね」

1作目は、3月8日の「歯〜変だね」で登場していた、宝島社の
薮下さんが、会社の前で手を羽のようにバタバタさせていました。

2作目は、４０度を超える監獄の中で、１人の囚人が酔っぱらい
ながら戻ってきたので事情を聴いてみると、突然刑務官に
「先に来い！」と指をさされて外に連れられ、刑務官にムリヤリ
水と思ったものを一気飲みしたら、JINROを飲まされたとのこと。

（トーク）
タ「今日も正確に言うと遅刻だよ！」
安「はい…」（会場笑）
タ「20分ね」
安「ダメでしたね〜。もうすっごい言われるんですよ」
タ「そりゃ言われるでしょ、俺だって言われるんだから」
安「なんでタモリさんが言われなきゃいけないんですか？」
タ「みんなに『遅れてたんですか？』って」（会場笑）
安「（頭をうなだれる）」
タ「『相当遅れてたんですね』って言われて」
安「私もあの放送があった直後から、メールは入るわ
　　電話は来るわでですね、来る人来る人みんな
　　『すいません、私の締め切りでいつもなんかご迷惑
　　かけて』ってみんな言うんですよ（会場笑）中には
　　『タモリさんの方がたぶん私より時給が高いと思うんで、
　　タモリさんの方先に行ってください』って言われて」（会場笑）
タ「かえっていいじゃないの、かえってやりやすくなって」
安「すごいやりやすくなっちゃったんですけど、また今日も
　　こんなの言われちゃったらまた…」
（テロップ：今回は安斎さんの本業の話でトークが長引いていますが
　空耳作品はありますのでお楽しみください）
タ「なんで遅れるんですかね？やっぱ遅れてるわけでしょ？
　　いろいろ描いて…」
安「最近なんか締め切りがキツいんですよ…」
タ「いやいや、そんなことない」
安「昔の締め切りというのは、締め切りという名の柵はいつの間にか
　　知らない間に（後ろにズレるジェスチャー）…」
タ「そりゃあなた自分でやってるだけでしょ！タモリ倶楽部も『４時に
　　来い』っていうのは『本当は５時でいいな』と自分で自分をこう柵
　　やってるわけでしょ？中央線を変更するみたいに（会場笑）
　　道路を、朝と夕方に。そうでしょ！」
安「今はデジタルの時代ですからね。メールで送ってくれって
　　言われるんですよ。『わかりました。それじゃ今外なんですけど
　　ここで受け取れますから』って言われちゃうんですよ」
タ「言われたけど、できてないんでしょ？」
安「できてない…（会場笑）『もうちょっとなんですよね〜』なんて
　　言いながら」
タ「『できたら今持っていきますから』とかなんか言いながら、
　　電車の中でやってたのが」
安「そうなんですよ。できなくなったんですよ」
タ「逆風だね！」（会場笑）
安「時代はね、そうですね正に」
タ「今デジタル化だから、どんなことがあっても」
安「昔は絶対『いや、出すのは原画じゃなきゃダメですから
　　原画の味がありますから、原画を取りに来てください』って
　　言って、取りに来る間にやるんですよ。だから俺イラスト
　　早くなったんですよ、すんごく（会場笑）もう、簡単なイラスト
　　しか描けなくなったんですけどね」（会場笑）
タ「何を言ってんだこの人は！だんだんとそういう風になってきて
　　もう言い訳がきかなくなってきたわけですよ。ねっ！そうでしょ。
　　いろんな校正なんかもすぐできるわけでしょ？デジタルの
　　やり取りで」
安「そうなんですよ」
タ「例えば色なんかの打ち合わせも（メールの）やりとりですぐ
　　できるわけでしょ？すぐ」
安「そうなんですよ。すぐなんですよ」
タ「『こういうの、じゃあ行って説明しますよ』とか言わなくて
　　いいわけでしょ？やりとりで」
安「『いや、うちで（色を）付けますから！』って。僕の絵に」（会場笑）
タ「ハハハ…」
安「『じゃあお願いします』なんて」
タ「そのうち仕事いらないよ」
安「プレゼンとかそうですからね。『あの安斎さんのイラストで
　　プレゼンしたいんですけど』って言われて、『じゃあ新たに
　　描きますから、任せてください』って、で締め切りになって
　　『できてないんですけど』って言ったら、『あの、もううちの方で
　　何パターンか描いてみましたんで』って、僕の絵合成して作って
　　あるんですよ、もう。これがまたいい感じなんですよ（会場笑）
　　いらないのかなあって思いますけどね、ホントに」
タ「いらなくなってきているわけですよ」
安「そうですよね、わかりました。頑張ります」
タ「はい」

1作目は、男が中華テーブルの上にのっている料理をとろうとすると、
他の家族がタイミング悪く回してしまい、どうしても料理が食べられ
ないでいました。最後の「とれへん！」の叫び具合が絶妙。

2作目は、ひったくりの現場を目撃した男性が泥棒を追いかけ、
途中でバイクを拝借してエンジンをかけようとしてもかからず、
バイクの持ち主が、前輪がないことを説明していました。
タモさん、「Ｉ KNOWシリーズだ。故障じゃなんだよなアレ、修理
してるんだもの」とツッコミ。

3作目は、男性が友人宅を訪れるとカギがあいていて、入ってみると
空っぽになった賞味期限が昭和62年のなめ茸の瓶が転がっていて、
ふと見ると、トイレの便器で吐いている友人の姿が…。
久々のジプシーキングということで手ぬぐいでしたが、安斎さん
「まだなんか食えそうですけどね、昭和６２年くらいだったら」と
言ったところ、タモさん「あなた、だいたいもう時間の感覚が無いね！」

（トーク）
タ「お相手は、珍しく時間の前に来た…」
安「（苦笑）」
タ「今日は感動した話なんですけど」
安「元々泣き虫なんですよ。子供のころから」
タ「へぇ〜」
安「ここんところ（目の下）に、こうなんか跡ができるくらい」
タ「ヤな子供だったんだねぇ（会場笑）嫌われてたでしょ？」
安「嫌われてましたよ」
タ「両親からね」
安「えぇ…両親（苦い顔）」（会場笑）
タ「何でも泣くの？」
安「何でも泣いてました。ずーっと泣いてたんですよ。
　　めちゃめちゃ肺が強くなるんですよね」（会場笑）
タ「（強く息をするマネ）」
安「ヒー！ヒー！って」
タ「なるほどねぇ」
安「酸欠になるんですよ。感動する話はないですねぇ
　　ホントに恥ずかしくって」

1作目は、宝島社の前で藪下秀樹さんが口をアングリ開けて、
並びの悪い歯を見せてました。
タモさん。「歯以外も変だもんね、あの人ね」
※高橋力氏の空耳デビュー作です。

2作目は、男の子が、帰り道に2人組のクラスメイトに
声をかけ、テストの点数を聞いてましたが、一人は100点で
もう一人は13点でした。
投稿者が茨城の方で、安斎さん「やっと茨城に名産が一つ…」

（トーク）
タ「お相手はこの方でございます」
安「本当に申し訳ございませんでした」
タ「いえいえ、今日はちゃんと来ましたね」
安「はっ！」
タ「しかも早めに」
安「はいっ！ちょっと分かったんですよ」
タ「何ですか？」
安「タモリ倶楽部のスケジュールを大事に考えるあまりに、
　　タモリ倶楽部のスケジュールを1番に考えてたんですよ」
タ「うん」
安「（スタートが）4時半だとしますね、そしたらですね、
　　その前に２つ入れるんです。2時半、3時半、4時半と、
　　入れるんですよ。つまり、ここ（前の２つ）が飛んでも
　　タモリ倶楽部は間に合います」
タ「なるほどっ！！」（会場笑）
安「ですから…」
タ「大事なものは後にしとけと」
安「そうなんです」
タ「なるほど…」
安「それを気が付いたら、オーッ大発明と思って」
タ「大発明ですよね」
安「確かにタモリ倶楽部遅れて散々怒られて、その後の
　　なんでもない飲み会に間に合ってんですから」（会場笑）
タ「それはおかしい」
安「そうですよね、だから飲み会を前にして…」
タ「前にして…飲み会を前にしちゃダメでしょ！（会場笑）
　　ベロンベロンになっちゃう」
安「そうですよね…」
タ「じゃあ安心してこちらもやれます」
安「ありがとうございます」

1作目は、公園のベンチでエロ本をよんでるオヤジの背後から、
女性が詰め寄ってました。
安斎さん、「なんかキャバクラとか行ったら言われちゃいそうですね」

2作目は、ヤクザ風の男2人組が、背後から女性にライフル銃を
突きつけられて追い詰められ、反撃しようと男の一人が懐から
拳銃を出すものの、火縄銃のような古い型で、あきらめモードに。
微妙に訛っている感じに聞こえるのがミソです。

この日は、放送はありましたが、安斎氏への説教で終了してしまいました。
この回は通称「説教アワー」として、伝説となっています。
タモリさんが、1作目の紹介中に安斎氏が現れたので、中断した形ですが、
その後、読み上げられた人の作品が出てないようなのでボツになって
しまったのでしょう。。。

タ「誰が言ったか知らないが、いわれてみれば確かに聞こえる空耳アワーの
　　お時間ではございますが、こちらの…安斎さんがまだ来ておりません。
　　え〜、いつもだいたい9割の確率で遅刻するんです。
　　ついに私今日少しですね、厳しいことを言わないといけないなと
　　思っておりますが、まだ来ておりません。
　　まあ、今日は一人で始めたいと思います。
　　これ俺がやっちゃってもいいんじゃないのかねえ（会場笑）
　　真ん中にすわってもかまわないんだよねえ（会場笑）
  　（テーブルの安斎さん側に貼ってある紙を拾って）
　　ほらもうスタッフも頭にきてるよ、これ。
　　『安斎様、ピンマイクはご自身でつけてください』って（会場笑）
　　え〜と、これは群馬県前橋市の・・赤井さんですね」
 　（カメラが後ろからこっそりくる安斎さんを映す）
　　「ヒュースティックス（？）、曲名ナーウィッド（？）（この辺、よく聞き取れず）　
　　これを・・・ちょっとね、見てみたいと思います。　それ・・・」
　　（タモリさん、後ろを振り向く）
安「・・・おはようございます」
タ 「何やってるの？」
安「すいません」
タ 「もう始まってるんだから」
安「はい、わかりました…あちゃ…うわ〜」
タ 「ちょっとこれ、一応座って！」
安「はい」
タ 「もうピンマイクも全部自分でつけてくださいって、スタッフも怒ってるんだから！
　　一時間遅刻してるんですよ！一時間俺待ってるんだから」
安「すいません、もう」
タ「どうして遅刻するの？」
安「どうしてなんですかねえ・・」
タ 「いやどうしてなんですかねえって（会場笑）何があったの？でかけに」
安「仕事が終わらなかった・・・」
タ 「じゃあこれ（空耳）は仕事じゃないの!?」
安「いや違います」（会場笑）
タ 「その仕事いつまでにやればいいの、向こうでやってたやつは」
安「え〜それは・・・5日くらい前まで」（会場笑）
タ 「徹夜して昨日仕事したの？」
安「そうですよぉ！！」
タ 「何が『そう』だ・・・」
安「それでもうでかけにタモリさんに会うのに悪いと思ってお風呂
　　入ろうと思ったらまた水だったんですよ・・・」
タ 「なんで風呂入るの！？なんで・・・俺とセックスするわけじゃ
　　ないんだから（会場笑）なんで風呂入らなきゃいけないの！
　　仕事前に風呂入る人って不思議だよタレントで」
安「そうですか？」
タ 「そうだよ」
安「あ〜そうですよね」
タ 「風俗嬢くらいのもんだよ（会場笑）
　　もうねぇ、だいたい9割の確率で遅刻してるのよ」
安「その9割というのはちょっと怪しいですよね」
タ 「怪しくない。だいたい9割ですよ」
安「グフフフ・・・（苦笑）」
タ 「じゃあわかりました。じゃあこれからもう来たらはじめるけど、
 　   来なかったら一人でずっと私やりますから」
安「わかりました」
タ 「その確率を・・・みんなにみてもらえれば（会場笑）わかるわけですよ
　　何割くらい遅刻してるかって」
安「久々に怒られましたね」
タ 「そうだよ。空耳アワーは・・・説教で、もう今日終わっちゃうわけよ」
安「まずいっすよ」
タ 「なんで？」
安「このことですごい怒られるんですから、こっち（スタッフ）のほうが」（会場笑）
タ 「空耳は今日は無いですよ」
安「困ったなあ」
タ 「困ったってしょうがないですよ！　皆様方いい作品があったら・・・」
安「え〜っ！？本当に終わっちゃうんですか？」
タ 「宛先はこのへんまでに」
安「え〜っ！？いいんですか？」
タ 「お待ちしてます、あなたもお待ちしてますから」（会場笑）
安「グハハハ・・・（苦笑）」
タ 「今日はなし！　なし！」

武田広ナレーター「今回は安斎肇さんの遅刻により、作品はなしです」

（トーク）
タ「テレ朝の女子アナで知ってる人いる？」
安「えーっと、しもだいら…（苦笑）」
タ「下平（しもひら）さん、『しもだいら』さんじゃないよ」
安「先日の、ハイずーっと間違えてたんですよ」
タ「下平さん」
安「えぇ、ずっと『しもだいら』さんと思ってて、ほいで
　　あの（空耳年末）スペシャルの時に、上島さんが、
　　なんか『しもだいら！』って言ったら、『下平です！』って
　　いうのあったじゃないですか。
タ「冗談で。あったあった」
安「その時にギャグになってたんで、『そうなんだ、違うんだ』
　　って思って」
タ「確かにね、下平スッピンだとわかりづらいとこあるからね」
　　（会場笑）
安「それはクイズになってるんですか？」
タ「そんなわきゃ…『この写真のうち』」（会場笑）
安「『誰が…』」

1作目は、窓がガラスだらけのビルの清掃をやっている作業員が
ボヤいてました。

2作目は、男性が回っている洗濯機の中を見たあと、
洗濯機の上にうつぶせになってアソコを洗おうとしてました。
タモさん、「あれ見たら洗いたくなったんだろうね。手で洗えば
いいのにね」

3作目は、男性が軒先で日本酒の瓶を次々にラッパ飲みしていて、
4本目を飲んだとたんブーッと吹き出し、ラベルを見ると酢でした。

（トーク）
タ「酒飲んでますか？最近」
安「最近は、例のアレルギーが出たんで、あんまり
　　アルコール飲んでないんですよ。でもお酒の席
　　好きじゃないですか、物凄い好きなんですよ。
　　よく行くんですけど、さすがに何を飲んでるかは
　　わかんないですけど、きてるのはね、酸っぱい
　　臭いがしてくるんですよ」
タ「ゲロ酸っぱいもんな」
安「相手の酸っぱい臭いを嗅ぐ、それはわかりますよ」
タ「あ、そう」
安「昨日、しりあがり寿さんと飲んでて、しりあがりさん…」
タ「キた？」
安「キてました」（会場笑）
タ「電車の中でね、オヤジがねブクッって（口を膨らまして）
　　やってて、『うわっ』って思ってたら、そのうちクッって
　　（上を）見て、電車の中吊り広告、ビリッって破って
　　メガホン状にこう（折って）やって、下折って、それに
　　オエーッ」
安「うわ〜！」（会場笑）
タ「で、吐いてキレイに折りたたんで持ってんっだって。
　　ゲロの達人」（会場笑）
安「（苦笑）」

1作目は、デブの男が塀を乗り越えてました。
タモさん、「ヘイ、リトルデビル♪って曲だよね？」とVTR前に
言ったため、安斎さん「カットされてるかもしれません」と
焦ってました。

2作目は、男性がお台場の海岸を歩いていると、岩場に蒸し器が
おいてあり、さらには横に紐で干物のようなものが干されていて、
よく見るとそのうちの１つがチンポ状で、蒸し器も開けると
チンポ状のものが入っていました。

（トーク）
タ「お相手は、霊感も何もないこのお方ですね」
安「何か僕ね、あれなんですよ。携帯の待ち受け画面
　　やってるんですけど」
タ「はい」
安「毎日この待ち受け画面変えてるんですよ。
  （実際の携帯のカボチャのキャラ画面を出す）
　それ1日1個だったのが、今年から4個描いてるんですよ。
　1日4個っすよ！笑っちゃう〜！」
タ「だから何なの？」（会場笑）
安「こわ〜い！」
タ「訳わかんねぇ！」
安「怖いくらい、人も寄らないし」
タ「行きますよ、いいですか！？」
安「ホントにあぁ怖いなぁ〜」

1作目は、女性が博多駅の前から、駅の中の人ごみの中へと
消えていきました。予算ないのに本当に博多ロケに行ってたため、
タモさん驚いてました。
(アワードスペシャルの長崎ロケのついでに撮ったみたいですが・・)

2作目は、男がオフィスみたいなところで、全裸でコピー機の上に
うつぶせになり、次々と下半身がコピーされてました。
もちろん本物をコピーしてるのではなく、それらしき形の影絵でした。

（トーク）
タ「お相手は…ブランド品には関係ないよね」
安「そうなんですけどね…でも持ってるんですよ」
タ「何持ってるの？」
安「あの、ブランドのマークの付いたベルト」
タ「ブランドのベルト？」
安「ベルトなんですよ。もらったんですけど、ちょっとしてみよう
　　かなと思って、こないだこう、ピューってやってみたら、
　　フッ！って力入れた途端、ブチーッ！って」
タ「切れたの」
安「もうブランド以前の、ニセモノ以前の、もう既に全然ダメ…」
タ「そりゃでも太りすぎ…じゃないの？」（会場笑）
安「いや違います違います」

1作目は、白衣を着た男性が、ガイコツの標本の鎖骨部分を
グイグイ上げたり下げたりしてました。
投稿者はウルフルズのサンコンJr. ことサコヒロユキさんで、
空耳アワードで自信作がことごとく玉砕してのリベンジ作の
ようですが、手ぬぐい希望とのことで、タモさん
「熱心さに心を打たれますね」と希望通り手ぬぐい。

2作目は、テーブルに乗ったカツ丼を映したあと、カメラが
バックすると、その前に馬がいました。
タモさん、「馬もいい演技してたね！」

3作目は、小学生2人が道に倒れているオッサンを
木の棒でいじっていたら、股間が濡れていて
鼻をふさいでいました。
※1994年12月にも同じ個所で空耳があり、当時の評価
は手ぬぐいでした。