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投稿への指南書

空耳を投稿する際に結構出てくると思われる疑問・質問などについて、
管理人がQ&A形式でまとめてみました。

Q1 投稿ハガキの宛先は?

コーナーのエンディングで出ていますが、以下の宛先です。

   〒106-8001 東京都港区六本木テレビ朝日
       タモリ倶楽部 「空耳アワー」係

ハガキは通常のハガキでも、年賀ハガキでもどちらでも支障は
ありません。封書での投稿は2014年に1件ありましたが、過去を
見ても数例あるだけですので、いっぱい見つけてエライと言われる
可能性はありますがあまりオススメしません。
ちなみに電子メールやホームページでの投稿受付は行われて
ませんのでご注意ください。

 ⇒2019年2月より番組ホームページ上での投稿が可能に
 なりました!
 URL:https://wws.tv-asahi.co.jp/apps/apply/post.php?fid=8452

 
Q2  具体的に投稿時に書く項目を教えてください
 
【1.ハガキの場合】
空耳アワード2007の最後に初めて公式的な書き方が発表されており、
以下のとおりでした。    
  @ 住所
  A 氏名
  B 曲名   
  C アーティスト名   
  D 空耳ネタ
  E 空耳タイム
  F 番組の感想など    
まず、採用された時の賞品を受け取るために、自分の住所と名前は
必須です。書き忘れないようにしましょう。
名前に関しては大変重要なことですが、


 ペンネームでは絶対に投稿しないでください!!   

どんなによい作品でも、ペンネームで投稿したのでは採用される
可能性はほぼゼロといってもよいです。
(管理人も周囲から「なんて名前で投稿しているの?」ときかれた際、
「本名しかダメなんですよ」というと、やたら驚かれています)

ちなみに今現在20代の若い方はご存じないかもしれませんが、
90年代に放送されていた、「タモリのボキャブラ天国」という番組の
視聴者投稿でも、小島奈津子アナウンサーがお便り募集の際
「なおペンネームは禁止とさせていただいています
と明言されてました。
これはタモリさんの「投稿する作品に名前を晒すくらいの責任を持て」
という意向の表れと聞いた記憶があります。
ただし、名前の部分を漢字でなくカナしているパターンもあり、
その程度は認められているようです。

なお放送開始から1つも事例がないかというと、放送開始直後
(1992年頃)はペンネームが多くありました。しかし1993年春以降、
急速にその数は減り、2003年末の「ババア洟垂れ戸部誰なの誰」
を投稿された、「四分一拍子」さんを最後に採用例はありません。

自分の住所と名前を書くのはハガキの表面でも裏面でもどちら
でもよいのですが、安斎さんがハガキを読み上げる際に、
当然のことながらハガキの表面が映ることが多いため、
裏面がオススメです。(さすがにボカシを入れてくれるとは思いますが、
昔のビデオを見ると町名まで映っていたりしていたことも…)

次の曲名、アーティスト名、空耳ネタ、その空耳が聞こえるタイムも
必須事項です。これのいずれかが抜けていると、スタッフさんが確認
しようもないので、どんなに良い作品でも採用されないと思われます。    

最後の「番組の感想」は、私は書いてませんが採用されているので
必須ではありません。

その他のオプションとして、その空耳の原詞や、出典元のCDを書くと
親切と思われます。
当サイト掲示板で出典元は必要かという議論になりましたが、
書かなくても採用事例があるので、どちらでもよいという結論に
なりました。しかし同じ曲でも収録アルバムなどによりバージョンが
異なる場合もあるため、一般的なバージョンでない場合は記載した方が
よいと個人的には思っております。

空耳アワード2019でも放送されていましたが、ハウフルスさん御用達の
CDレンタルショップ「ジャニス」が閉店しました。
それ以降どのように音源を調達されているのかは不明ですが、配信に
しろCDにしろ、音源の記載は必要ではないかと感じています。
(管理人も、書くのが面倒でハガキに音源記載を省略していたのですが、
最近になって音源CD名を再度書くように戻しました)

文面の書き方については、多くの方は「○○の××という曲で、△△という
空耳を見つけました」という風に書かれているようですが、最初に示した
ように箇条書きで書いても全く問題はありません。
(管理人はどちらの書き方のケースでも採用されたことがあります)

なおコーナー最後の募集でハガキに書く内容まで言及せず、宛先しか
書かれていないのは、関係者の方の話では「フォーマットを決めてしまうと、
投稿者を縛ってしまうから」なのだそうです。

【2.番組ホームページからの場合】
フォームに記載する項目は以下の通りです。(全て必須項目)

 @ 空耳ネタ(※曲名・アーティスト名・空耳のタイムなども記入)
 A 名前・住所

 B 電話番号
 C メールアドレス


@に記載できる文字数が2000文字とありますが、書き方は上のハガキと
要領は同じと思われます。
Aは「お名前」とだけあり、ハガキ同様ペンネームではない名前を
書きましょう。
BとCがハガキ投稿では記載不要でしたが、おそらくいたずら投稿を防ぐ
目的もあると思われますので、必ず連絡できるものを書きましょう。
(採用が決まったとしても、連絡用としてはおそらく使われないと思います)


Q3  ハガキには何作品まで書いてよい?

特に決まりはないので、何作でもよいと思いますが、ハガキ1枚にあまり
たくさんの作品を書くことはあまりオススメしません。
1枚1作品が理想と思います。
(管理人は過去に7作品程度書いて出していたころ、見逃されたのか後で
同じネタが他の方に採用されたのを見て、それ以降止めました)
ただ、同じ曲から複数の空耳が見つかった場合は、1枚のハガキに
書いても支障は無いと思います。
Q4 どのような作品が採用されるのか?

これはスタッフの方々が決めるので、なんともいえないのですが、
以前ADをされていた方のインタビュー記事によると、資料をつくって
演出担当の方に見せ、VTR作成前に選んでもらうそうです。
このことから
ただ聞こえるだけではダメで、イメージ映像が作りやすい
作品であることは採用される上での大原則
であると思います。

空耳を見つけた時、頭の中でVTRのイメージが自分なりに想像できたら
出す価値は大いにあると思います。
(管理人も、ハガキとして投稿するのはネタのとしての面白さは別にして
多少は上の条件に合致するものに限定しています)  
 
「そうは言っても、どういうものが『映像にしやすい作品』なのか見当が
つかないよ」という方は、当サイトの「過去の作品」を参考にしていただけ
ればと思います。
(当サイトの目的は、ネタ被りのチェックをしていただく他に、採用作品の
傾向をつかんでいただくのも1つにあります)

あと、これは根拠などはないのですが過去の採用作は、曲の題名と同じ
フレーズを含む
採用作品が多い感じがします。
なかなか作品が見つけられないという方は、そこの部分に耳を傾けてみては
いかがでしょうか?
Q5 使用できる言葉(下ネタ・人名等)はどこまで許容されるのか

まずテレビですので放送禁止用語(度を越えた下ネタや、差別用語)を
含むものはダメと思われます。
度を超えない下ネタのレベルとしては、過去の作品からいって「チ○ポ」
「う○こ」「オ○ニー」程度でしょう。
なお「空耳アワーって、エロネタしか採用されないんでしょ?」と聞かれ
ますが放送倫理の観点からか最近は少数派です。
(昔はムリヤリ下ネタに持っていく傾向がありましたが…)

有名人の名前を空耳に含む場合ですが、教科書に載っているような
過去の偉人、作家などは採用例があります。(松本清張、孟子など)
芸能人ですと、写真の使用許可がおりそうにない方は難しいかもしれません。
【過去の例】
「荒俣コロッケ」 ⇒ 荒俣宏さんが写真で登場
「宗マチャミ」 ⇒ 宗兄弟と久本さんの顔パネルを役者さんが
           つけて登場
「猫頑張って」 ⇒ 猫ヒロシと同じ服装をした人の後ろ姿だけ

他は写真でなく福山雅治さん、堂本光一さん、玉置浩二さん等、
ご本人が登場のパターンもありました。

なお空耳アワーが始まってしばらく1〜2年は、徹子の部屋に出ていた
時の写真
を映すだけVTRが結構ありましたが、今はほとんどありません。

Q6  採用される曲のジャンルは?

洋楽であれば、ポップス・R&B・HIPHOP・オールディーズ・メタル・
EDM等ほぼオールジャンルです。ただ以前タモリさんが「嫌い」と明言
していたテクノ系はあまり採用例はありません。

良く採用されるアーティストについては本サイト内で上位をランキング
しておりますので参照ください。
なお最近は例がありませんが、邦楽の外国語の部分(ガンダーラで
有名なゴダイゴ等)が採用されたこともありました。
Q7 フレーズは投稿通りに採用されるのか?

投稿した作品は必ずしもそのままの形で採用されるわけではありません
削られたり、単語の意味を変えられたりすることは日常茶飯事です。
作品は古いですが、変更されたことが判明している例を示します。

  「何てことだ飯能」→「何てことだ反応」
  「電車出たっぺ県道」→「電車出たっぺ剣道」
  「喜んでパンティ売ろう」→「パンティ潤う」

なお管理人自身の投稿作品も「床下から家」→「床下からイエ〜!」
に変更されました。

Q8 作品情報の他コメントとかは書くべきですか?

常連の方の中には、近況などを書いている方もいらっしゃるようです。
管理人はやったことが無いのですが、以前は「手ぬぐい希望」とか
「Tシャツ希望」のように景品の希望を書く方もいらっしゃるようです。
(だいたいその場合評価は手ぬぐいの方向へ…)

なお映像の希望内容までハガキに書く必要はありませんが、
絵のうまい方は作品のイメージを絵コンテで書くと良いかもしれません。
昔、「うな重、うな重、うめー! 6000円!」という作品では、作品の
出来と絵コンテも含めてジャンパーの評価が出たことがあります。
これはホームページからの投稿では難しく、ハガキ投稿ならでは
かもしれませんね。


Q9 どのような作品がタモリさんの評価が高いのか

当然のことながら「面白いもの」が評価が高くなりますが、それにプラス
して、管理人が「こんな作品だったらタモリさんのツボに入り、ミミかき
以上を出す可能性が高まるのでは?」と思っているのが、

@仏教ネタ(坊さん、尼さん、坊主等)
A鉄道ネタ(「総武線のレール」という作品では、Tシャツをコッソリ
 出し、安斎さんが呆れた)
B無線ネタ(「ハム最高」という、ハム無線ネタで大ウケ)
Cオールディーズなど名曲系
D
タモリさんが元の歌詞を読んでも空耳フレーズのように
聞こえるもの

(但し、有名曲の場合は元の歌詞の印象が強いため不利)

Dについて解説しますと、結構よくできてるなと思った作品でも、
タモリさんの歌詞の読み上げ方が、日本人の典型的な単語
区切り読み
なため、連続的に読んで初めてそう聞こえてくるものは、
「聞こえないな」とコメントしてしまう傾向にあるように感じます。
(そのせいか、「パン、茶、宿直」のように、単語勝負のような
ストレートものは評価が高いとタモリさん自身も言っていました)

Q10 投稿してから採用までの流れは?

実際に関係者の方にヒアリングしたわけではないので詳細は
不明ですが、以前新聞記事に書かれた内容等によると
以下の
ような流れと推測されます。

届いたネタをリストアップし、ADが半分程度に絞り込む
                 ↓
スタッフが曲を聴いた上で、最終的に2週分の10曲前後を選ぶ
                 ↓
映像を2週分まとめて1日で収録する
                 ↓
本番の際には、その中からさらに6作品に絞り込まれる
(2019年現在減ってる?)
                 ↓
安斎・タモリ両氏の反応によって、ウケが悪い作品はオンエア
されない(たとえ、タモリさんが手ぬぐいの評価を下しても、
実際には投稿者に賞品は発送されない。これを1999年3月に
安斎さんが暴露し、タモさんが呆れたことがあった)

不作で一日に一本しかオンエアされなかった時には、VTR作成
担当者がバケツを持って立たされている映像が最後に流れた
こともありました。基本的には1回で3作品放送され、明らかに
1本ボツになって2作品になっていることがありましたが、2018年
頃から2作品に減ってしまいました。

ちなみに空耳アワーはネタの質の低下により1995年に1回最終回
を迎えてしまうように、ネタを視聴者に完全依存しています。
96年の再開後1年ほどで安斎さんがネタに困ってぼやいていた
そうですし、
ホームページでの投稿が始まったのも同じ理由かと
思いますので


ネタ不足で2度目の最終回を迎えないように

皆様も見つけたらどんどん投稿していきましょう!


ただ、管理人が投稿者の方にヒアリングして、みなさん共通で感じて
いると思っているのが、自信のある作品ほど採用されず、適当に
投稿した「えっ、これが?」と思っている作品ほど採用されている
という現実です。

というわけで、投稿の際は「この自信作が採用されないなんて!」と
憤慨せず、タモリ倶楽部のコンセプト同様「適当」に、「採用されれば
ラッキー!」といった感覚で投稿に参加するのが、採用される一番の
近道のような気がします。

Q11 採用が決まった場合、事前に採用の連絡は来るのでしょうか?

一切無く、不意打ちでオンエアされます。
ただホームページ投稿開始に伴いどのようになるかは不明ですが、
少なくともハガキ投稿はこれまで通り連絡は無いと思われます。

Q12 投稿してから採用まではどれくらいかかるのでしょうか?

投稿してすぐ採用が決まった場合は、関東地区のような初回オンエア
地域でも早くて1ヶ月、遅くて数ヶ月ほどかかります。
(2018年現在、番組収録からオンエアまで約2か月要しているようです)
管理人も早いパターンでだいたい投稿して2か月で採用されています。
なお、今までに聞いた中での最長記録は投稿から2年です。

また管理人も経験がありますが、出した順ではなく前に出した作品が
順番を前後してオンエアされることもよくあるようです。
Q13 私の方が明らかに先に投稿したのに他の人が採用されてました。
納得できません。

これは多くの常連投稿者の方も経験されていることです。
私も全て先着順ならば、今頃部屋にたくさんの手ぬぐいが…
常連投稿者の方でもよくあることで、気持ちは察しますが運がなかった
と思って諦め、「別の作品でリベンジしてやる!」と前向きになって
ください。

(投稿常連の高橋力さんにヒアリングしたところ、あるアワード受賞
作品について、2回同じ作品を投稿したのに、他の方が採用された
ようです)
Q14 めでたく採用されました。どのように賞品は届くのでしょうか?

賞品はかつて(00年代まで)は郵送でしたが、2018年現在は佐川急便
の「飛脚メール便」で届きます。オンエアからどのくらいで届くのかは、
2015年頃までは賞品が番組制作会社のハウフルス側から、何作分か
まとめて発送していたらしく、採用から何ヶ月もかかる場合や、オンエア
前に届いた例もあったようです。
しかし2017年頃からは、放送から2〜3日で郵便受けに入るように
なっており、大幅に改善されました。

余談ですが、管理人が大阪に転勤して住んでいた2014年頃、朝日放送
(関西地域のテレ朝系テレビ局)でのオンエアが半年遅れていた時期に
採用され、賞品が届くまで、その半年+1か月の計7か月要し、
「忘れられてるんではないか?」と本気で心配したことがあります。
一応放送が遅れている地域ではそれに合わせて送るよう配慮が
されていると考えて問題ないかと思います。

なお賞品の届き方ですが
手ぬぐい:
小さな白い封筒に、ギュウギュウにビニールに入った手ぬぐいと手紙が
押し込まれ、ガムテープ(今は透明なテープ)で封がされて到着
ミミかき:
手ぬぐいと同じ封筒で、梱包材に包まれて到着
Tシャツやジャンパー:
私は経験ありませんが、大判封筒で到着するそうです。

ちなみに発送が早くなった今はどうか不明ですが、以前同時期に
複数採用された時は、大判封筒で一度に送られてきました。
(2作品分の手ぬぐい2枚が、手紙に「×2」と追記された)
ちなみに手紙には、どの作品で採用されたものか、最近は手書きで
追記されるようになっています。

※採用された方の中にはお気づきの方が多いかもしれませんが、
手紙の「貴殿の賞品は…」の箇所は少なくともここ数年
「貴殿の商品は…」と誤植されています。

参考になりましたでしょうか?是非皆さんも採用めざして
投稿してみてください!!

【改訂履歴】
rev.0 2006/8/ 3 
rev.1 2010/11/1 一部古い内容を修正
rev.2 2015/1/12 一部古い内容および追加修正
rev.3 2019/2/9 Web投稿開始に伴う修正、その他大幅見直し