7月の第1週月曜は朝からどんよりとした雲が立ち込めていた。
ソルカハウラー社では月曜の経営者定例会議が始まった。。。
いつもソルカ会長から最初に発言するのであったが、この日は違っていた。会議が始まっても、なかなか進行しない状況をソルカ部長は不安に感じていた。そしてようやく、ソルカ会長はその重い口を開いた。
ソルカ会長 「諸君の知っての通り、最近の我社はすさまじい勢いでLvがあがっている。わしはこれを良しとしていたが、とんでもないことになった。。。」
ソルカ部長 「え?いったい何が起こったんでしょうか?」
ソルカ社長は、会長の言葉を代弁するように言った。
ソルカ社長 「ソルカ部長。心して聞いてくれたまえ。」
ソルカ部長は、ソルカ社長の顔面から滴り落ちる汗を見ながら息を呑んだ。
ソルカ社長 「我社の働きをみて、軍が目をつけた。軍としてはぜひともソルカハウラー社の力を借りたいといってきた。これは建前で実質的には事業切り離しの徴収だ。。。」
ソルカ部長はピンときてないようだった。しかしその言葉の重みを徐々に理解していった。
ソルカ会長 「社長の言うとおり、実行部隊であるソルカ部長以下を第13独立部隊として徴収する。これが軍からの通達だ」
ソルカ部長 「つまり、昔でいうところの赤紙ですか?・・・・」
ソルカ社長 「そうだ。しかし悲観することはない。これからは社としてではなく、軍属となることで戦果をあげることになる」
ソルカ部長 「拒否するとどうなりますか?・・・・」
ソルカ社長 「拒否はできない。強いて拒否すれば会社は強制徴収。幹部は牢獄いきだな」
ソルカ社長 「ソルカ部長、いや、ソルカ中尉殿。これからは君が指揮官だ。独立部隊としてがんばってくれたまえ」
ソルカ部長 「中尉?いきなり将校ですか。。。徴収とはいえ軍のことを何も知らない民間人が。。。」
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ソルカ部長はいや、ソルカ中尉は悩んでいた。
(いったいソルカ君になんていうかな。まぁいいや。しばらくごまかすか。。あいつ、あふぉだから、大丈夫だろうww
ソルカ君の階級は私にゆだねるとかいっていたな。。。とりあえず軍曹あたりにしとくか。。)
ソルカ中尉はにやりとしながら、会議室を後にした。
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オペレータ 「緊急信号キャッチ。SOSです。場所は亡者の森」
ソルカ中尉 「発信元は誰だ?」
オペレータ 「スミスと名乗っています。返信しますか?」
ソルカ中尉 「すぐに救出に向かうと言え。全員亡者へ向かって駆け足!軍曹、お前もだ。はやくせんか!」
ソルカ中尉は、軍曹と言われてきょとんとしてるソルカの尻をバシッと叩いた。
ソルカ 「今日も部長の脳内は沸騰してるなwまぁ付き合ってやるかw」
第13独立部隊と命名されたソルカ達。得体の知れない亡者の森は死亡率上位にランクする恐怖の地帯。
もはやだれの助けも得られないかもしれないことも知らずに彼らは旅立っていった。。。
Lv75期限まで@71日
ハウラー Lv70 66%
2006年07月03日 登録
ジークヒルデ 2006年07月03日(月)11時38分 編集・削除
なんだろものすごく急展開だねwwww
ソルカ軍曹ですかwww
そして、会長と社長が混同してるような?(・_・;