早朝から、オペレータの声が突然鳴り響いた。
「未確認物体接近!」
「距離は?」
ソルカ隊長(中尉)は眠そうな体を無理に引き起こして尋ねた。
「距離10k、8.5k、6k。。。あ、ありえない。。。通常の三倍のスピードで突っ込んできます!」
オペレータの引きつった声にソルカ隊長は青ざめた。
「奴だ・・・ついに奴がやってきた」
「奴って誰なんです?」
状況をまだ把握できないソルカは、冷静だった。
しかし、会社時代の重要情報を常に管理していたソルカ隊長の脳裏に浮かぶのは如何に逃げるかだけ、だった。
「反転!全員駆け足~。この地域より離脱する」
「未確認物体から入電。こ、、これは、、、」
「タイピングも通常の3倍です。うわぁー、電波が電波が襲ってくる!」
オペレータはパニック状態になっていた。入電内容も伝えないままキーボードを前におろおろしている。
「落ち着け。そうそう攻撃はしてこないはずだ。それより早く離脱しろ!」
「む、無理です。奴のスピードは速すぎます!」
オペレータの額には脂汗がにじんでいた。
「むぅ。推薦攻撃と同時にワープする。全員衝撃に備えろ。ワープ中のダウンに気をつけろ!」
「推薦攻撃発射。。。。。ダメです。推薦MAXです」
「想定の範囲内だ。構わん。そのままワープだ」
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(ここは、いったいどこだろう。。。)ソルカは夢から覚めたような感じに襲われる。
ワープ直後の周囲はまだぼんやりしている。徐々にPCやNPCの姿がはっきりとしてくる。
「レース場に到着!」
オペレータのアナウンスが響いた。
「奴はまだ我々がどこにいったかつかめていないはずだ。しばらくは時間を稼げる。」
「これより戦闘準備に入る。各員消耗品の補充を怠るな!ソルカ準備ができたらすぐに発進できるように待機しておけ」
「了解です。でも奴って誰なんです?」
ソルカは再度同じ質問を繰り返した。
ソルカ隊長は、天を仰ぎながソルカへの回答を考えていた。
いったい奴とは誰なんだ!急展開を見せる脳内劇場。。。次回、奴の正体が暴かれる!(引っ張るだけ引っ張ってるけど、ばればれの予感ww)
Lv75期限まで、@69日
ハウラー Lv71 3%
2006年07月05日 登録
ジークヒルデ 2006年07月06日(木)14時58分 編集・削除
リーネアに負けず劣らすの妄想力だね・w・;
ソルカもガンヲタか?w
でも、おもしろいからおkkwwww