強羅花壇
貴賓室「菊」/ 2005.05


 五月晴れの気持ちの良い日に、今や高級旅館の代名詞となりつつある【強羅花壇】に宿泊しました。

 日常の合間にのんびり気分転換するなら都内のホテルへ、
 少しまとまった休暇を過ごすなら、非日常を味わえる海外へ…と考えてしまう私にとって、
 「旅館で過ごす」ことは、これまでなかなか実現しづらいものでした。

 ここのところは年に1回行けばいい方…となっていた旅館ですが、興味がないわけではもちろんなくて。
 特にこの強羅花壇は憧れで、いつかのんびり行ってみたーい♪その時は思いきって評判の良い貴賓室で!
 …と願っていたのが、この春ようやく実現したのでした。

 貴賓室の中でも、ベッドが置かれた洋室タイプや、テラスに露天風呂があるタイプなど、いくつか種類があるようですが、
 問い合わせした時に空きがあったのは、貴賓室では唯一ひと部屋だけ。
 客室フロアでは最上階の5Fであることや、テラス側にお風呂があり、また少し広めのお部屋であると聞いたことから、
 ぜひそのお部屋を、と予約を入れて、楽しみに当日を待ちました。



 
エントランスです。門の手前で、お出迎えしてくださったお宿の方に車を預け、門をくぐってアプローチを進んでいきます。


 
ロビーを入って左手に、ラウンジが広がっています。ここでひと息つくのもつかの間、すぐお部屋へとご案内して頂きました。


 
到着したロビー階は6Fで、建物の最上階です。客室へはこの階段を降りて、その先にあるエレベーターでさらに下っていきます。
左の画像で、奥にちょこっと見えているのがレセプションカウンターのようでした。

右の画像は、階段下からのエントランス方向の眺めです。



雑誌などでも度々目にする、あまりにも有名な柱廊です。

ここを進んでいくと、左手に客室へ降りるエレベーター、
右手にプールへ降りるエレベーター、その奥に大浴場があります。


 
柱廊の途中には、このように座れるスペースもあります。アイスティーを飲みながら気持ちの良い新緑を堪能しておりました。
右の画像は、お風呂上がりに訪れるラウンジで、マッサージチェアやカウチが置かれてありました。



柱廊の突端から、先ほどのラウンジを撮影したものです。
青い空とたっぷりの緑!気持ちいいー♪


 
さて、お部屋は5Fいちばん端の貴賓室「菊」。10帖ほどの本間と、6帖ほどの次の間、檜のお風呂と広〜いバルコニーがつきます。
画像は本間(朝食時)で、右の画像の白い襖の奥が、次の間となっています。


 
左の画像が次の間です。お布団はこちらに敷いて頂き、朝食は本間で頂いたので、朝はゆっくりできて助かりました。


 
玄関入って右に進むと、右手に個室のトイレ、正面にミニバー、左手はバスルームへ続きます。
バスルームの手前にシンクがありました(右画像)。
バスルームの中にももうひとつシンクがあるので、これは便利ですね。


 
この引き戸の向こうがバスルームになっています(左画像)。左手には先ほどのシンク。
引き戸を開けてバスルームの中に入ると、広々とした脱衣スペースとシンク、後ろを振り返るとバスローブもかかっていました。


 
ガラスの戸を開いた瞬間、檜のとても良い香りが♪ 洗い場も壁も檜づくりで、この香りには癒されます〜。
さらにこの一面の窓からは、入浴中も箱根の山々が一望でき、本当に贅沢な気分に浸れました。ひんやりした風も心地いい☆



大人ふたり入っても余裕がありそうな、大きなお風呂でした。
ちなみに、窓の外はバルコニーです。


 
このお部屋の特徴は、お庭のように広いバルコニーだと思うのですが、
このように、バルコニーを臨む広縁も設けられています。すだれも風情があって素敵ですよねっ。


 
置かれたベッドやテーブル・イスが、どことなくアジアンリゾートを思わせますね。それにしてもこのバルコニー…、広いなぁ。


 
バルコニーの端から撮影しています。左の画像で奥の四角い窓が、バスルームの窓です。

こんなに大きなバルコニーなのだから、お風呂も外側に持ってきちゃえばよかったのにー!、とも思ったのですが、
バスルームはビューバスにとどめ、これだけの広さを確保したバルコニーあってこそ、このお部屋の良さなのかも、と思い直したり。



バルコニーから臨む景色は、こういった感じで見えています。
格子越しの緑も味わい深いものがありますね。

客室フロアでは最上階の5Fで、しかも角部屋なので、
もしかしたらいちばん視界が開けて、景色の楽しめるお部屋かも?

何より、お天気に感謝!でした♪


 
最後にお食事です。こちらは朝食で、地のお豆腐が印象的でした♪
お料理に関しては、もちろんとても美味しく頂いたのですが、驚くような感激は特にはなく、あっさりさっぱりシンプルに感じました。




 箱根というと、もっと遠いと思っていたらわりと近くて、都内から高速を飛ばして1時間ちょっとで着いちゃいました。
 都心からこんなに近いところに、こんなたっぷりの自然とラグジュアリーな空間があるなんて…。
 まさに、よく言われる「和のリゾート」だと思いました。

 驚いたのが、滞在しているゲストの半分以上が外国の方だったこと。
 着物姿の仲居さんが、外国人ゲストを流暢な英語でご案内しているのは、とても不思議な光景でした。

 また、お部屋に備え付けてあるアメニティで、クレンジング・化粧水・乳液など女性用基礎化粧品も用意されていたのですが、
 これらがなんと、【RMK】のものでした!めずらしいですよね。>女性の皆様
 偶然にも私は、普段からRMKの化粧品を愛用しているので、これはうれしかったですー♪

 全体的なハードのセンスも、抜群にあか抜けていてスタイリッシュでしたし、
 つかず離れずでちょうどよい距離を保つ仲居さんも、適度に放っておいてくれる感じが居心地良く、
 あれだけ広くて快適なバルコニーも、檜の香りに包まれたお風呂も、格子が切り取る美しい新緑も、本格懐石のお料理も、
 本当に何もかもが期待以上で、評判を裏切らない、素敵なお宿でした。

 ただ、1泊15万というお値段が〜… ね。(>_<)
 コストパフォーマンス高いとは言えない気がしつつ、それだけの価値はあるんだろうなーと思っちゃいましたが。

 ぜひまた来たいけど、同じ予算なら都内のお気に入りホテル3泊、っていうのもいいなぁ…
 なんて、ついつい考えてしまう庶民な私でした〜。