お墓ってな〜に?

お墓についてのあれこれ質問受け付けてます。
メール掲示板へどうぞ。
文責:北島

【お墓】

人間は太古の昔からお墓を作ってきました。
お墓やお仏壇をつくり、お参りをするという行為は人間固有のものです。
それは人に対する愛情と感謝の表現です。つまり、人間に【こころ】がある証拠です。

お墓をつくる意味には、
@個人の冥福を祈り、成仏させるため
A先祖を敬い、先祖を供養するため
B家族の繁栄を確認し、子孫の平安を祈るため
C自分の生きてきた証のため
D亡くなった愛する人と対話をするため
Eお参りを通して、情操教育の場とするため

などの様々な意味合いが考えられます。
人間の良心によってつくられた純粋で尊いものです。
【寿陵】(じゅりょう)
生前に作った、長寿を願うめでたいお墓を【寿陵】といいます。
生きている人の墓石の戒名は朱色にするのが慣わしです。
寿陵とは中国の言葉で、秦の始皇帝をはじめ、歴代の皇帝も作ってきました。
世界でもエジプトのピラミッドをはじめ、日本のお殿様や偉人の墓は、
生前建てられたものが数多くあります。
お釈迦様は「あらかじめ生前に死後の仏事を修めておくと、その幸せは無量で
はかり知れない」と述べておられます。
昨今の寿陵は自分たちの死後のことを子供たちにまかせきりにしないとか、
自分たちで生きているうちに気に入ったお墓をつくりたい、
という考えが浸透してきたものと思われます。
なお、生前にお墓を建てるとお墓は相続財産に含まれないので相続税の節税効果
もあります。
【建墓】(けんぼ)
仏教では、過去、現在、未来でものごとを考えます。
そして、これをあわせて三世(さんぜ)といいます。
そして、一番尊重しなければならないのは、実存する現在だとしています。
現在に全力を注ぎ、努力することが生きている者の努めだと説いています。
来世ではなく、今、生きている人を基本にした仏教本来の考えでは、
お墓をいつ建てたらよいという決まりはありません。
大切なのは、建てる時期ではなく、供養の気持ちでしょう。
最近では生前に建てられる方も多いです。
もし、日を選ぶとするなら四十九日、百か日や一周忌などの法事のとき、
命日、お彼岸、お盆、お正月などをめどに建てるのがよいでしょう。
【石材】(せきざい)
御影石(花崗岩)は硬くて丈夫な材質で、昔から墓石に愛用されています。
今では、ほとんどのお墓が御影石で作られています。
従来は大谷石や白川石で外柵を作ることも多かったのですが
風化しやすいため最近ではあまり好まれません。
御影石だけでも非常に高価なものから安価なものまで数百もの種類があります。
品質は色や目の細かさ、硬さ、吸水性、希少性などで決まります。
当社の石材は長年携わった専門の職人が厳選し、
屋外に長年さらされる墓石として十分に耐用できるものを選び出します。
本当の確かなものしか提供しないのが私たちのモットーです。
【お石塔】(おせきとう)
大切な方の御霊となるものですから、あくまで感謝し、
供養をするという心を込めて建てることが何より大事です。
宇宙を構成する五要素(空・風・火・水・地)をあらわしている五輪塔、
故人が御仏になった形(天・地・人)をあらわす三段の和型石塔は
日本の伝統的形式として親しまれています。
仏様が座布団に座った形を表したスリン台や
蓮の葉に座った形を表した蓮華台等の他、
細部に装飾が施されているものもあります。
最近は夫婦墓や個人墓を作る方が増え、また、洋風の芝生墓地が増えたため
デザイン的要素の多いモニュメント風のお墓を作る方も増えてきました。
【外柵】(がいさく)
お墓の全体的な概観を作るのは外柵です。
お石塔の色等のバランスを考えながら作るのがよいでしょう。
通常、納骨堂(カロート)を設置し、大切なお骨が大事に守られています。
狭い墓地を有効利用した丘カロートの寺院型、最近多いすっきりとした作りの霊園型
の二種類が主流です。
今ではすっかり地元に定着した幅広階段型は
当店が初めてデザインし、作成したものです。
ゆっくりとしゃがみこめる階段はお参りがしやすく非常に好評です。
頑丈な基盤(土台)工事を行い、ひとつひとつの部材を丁寧に積み上げる工程は
永遠に続くしっかりしたお墓を作るのに非常に重要です。
ここでは「やたべ」の職人のこだわりが品質を支えています。
多くのお寺さまやお客様から丁寧な仕事と好評をいただいています。
【香炉、水鉢、花立】(こうろ、みずばち、はなたて)
香炉、水鉢、花立はお墓には欠かせないものです。
香炉は仏様になった故人が食する「香」を焚き、また周囲の空気を清めるとされています。
水鉢には故人の渇きをいやす清らかな水をたっぷりと満たしておくものです。
花立の季節の花は故人にやすらぎを与える慈悲を表すものです。
この3つがそれぞれ独立したタイプと、一体になったタイプがあります。
【燈篭】(とうろう)
燈篭は仏様に明かりを灯します。
「ひかり」は大切な尊いもの、故人の供養に非常によいこととされています。
【墓誌】(ぼし)
墓誌は戒名を刻み込む石板のことです。
通常、戒名は石塔の仏石といわれる1段目の石の側面に刻み込みます。
一目で家系の流れがわかることや全体的なお墓のバランスを考えて、
はじめから墓誌を作る方も多いようです。
【お地蔵様】(おじぞうさま)
お地蔵様は昔から村の子供たちの守り神です。
子供を供養するときにお墓の中に作りますが
生きている子供たちを守っていただくという意味もあります。