わが家での瀬戸内海気温測定 (7)

 島では、乾球温度の昼夜温度差の幅が狭く冷暖房負荷の低減に適しています。また、湿球温度は乾球温度に寄り添って変動し、極端な低温(空気の乾燥)になっていないから呼吸気管や皮膚などの乾燥によって悪化する疾患には幾分でも楽くでしょう!
 一方、高松地域は都市化の拡大と共に、田畑からの水蒸気の発生量が少なくなり、日本独特の蒸し暑い夏から解放されたと喜んでばかりおれない。気化熱の減少と乾燥空気から、日陰でも気付かない発汗があって水分不足(脱水)を起し易くなっています!
 予想していたよりも、島がエコ・ヘルスな生活に適しています。この状況の推移を追跡し、広く多くの人々に伝え、U・I・Jターンの決断に役立てて頂ければと思っています。
(08'7.20)

2008.1.1から1時間毎に自宅での自動測定(黒=乾球温度 =湿球温度)
比較・検討用に高松気象台からダウンロード( 
=乾球温度 =湿球温度)

    2008.1


   2008.2


   2008.3


  2008.4