瀬戸内海研究フォーラム in 香川
サンポートホール高松 第1小ホールでの受付とポスター展示場 (4F)
香川県知事 真鍋武紀 ご挨拶全文
@ 瀬戸内海研究会議との共催で、「瀬戸内海研究
フォーラムin香川」を開催したところ、多くの方々に
ご参加いただき、誠にありがとうございます。御来県
されました皆様方を、県民を代表して心から歓迎いた
します。
 松田会長様をはじめ関係の皆様方には、開催にご
尽力いただき、深く敬意と感謝の意を表します。
A 白砂青松と多島美を誇り、漁業資源の宝庫である
瀬戸内海は、昭和40年代に瀕死の状態と形容される
ほど環境が悪化しました。このため、瀬戸内海環境保
全臨時措置法や瀬戸内海環境保全特別措置法のもと
、水質総量規制等の排水対策や自然海浜の保全地区
の指定など様々な施策が実施され、危機的な状況は
脱しました。
 しかしながら、近年、貧酸素水塊の発生や低質の悪
化、水産資源の減少などの問題が発生しており、豊か
な瀬戸内海を取り戻すためさらなる取組みが求められ
ています。
B このような中、「豊かな海と島づくり…里晦を守り
育てる人と法…」をテーマに、産・学・官・民の研究者
の方々が、事例報告や法制度等についての討議を行
われますことは、誠に時宜を得たものであります。
 香川県からは、赤潮対策や、サワラ・タケノコメバル
の資源回復、島の活性化の取組みなどが発表されま
す。このフォーラムを契機に、瀬戸内海で豊かな
「里海」が実現されますことを願っています。
C 来年は、瀬戸大橋開通二十周年、小豆島のオリー
ブ植栽百周年、県魚ハマチの養殖八十周年という瀬戸
内海に関係する記念すべき年ですので、香川県では、
記念事業などを行い、瀬戸内海の魅力を積極的に発信
しております。
 皆様方には、せっかくの機会ですので、美しい瀬戸
内海の島々や、栗林公園、琴平など、本県の自然、
歴史、文化に触れていただくとともに、本場の讃岐うど
んや新鮮な地魚などを御賞味され、香川の魅力を十
分に楽しんでいただきたいと思います。
D それでは、フォーラムが実り多いものとなりますと
もに、皆様方の御健勝、御活躍をお祈りして、ご挨拶と
いたします。
瀬戸内海研究会議 松田議長 ご挨拶
香川県 真鍋知事 ご挨拶
環境省閉鎖性海域対策室

           山本室長 ご祝辞