知事へのメール
運転免許証更新時に毛様体筋(遠近調節)反応時間測定の採用 2010.9.27
浜田知事 ご就任おめでとうございます。
324(6/8)ご回答頂きました質問件名に誤りがありましたので、再度質問いたします。
常に、交差点で右折する自動車に係わる事故が多く発生しています。右折運転者の眼球の遠近調整スピード低下に原因があると思います。
私(74才)は70歳前後から、対向車を追跡しながら右折のタイミングを待っている時、つい自車の横まで対向車を見ていて前方に眼を戻すと、何も見えていない事に気付き驚いています。その後、自己防衛のために、対向車を直視して追わないように心がけています。
遠近調整用の毛様体筋の衰えが日々に進行していると思っています。いつまで、カバーできるか。数値的な裏打ち資料として、毛様体筋(遠近調節)の反応時間の測定を採用させてはいかがでしょう。
○ ○ ○ ○ 様
ご提案のありました「毛様体筋(遠近調節)反応時間測定」につきましては、現在のところ、測定機器が普及されていませんことから更新時講習には導入されていません。
しかし、高齢者の方に加齢に伴う自己の身体機能の低下を理解していただき、交通事故防止や安全運転に役立てていただくことは重要であります。
県警察では、更新時講習として70歳以上の高齢者の方が申請前に受講する「高齢者講習」と、65歳から69歳までの方を対象とした県警察独自の「シルバー学級」を行っており、これらの講習におきまして、迅速、簡易に検査を行うことができる「動体視力検査」及び「夜間視力検査」の測定機器を導入しているところであります。
今回は、貴重なご意見大変ありがとうございました。今後の交通行政の参考にさせていただきます。県警察では、悲惨な交通事故を1件でも減少させるために、今後とも努力してまいりますので、ご協力をよろしくお願いします。
平成22年9月30日 香川県警察本部運転免許課長 (2008.11.01 新 )
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