知事へのメール(回答)について
鳥獣に危険であることを最も有効的に知らしめるには、人間の生活圏を鳥獣に知らしめた上で、その圏内に侵入すれば殺傷される実体験(有害鳥獣の駆除)が必要です。
動物たちが用いる縄張りマーカーは、体臭であり、排泄物の臭いであります。有害鳥獣に隣接する山間部や離島の里山を取り巻く田畑や林が、人間臭を漂わせる境界帯になっていたはずです。
その土地所有者が耕作や管理を放棄したり、水質汚濁・悪臭防止法と感染症法による屎尿処理の機械化によって、家畜の屎尿からなる堆肥と化学肥料を使うこととなって、自然界から人間の臭いが消え去っています。
幾ら、人間が有害鳥獣を駆除しても、人間が侵入者であると認識して怖がられない。人間の生活圏の周囲を公害と衛生の特区に指定し、屎尿の散布を奨励して支援すべきです。
合併処理にも下水処理にも高価な施設の他、希釈水、攪拌、沈殿・脱水が必要で、電力、凝固・滅菌剤を消費します。太古からの汲取り散布は、少量の滅菌剤と人力で済みます。2010.12.20 新
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