耕作土壌の分析 2012.9.24
 
 中讃農業改良普及センター
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 香川県農政水産部農業経営課普及研究G(土壌改良)に瀬戸内海の酸性雨の現状を認識して頂き、組織的な対策の指導をお願い(2012-3/30.4/8.6/28.8/21)しました。
 その折、土壌の分析は、中讃農業改良普及センターにて年間計画のもと無料分析で実施している旨、教えられました。夏野菜の跡地から深さ15p・5地点/畑サンプリングし、郵送(2012.9.22)しました。…作物の成長に必要な成分であって、人に必要なミネラルを重視していない。

 担当者の説明では、植物の根からクエン酸を出して溶解して吸収しているから、クエン酸溶液での溶出液中の成分を測定している。土壌中の肥料成分については、理にかなっています。
 しかし、酸性雨による土壌の酸化を中和する石灰に、苦土石灰(炭酸カルシュウム)か消石灰(水酸化カルシュウム)か、効果の違い求めるのに最適でしょうか?測定の結果に期待しています。 9/28
土壌中の肥料成分分析の結果 2012.10.5
 苦土石灰を施肥した畑のCaOとMgOは作土中に多く残っているが、簡易測定(DM-15)ではpHが酸性になっている。…土壌診断分析法での溶媒が雨水と異なり、CaCO3までも溶出した試験液では?
 苦土石灰は不溶性のCaCO3からなり、作土中に略全量が残っているはずです。2012.11.22
今年の野菜の生育状況 2012.11.23
 春キャベツ、大根 ほうれん草、人参、大根 レタス、カリフラワー  カリフラワー、ブロッコリー、白菜 
[前作:西瓜と南瓜]
 分析結果のコメントが有りましたが、例年通りにソイルメークと消石灰を全面散布して中耕し、植付畦部に溝を切りソイルメークと消石灰と48化成を元肥にしました。その作柄は、上々と思っています。 ただ、スナック豌豆の発芽率が約半分に低下しましたので、種まきして追加しました。
[前作:薩摩藷]
 分析結果のコメントに従い、ソイルメークのみを多めに全面散布して中耕し、晩種の玉葱を植え、蚕豆を播きました。活着と発芽後の生育状態をみながら追肥を主体にします。