抱き心地 夢心地
ん・・・。 誰かが私の頬をくすぐってる・・・? 「ん・・・」 「ふふ・・・。おはよ」 「あ・・・お、オハヨ///」 何回目の朝だろう・・・。 白龍の囁きで目覚める朝・・・。 「・・・今日も・・・可愛いよ。神子・・・」 「や、やだ朝から・・・」 「・・・だって・・・。可愛いから・・・」 白龍は・・・私をそっと起こして・・・ 背中から包んでくれた・・・ 今日最初のハグだ・・・。 「神子の・・・匂いも・・・。この肌の感触も・・・。 最高に気持ちいい・・・」 「は、白龍・・・」 背中から抱きしめられただけなのに・・・。 全身を触れられているみたいに 足の先まで感じられる・・・。 「・・・。抱き心地が良すぎて・・・。癖になりそう・・・」 「・・・は、白龍・・・」 「昨晩・・・。望美の体中・・・口付けしたのに・・・。 まだ足りないよ・・・」 「って白龍・・・」 白龍は私の首筋に口付ける・・・。 体が熱くなる。 ・・・昨晩散々熱くなったのに・・・/// 「神子・・・。今日は・・・。もう少しこうしていても・・・いい・・・?」 白龍は子供のようにねだる・・・ そんな目で見られたら許しちゃうでしょ・・・ 「いいよ・・・。抱きしめてて・・・。くれる・・・?」 「うん。いつまでも・・・」 上半身何も着ないで私たちは抱きしめ合う・・・。 互いに聞こえる心臓の音が 愛しいほど・・・ 「・・・夢心地だよ・・・。望美を抱きしめると私は・・・」 「私も・・・」 好きな人の腕の中。 どんな幸せな夢より 心地よく 幸せな場所なんだね・・・。