”白龍と望美の甘い生活”シリーズ



君の白い細い足
”望美が傷つくのが一番嫌なんだ” 白龍の口癖。 まるで私の保護者のように私に何かあるとすぐ飛んでくる。 例えば私がベランダで洗濯物を干しているとき。 くしゃみを一回しただけでも。 「・・・はくしゅんっ」 「望美っ。寒いの!?」 毛布を持って飛んでくる。 「大丈夫」 「でも風邪引くと大変だ・・・。こっちにおいで・・・」 「え、で、でもまだお洗濯が・・・」 「おいで・・・。私が温める・・・」 白龍のひろくて 大きな腕と毛布に包まれ、私は・・・ そのまま寝室へ・・・/// 白龍ったら最近何だかすごく大人の男性になったというか ・・・色っぽくなったというか・・・ 私は白龍に見つめられたらもう体の力が抜けてしまう。 白龍もそれを知っているのか わざと見つめてきたりするし・・・。 (負けてられないわ!) なんだかちょっとしゃくだわ。 私はちょっと白龍に意地悪したい気持ちになった。 その格好のチャンスがやってきた。 「・・・痛・・・」 マンションの階段でつまづいた私。 足首をひねった様で、私は自分で湿布を貼ろうとリビングのソファで手当て した。 「望美!??どうしたの!??」 やっぱり白龍はすごい形相で飛んできた。 (少しひねくれてやろっと) 心配げに見つめる白龍。 でもきょうは 私、ちょっといけない子になります。 「なんでもないわよ」 「でも・・・。足が少し腫れてるよ!」 「・・・なんでもないったら。白龍。ちょっとしつこい」 私はぷいっとそっぽをむいた。 「え・・・!?」 (うわ・・・白龍、悲哀そうな顔、しすぎ・・・) 「私、子供じゃないんだから、自分の事ぐらいできるよ! 構いすぎないで!」 「・・・望美・・・。嫌だ」 「え」 は、白龍・・・? どうしたの。どうしてそんな怖い顔・・・ 「望美はわかってない・・・。私がどれだけ望美を好きか・・・」 「は、白龍・・・」 「望美は体は私のモノだ。私の体の一部だ。だから ほおっておけるわけない・・・!」 白龍はそういういと私の手から湿布を取り上げて 足に貼り付ける・・・ 「・・・望美が私を疎ましく思ってもいい。でも望美が傷つくことが あるなら、私は望美を守り抜く・・・。望美がどう思っても・・・」 私は自分の子供染みた悪戯心を恥じた。 ・・・私はこんなに白龍に愛されているんだ・・・ ・・・白龍の真剣さに 涙が出そうだ・・・ 「・・・本当にどこも痛くない・・・?」 「うん」 「歩ける?」 「うん」 湿布を貼り付けた部分を 白龍は優しく労わるように撫でてくれる・・・。 「白龍・・・ごめんね」 「どうして望美が謝るの・・・?」 「・・・。ごめんね・・・。それから・・・。大好きよ・・・。ホントに大好きよ・・・」 白龍は嬉しそうに笑った・・・ その言葉しか出てこない。 私も伝えなきゃ。 彼に負けないくらいの想いを・・・ 「望美・・・。駄目だよ」 「え?」 「・・・望美・・・。あんまり私を刺激しないで・・・。もっと色々なところを触りたくなる」 え・・・な、な、何!? 白龍がなんだかつやっぽい・・・ 「・・・望美の足・・・。すごく細くて綺麗・・・」 ちょ、ちょ、ちょっと・・・。 明らかに白龍の触り方が違う・・・ 撫でるっていうより・・・掴むっていうか・・・ 「・・・。ずっと触っていたくなる・・・」 私の脹脛(フクラハギ)をゆっくりと上下に撫でて・・・ 「・・・口付けしたくなる程に・・・。柔らかくて・・」 「・・・!」 言葉どおり・・・ 白龍の唇が触れる・・・ 私の肌に吸い付くように・・・ 長く・・・深く・・・ ・・・どうしよう・・・つま先から熱くなってきた・・・ 「・・・。足も好きだけど・・・。もっとふくよかで・・・柔らかい綺麗な場所が・・・ 触りたいな・・・」 白龍の視線は私の胸に・・・ って・・・。は、白龍、ど、どこみて・・・っ シュル・・・ 白龍は私のブラウスのボタンを外して・・・ 「あ、あの・・・」 「・・・。大丈夫。足には負担かけないから・・・」 「・・・白龍・・・」 「・・・。じっと・・・していて・・・くれるよね・・・?」 き、きた・・・”例の言葉・・・” その言葉を言われてしまうと もう私は動けない・・・ 「望美・・・」 「・・・っ」 肌蹴た谷間に白龍の顔がうずまる・・・ 全身に走る快感。 ・・・嗚呼白龍。貴方は魔法を持ってるね・・・ 神の力はなくとも 私を幸せにしてくれる・・・ 「・・・白龍。大好きだよ・・・」 私を求める彼に私は何度も呟く。 彼がくれる幸せの分だけ・・・