オレが教えた甘いキス
オレの女房は世界一可愛い。 え・・・?自惚れだって?ふふ。何とでもいえばいいさ。 可愛いもんは可愛いンだからしかたねぇ。 「〜♪」 庭の物干しに可愛い囀りを響かせて、俺の可愛い女房は布団を干してる。 ・・・昨日、俺達が燃え上がった床だ。 「望美・・・」 「・・・!ひ、ヒノエ君!」 耳元で囁いただけで望美が頬を染める。 ふふ・・・ 「今日もお前は可愛いな・・・」 「ちょ・・・。ヒノエ君ッ」 オレは構わず望美を引き寄せ抱きしめる・・・ 「・・・ああ・・・。日の匂いだな・・・。お前の匂いだ・・・」 「・・・ちょ・・・やめ・・・っ」 抱きしめながら・・・望美の敏感な場所に口付ける・・・ この体勢なら・・・首筋が一番か。 「・・・。望美・・・。オレに、お前に匂い・・・移してくれよ・・・」 「・・・っ」 望美の体が少し熱くなった・・・。 ふふ・・・。 感じてる証拠だな・・・ 「・・・抵抗しても駄目・・・。今、お前は誰の腕の中にいるんだ?」 「そ、それは・・・」 「駄目だ。もう歯止めがきかねぇな」 「きゃっ」 望美が好きなおひめさまだっこ。 オレは干したての布団と可愛い女房を抱きかかえ、 部屋に入った。 「さーてと・・・」 布団と一緒に望美も寝かせて・・・ 「ま、まだお昼なのに・・・」 「オレの愛に待ったはなし。ふふ・・・。お前が一番知ってるはずさ・・・」 「もう・・・」 望美は観念したのか・・・ 大人しくなって・・・ 「・・・。昼でも夜でもお前を愛してる・・・」 シュル・・・ 帯をほどく・・・ 何度もみてるはずなのに 望美の素肌が露になっていくこの瞬間が・・・ たまらなく・・・ 好きなんだ・・・ 「・・・。熱さがまだたりねぇな・・・」 「え・・・?」 「・・・もっと燃え上がるには・・・。熱が必要だろ・・・?」 望美の顎を持ち上げて・・・ 「ん・・・っ」 オレはかわいい唇をふさいだ・・・ 深く・・・深く・・・ 口付ける・・・ 「・・・っ」 望美もオレの口付けを返してくる・・・ ふっ。 どのくらいの角度が一番美味しい口付けか・・・ 望美も覚えたんだな・・・ いや・・・オレが・・・ オレが教えたんだ・・・ 「・・・!」 ほおら・・・。望美の体が染まってきた・・・ オレ色に・・・ 口付けを交わしながら・・・ 望美が敏感なオレの手はポイントに触れていく・・・ 着物の裾から見える 素足・・・ ぶるっと震える望美の肩が・・・ 愛しい・・・ 長い口付けを終えた後オレは望美に告げる・・・ 「・・・さぁ・・・。オレの熱い夢の始まりだ・・・。覚悟はいいな・・・?」 微笑んで頷く望美・・・ 「・・・愛してるぜ・・・」 オレを愛を受け止めてくれ 世界で一番可愛い花嫁 お前の体にオレを刻み込む・・・ オレの甘いキスを・・・ 受け止めてくれ・・・