お化粧 (犬夜叉気づいてくれるかな) かごめちゃん。ママのほう紅と リップをつけておしゃれしております。 ご神木の前で犬夜叉に背を向けてつけてみました。 犬夜叉の反応をこころ待ちにしておりますが・・・。 「ふぁあー・・・。暇だな」 でっかいあくびがどうやら犬夜叉の お返事のようでかごめは・・・ (ま。最初から分かってたリアクション だけどね) 呆れ顔。 でも女の子だから、おしゃれしたら 気づいてほしいもの。 「んー?かごめ・・・お前・・・」 犬夜叉、突然かごめの顔をジーっと 見て・・・ (あ、もしかして気づいてくれた!?) 「・・・変な色の泥、ついってっぞ」 「ど・・・泥!?」 ファンデーションのことを、犬くんは 泥だといいました。 (ど、泥って・・・。表現がひどい!!) 「ふん!!あんたなんかだいっきらい!!」 「!?」 突然のかごめのお冠に、犬夜叉、 ただ驚くばかり。 (おこる理由がわからねぇ・・・。 かごめの生まれた日ってやつは・・・もう終わったし) この間はかごめの誕生日を忘れてかごめに怒られた犬夜叉。 (かごめが怒る理由、なんか他にあんのか?) 必死に考えますが浮かびません。 「・・・。犬夜叉・・・。犬夜叉って・・・。やっぱり 桔梗みたいな綺麗で美人な人が好きなの?」 「え!?な、なんだ突然・・・」 「・・・だって。私・・・。桔梗みたいに綺麗じゃないし・・・」 「そりゃそうだろ。お前は桔梗じゃねぇ」 カチン。 かごめの繭がまた少しつりあがった。 犬夜叉、当たり前のことをそのまま言ってしまいましが なんか乙女心にチクリときますよ? 「・・・ったっく。お前は最近怒ってばっかり・・・。 怒ってばっかいるとババ臭くなるぞ?大体お前は・・・」 (はッ) 犬夜叉・・・。”ババ臭い”なんてトドメの一撃でした・・・ かごめの頭から蒸気が・・・ 「おすわりッ!!」 「ふがッ」 犬夜叉・・・。 土に埋まった深さ約50センチ・・・。最高記録を更新した模様です・・・。 「デリカシーがない男なんてだいっきらい!!」 「だ、だいきらい・・・だいきらい・・・」 犬夜叉の頭の中でエコーしてます 「・・・お、お前はババ”臭く”なんかねぇよ」 「・・・もうフォローしなくていいから」 「違う!お前はいい匂いだ!!一緒にいると クラクラしてムラムラしてく・・・」 (はッ。オレは何を口走って・・・) 「・・・。だっだからだな・・・あのその・・・」 「・・・。も、もうー・・・。結局いつもと同じパターン・・・。 怒れなくなっちゃったわよ・・・」 デリカシーがないことをいったあとに・・・ 嬉しいことを言ってくれるから・・・。 「あーあ・・・。女の子はホントに大変だわ」 犬夜叉の肩にぽす・・・っと顔を寄せた。 「・・・///。な、何が大変なんだよ?」 「色々大変なの・・・!お化粧したり・・・お洒落したり・・・」 恋をすれば 綺麗になりたいと思うし 綺麗になったねといわれたい 色々努力しなくちゃいけない でも一番努力しなくちゃいけないことは・・・。 「・・・。け、化粧なんていらねぇだろ」 「え?」 「そっ・・・そのまんまが・・・。オレは・・・いい」 「犬夜叉・・・」 かごめはぎゅっと犬夜叉と腕を組んだ。 「・・・ホントね?」 「お、おう・・・」 女の子が一嬉しいこと 女の子が一番綺麗になるには 好きな人からの言葉なのだ・・・ 「私、犬夜叉の言うとおりにするね・・・」 「お、おう・・・”そのまんま”でな・・・」 (・・・今の着物の方が・・・オレはいい・・・///) ミニスカートがとってもお好きな犬夜叉君。 大好きなかごめの大好きな白い太ももが見えますし。 なんてったって・・・ (今日は白だったな・・・///) おすわりのときにスカートの中が見えますし(笑) 犬夜叉の真意はかごめには秘密・・・v 恋というお化粧は男の子も女の子も 優しい気持ちにしてくれるので有りました・・・v