愛のマッサージ
「ふぅ〜」
連日の妖怪退治でお疲れのご様子の犬夜叉。
かごめと共に現代のかごめ部屋(またの名を愛の巣)にてリフレッシュ中。
「ハァ」
肩をこきこき鳴らしてまわす犬夜叉。
「疲れてるの?」
「へっ。俺があれくらいで疲れるわけねぇだろ」
「でもなんとなくだるそうね・・・。そうだわ。犬夜叉。ちょっとここに横になって」
(えッ!???)
かごめが指差すのはベットの上v
(な・・・なんであそで”寝ろ”と!???)
犬夜叉、早くもなにやら勘違いモードに突入。
「な、な、”何”すんだよッ(興奮気味)」
「いいから横になって・・・。楽にしてあげたいの・・・」←犬夜叉には潤んだ瞳のかごめに見えてる模様。
(な、な、なんちゅうことを・・・っ(喜))
ベットを撫でるかごめの手つきが妙にやらしく見える・・・
「早く・・・来て・・・」
かごめのあまーい声に
ぽーっとした犬夜叉はヨロヨロとベットにうつ伏せになる・・・
「犬夜叉・・・」
「・・・う、うつ伏せでいいのか・・・?お、俺はむしろ・・・」
(上向きがいい)
「いいの・・・。この方が『しやすい』から・・・」
(し、しやすいって・・・かごめがこの形が”しやすい”のか??)←想像中
「・・・犬夜叉・・・」
かごめは犬夜叉の上に足をあげてまたがり馬乗りに・・・
(・・・こ、こういう形からはいるのはじめてだぞッ)←さらに想像中
「凝ってるところがあったらいってね♪じゃあはじめるよー♪」
(え。なぜそんな明るい声・・・?)
ギュウ。
かごめは両手で犬夜叉の腰を思いっきり押した。
「痛ってぇええ!!!」
「あ、やっぱり凝ってるじゃないの・・・。いっぱいマッサージしてあげるわね!」
かごめは犬夜叉の悲鳴にも関わらず笑顔で
肘で背骨の辺りのツボをこりこり。
「痛てぇッ!や、やめろ!」
手足をばたつかせて暴れる犬夜叉。
「もうっ。そんなに暴れないの!マッサージできないでしょ!」
「まっさあじなんていらねぇっ。降りろっ」
「いいから。優しくして・あ・げ・る・・・」
(う・・・)
かごめの甘い言葉には適わない犬夜叉。
大人しくなり、かごめのマッサージを受けます。
「凝ってるところあったら、もっと言ってねー♪」
せっせとかごめは犬夜叉の背中や指の腹で腰を押す。
(やってほしいのはこんなんじゃないのに・・・(涙))
ちょっぴり残念がっていた犬夜叉だが・・・
段々痛みも心地よくなってきたようで・・・
「どう・・・?少しは気持ちよくなってきた・・・?」
「・・・う・・・」
(そういう台詞。なんか勘違いしちまうだろ。ったく・・・)
ただのマッサージとはいえ・・・
かごめは股を開いて自分に馬乗りになっている姿って・・・
(・・・かなりヤバイよな)
スカートから太股が・・・
(///)
「よいしょ。よいしょ・・・」
犬夜叉がドキドキしているのも知らずせっせとマッサージ。
全体重をかけてマッサージ。
「ふぅ・・・。大分疲れは解れたと思うんだけど・・・。どうかな」
「///」
「犬夜叉ってば。何赤面してるのよ。ヒトが体使ってるのに・・・」
いちいちかごめの言葉を
別の意味に聞こえてくるのは犬夜叉が興奮している証拠であり。
「・・・あ、ああ。まぁ、だ、大分楽になった」
「そう?よかった・・・。じゃあ・・・」
「・・・じゃあ、今度は俺がしてやる」
「えっ」
バサッ。
犬夜叉はかごめの手を引っ張り
今度は自分がかごめの体にまたがり・・・
見下ろす・・・
「・・・。ちょっと・・・。私は疲れてないんだけど・・・(照)」
「・・・。オレもつかれてねぇ」
バサっと上着を脱ぐ犬夜叉・・・
そしてかごめのふくよかな胸に顔を埋める・・・
「・・・。今度はオレが、お前全部・・・。ほぐしてやる・・・」
「・・・。あんまり力入れすぎないでね・・・」
「・・・まかせとけ・・・」
ベットが激しく揺れる。
犬夜叉とかごめの本当の『触れ合い』はこれからが本番である・・・(笑)
FIN