犬夜叉君。18才の大学生。 インターネットが趣味なのですが、つい先日、ちょっと不思議なサイトに 出会いました。 『貴方の心を癒します。かごメイド』 (・・・。なんかやべぇサイトにきちまったか?) と、犬夜叉君は思いました。 『かごメイド。借り出し期間は半年。是非ぜひあなたに ご奉仕させてください』 なんてちょっと怪しい謳い文句もあったのですが (かっ・・・可愛い・・・(惚)) かごめいどの生写真に一目ぼれ・・・v タイプA・タイプB・タイプCといろいろなタイプが ありましたが犬夜叉君が一目ぼれしちゃったのが 『日暮かごめ15歳』 というちょっと不思議なタイプ。 (可愛い・・・) あまりの可愛さにぼうっとして、思わずマウスをクリックすると・・・ カチ・・・ 「・・・!?」 パァッと白い光がパソコンの画面から輝いて 犬夜叉は目を閉じてしまいました。 (ん・・・?なんだ・・・。今のは・・・) 犬夜叉がそうっと目を開けてみると・・・ 「初めまして。ご主人様v」 (!?) 白のフリフリエプロンに黒の提灯そでのメイド服。 さらに膝上ミニスカにピンクのタイツ姿の少女がベットの上にちょこんと 座っているではないですか! 「だ・・・だれだお前は・・・!」 「はい。かごメイド特別バージョン『日暮かごめ』と申します」 「・・・ぱ、パソコンの中の・・・!?」 「はい♪」 犬夜叉、なにが何だか訳が分からず混乱しつつも・・・ (あ、歩くと見えそ・・・(ドキドキ)) かごめちゃんのミニスカにちゃんとしっかり視線がいっておりますv(笑) 「で・・・。な、なにしてくれるってんだ(ドキドキ)」 「はい。ご主人様の言うことならHなこと意外なら なんでもお申し付けください♪」 「・・・(がっくり)」 犬夜叉、エッチなことをいっぱい期待しておりましたのに・・・! 「・・・なにをご希望なさいますか♪ご主人様」 「・・・え、えっと・・・んじゃあ・・・」 エッチなことは駄目らしく、犬夜叉、味気ない気分。 「・・・掃除でも頼むか」 「お掃除ですね♪おまかせくださいっ」 ボワン! かごめがなにやら呪文を唱えるとなんと!ほうきとちりとりが・・・! (メイド服にま・・・魔女っ子か!?) 犬夜叉、ちょっとマニアな感想ですね!(笑) 「おい、あの掃除機あるぜ?」 「いえ!掃除機ではほこりがあがっちゃいますから♪ では、お掃除さっそく始めさせていただきます!」 かごめはピンクのエプロンにお着替えして早速お掃除開始・・・! 「まずは床掃除から!」 てきぱき。 かごめはほうきとでぱっぱとフローリングの床をはきはき♪ (・・・か、可愛いかも・・・(照)) そのしぐさがとっても愛らしく犬夜叉、見とれちゃってます☆ 「床は水ぶきしなくっちゃ☆」 かごめは四つんばいになってぞうきんで 床をみがきます♪ (おお!!) 犬夜叉くん、なんだか絶好なポジションで一緒に四つんばいに なってかごめのミニスカを見学v (・・・薄ピンク・・・(喜)) 見えたんですねv 「よーし!次はお台所!」 かごめは流しにこんもり溜まっていた洗物を 洗剤をつけてあらいます。 きゅっきゅ♪ なんとも慣れた手つきですv その後姿を ぽわーんとした顔で 見ています。 (な・・・なんか・・・。”新妻”ってカンジで・・・いいかも・・・) えー。ただいま、犬夜叉君の脳内でかなり大人な妄想が繰り広げられております 台所で・・・×××。 お子様禁止な映像のため、この部分の説明はカットさせていただきますことを ご了承ください(笑) 「ご主人様!」 「・・・はっ!!」 犬夜叉君、突然妄想から呼び覚まされてドッキンコ!! 「な、ななな何だよ!」←悪いことしてないのにドキドキ。 「洗ったお皿なのですが・・・。どこに片付けたらいいのでしょう?」 「ああ。それならそこの戸棚でいい」 「承知しました。ご主人様」 (///) ご主人さま・・・というフレーズにかなり快感な犬夜叉くん☆ 背伸びして戸棚に皿をしまおうとしたかごめ。 「きゃ・・・きゃあ!!」 「どうした!?」 バランスを崩して倒れました・・・!! 「イタタ・・・。かごめ、大丈夫・・・」 犬夜叉くんの右手に 果てしなくやわかーい感触が・・・ (や、やわらけ・・・) かごめちゃんの右のお胸に犬夜叉君のてが・・・! なんて幸運な事故でしょう(笑) 「あの、ご主人様っお怪我は!?」 「はっ(理性覚醒)い、いや、怪我はねぇ」 かごめはとってもとっても心配そうな顔をしています。 「すみません。私が失敗しちゃったばっかりに・・・」 「そ、そんな大げさな・・・」 「いえ・・・!”かごメイド”たる者、ご主人様のお言いつけを 完璧にこなすことがすべてなんです。・・・私はまだまだ駆け出しの かごメイドだから・・・」 ちょっぴりきらきらの瞳に涙をためるかごめ。 「・・・ったく・・・。失敗がなんだよ。俺はお前が 来てくれだけでうれしいと思ってんだぜ?」 「え?」 「なんか今でも信じられねぇけど・・・。お前が来てくれて 俺はうれしい」 (ご主人様・・・) トクン。 このとき。胸がぽっと暖かくなったのを かごめは感じました。 (何だろう。今のは・・・) 「もう、掃除や片付けはいいよ」 「え・・・。ではご主人様次は何をすればよいでしょう?」 「そうだな・・・」 犬夜叉はそして 呟きます・・・ 「・・・そばにいろ。俺のそばにいろ・・・」 「そばに・・・ですか?」 かごめはきょとん、した顔です。 「はい!わかりました。そばにいます」 「///お、おう・・・」 かごめの肩を引き寄せる犬夜叉・・・。 トクントクン・・・ 犬夜叉の心にも かごめの心にも 明かりがひとつ・・・ともったように あったかい・・・ それがなんだかまだわからないけれど・・・ ”俺のそばにいろ・・・” この言葉が 後々二人のキーワードになってゆくのです。 さてさて。まだまだ新米のかごメイド。 初めてのご主人様とどんな物語を紡いでいくのでしょうか・・・☆