犬かご小説リクエスト(タイトル編)第7位
愛にまみれて
「じゃんけんぽん!」
犬夜叉がパーでかごめがグー。
「へへへ。やったぜ!」
「負けちゃったー」
なぜじゃんけんをしているのかって?
それは・・・
”じゃんけんをした方のいうことを今日一日、なんでも聞く”
なんて話になったからでして。
「・・・あの最初に言っとくけどあんまり”変なこと”は
言わないでね」
「・・・(汗)」
(せ、先手を打たれた)
なんか色々”変なこと”を考えていた犬夜叉君でした。合掌。
「じゃあ何をしてほしい?」
「・・・。あ、あれ・・・」
「あれ?あれってなあに?」
「・・・///わ、わかるだろ」
犬夜叉のアイコンタクトでかごめは”あれ”がすぐわかった。
「お約束ね。仕方ないなぁ。はいどうぞ」
ご神木の根元にかごめは女座りの体勢で腰を下ろした。
「・・・///(悦)」
犬夜叉はテレを抑えつつもかなーり嬉しそうに
かごめの膝枕にちょこんと頭をのっけた。
かごめの膝の柔らかさが伝わって
なんともいえないキモチ。
この世で一番柔らかい枕。
犬夜叉は銀髪をそっと撫でてもらう。
とってもいい気持ち。
・・・優しい気持ち。
「・・・甘えん坊ね。もう」
「・・・けっ・・・///」
今日は甘えてもいい日。
今日は甘いものを食べていい日だから。
・・・そう。今日はバレンタインデー。
「・・・またあの茶色の甘い奴食わせる気か?」
「アンタ・・・チョコ私が”あげる”こと前提の意見?それは」
「・・・ばッ・・・(照)」
犬夜叉はチョコ貰う気満々のようでv
「ふふ。ごめんごめん、ちゃーんと用意してあるから」
「べッ別にオレは催促したわけじゃねぇ」
・・・したのも同然ですよ☆
かごめはポケットから小さな小箱を取り出した。
「ふふ。今年のはほら、小さなハート型タイプ」
「・・・甘い匂い」
「今日は、犬夜叉の言うことなんでも聞く日だよね?」
(///)
「・・・食べさせて・・・。ほしい?」
かごめの優しい眼差しが犬夜叉にいっぱい注がれます。
「・・・けっ///。く、食ってやる」
犬夜叉、嬉しそうな顔を我慢しつつ、すでに
食べる気満々なようで☆
「はい。じゃ、あーん・・・」
犬夜叉の牙が見えるくらいにあーん、とお口をあけてます☆
もぐもぐ
ごっくん。
(・・・。甘めぇ・・・)
甘いものはあんまり好きじゃないけれど
かごめのくれたこのお菓子は
優しい甘さでとっても口に合う。
「どう?」
「・・・ま、まずくはねぇ///」
「よかった☆」
かごめがくれたチョコ。
かごめのキモチと一緒に食べるから美味しくないわけがない。
「・・・もう一個食べる?」
「おう」
一個一個。
かごめの心のカケラが
犬夜叉の口から心へとはいっていく
「はいあーん・・・」
「///」
”貴方が大好き”のかけら
甘い匂いにつつまれ
甘い愛にまみれた二人は
互いの想いを深めいった・・・。
短めですみません(汗)ちょーどバレンタインの時期だったので
それに合わせて書いて見ました。まさにチョコと愛にまみれたいちゃつき
犬かごでした(笑)
・・・追伸。
・・・私かかごめちゃんにまみれてます!!(それか)