満と犬夜叉のちょっとドキドキおやつ 「おいちいおいちい」【うめぇなぁこれ】 最近の満のおやつは、たまごボーロ。小さな小粒のお菓子で 薄ら甘くて優しい味です。 「満ったらそればかり食べるんだから」 たまごボーロの袋を持った満をひざのうえにちょこん、と乗せるかごめ。 「かーたん、おっぱい」【かーちゃんの乳の味に似てるんだよな】 「え?ちょ、ちょっと何?」 「かーたんおーっぱいおっぱい」【なんか恋しくなってきたぁ。優しい味がする】 満はかごめのニットのセーターをべろんとめくって・・・ ブラの谷間にまあるほっぺを押し付ける。 (おおッ!!) その瞬間を・・・ 襖の隙間から覗いている輩が一人・・・。 「おっぱい。おっぱい」【かーちゃん、もっかい飲まして】 「んもう。満ったら。もうお乳はでないよ」 「おっぱいー!」【飲みテェ!!とーちゃんも昨日飲んでたじゃねぇか!】 「さ、満はこれで我慢してね」 かごめはセーターを整えて満に卵ボーロの袋を手渡した。 「かーたん、おっぱい」【しかたねぇな。これで我慢するか】 再びぼりぼりと食べる満。 よもやのところでかごめの授乳シーンが見られると思った 襖の向こうの犬夜叉・・・。 (ちっ・・・。しかし・・・あのちんこい菓子・・・。 どんな味がすんだろ) とっても満がおいしそうに食べていたので。 かごめが食堂に下りていった合間に満に少しだけわけてもらいました。 「かーたんのおっぱい、おいちい」【かーちゃんのおっぱいの味がすんだぜ?とーちゃんも欲しいだろー。へへ】 満が指差して説明。 「ど、どういう意味でい。・・・そ、その菓子が かごめの・・・///(この部分は照れくさくていえない)味がするのか?」 「あい」【おう。そうだ。ふふ、とーちゃん、我慢できねぇだろ?】 その菓子の袋をじっと見つめる その品名にちょっと・・・ (パイパイクッキー・・・///) 頬を染めてます犬夜叉。 ほんのりピンク色のお菓子に何をご想像ですかv 「い・・・いただいきます」 ぱくり。 どうです?犬夜叉・・・お味は・・・ 「・・・///」 なにやら犬夜叉、にやっと笑う。 「おいちい?にゃは」【そーか。とーちゃんどうだ・・・。意味深な味がすんだろ?】 息子はばっちりとーちゃんの至福の表情を見ておりました(笑) それからというもの・・・。 犬夜叉の視線はやたらと・・・。 (・・・かごめの・・・味///) かごめの胸にいっちゃいまして☆ 「・・・?なによ」 「はっ。な、なんでもねぇッ」 犬夜叉、慌てて視線をそらす・・・。 (い、いけねぇ。オレという奴は・・・) しかし一旦住み着いた”疑問”はなかなか消えず・・・。 (かごめの・・・味・・・///) 「ちょっと!あんた最近私ばっかり見てない?!それも なんかちょっとヤラシー目で・・・」 「・・・なッ(どもって動揺)んなわけねぇだろッ」 びびりながらも弁解する犬夜叉。 そんな犬夜叉のズボンをくいくい。 満だ。 手には”乳ポーロ”という品名の卵のお菓子が・・・。 「かーたんおっぱい、とーたんおいちいー?」【とーちゃん、そんなに恋しいか?】 (ばっ・・・満なんてことをッ) しかしすでに時は遅し・・・ 「犬夜叉・・・。しばらく別々に寝ます!!あんたは廊下で反省しなさーい!!」 バタン!! 犬夜叉・・・。久しぶりの廊下でおねんねの刑・・・。 「・・・ぐすん。寒い・・・」 毛布に包まって震える犬夜叉・・・。 (全く・・・。満の前でロクなこと考えないんだから) お冠のかごめ。 洗濯物をたたみながら怒ってます。 「かーたん、かーたんけんかだーめ」【オレのせーで喧嘩はよしてくれよ。とーちゃんだって 悪気があったわけじゃねぇ。ちょっと助平なだけだ】 心配そうにかごめの手を握る満・・・。 「・・・満は優しい子ね・・・。でも犬夜叉には少し 頭を冷やしてもらわないと」 「とーたん、うえーんうえーん」【とーちゃん今頃泣いてるぜ? かーちゃんのおっぱいが恋しかったのも助平だけが理由じゃないと思うぜ?】 「・・・満・・・」 満の気持ちがなんとなくかごめにも伝わったのか・・・。 (そういえば・・・。犬夜叉のお母さんって早くに亡くなったのよね・・・) 母親への想いもあるのかもしれない・・・ ・・・ちょっと助平心が含まれすぎだけど(笑) というわけで廊下でひとりねんねの刑は間逃れて・・・。 「仕方ないわね。今回は満に免じて許してあげる」 「・・・おう」 「犬夜叉・・・。お母さんのこと今でも恋しい・・・?」 「なッ・・・べ、別にそんな・・・」 犬夜叉は照れくさそうに背を向けた。 「ふふ。マザコン君かな?犬夜叉は」 「そ、そんなじゃねーやい!」 犬夜叉はぷいっとそっぽをむく・・・。 「うふふ・・・。まだまだお子ちゃま犬夜叉君には 罰が必要ね」 (ば・・・罰!?) かごめはそっと犬夜叉の頭に手を添えて 膝枕・・・ 「・・・///こ、コレが罰・・・?」 「そう・・・。いつもお疲れ様っていう労いの・・・。 いやじゃない・・・でしょ?」 「お、おう!!」←とっても賛同(笑) かごめの匂い・・・ 優しい・・・ たまごボーロ食べたときみたいにどこかほっとする 気持ちになる・・・ (お袋の・・・匂いだ・・・) 遠い昔・・・ 抱きしめられた 母のぬくもりが蘇る・・・。 「か、かごめ・・・ありがと・・・な」 「うん・・・」 なんだかちょっぴりいいムードになってきたのですが・・・ 犬夜叉が気になるのはやっぱり・・・。 (そ、それにしても・・・またデカクなったな・・・。 それにやっぱり・・・どんな味がすんだろ・・・///) 目の前に大きな膨らみにやっぱり犬君は色々 想像しちゃうのでした(笑)
最初、タイトルを『乳ポーロ』に しようかと思ったんですが、ちょっと露骨過ぎると思って変えました(汗) ・・・ところでたまごポーロがおいしんです んで品名が「乳ボーロ」・・・ ・・・素敵にトキメクお菓子でございます!!(ど変態) ・・・。お粗末さまでした(汗)