初夜の余韻 このお話は犬かご夫婦が結婚したてのころのお話。 新婚旅行から帰って来た犬夜叉。 ・・・勿論。新婚初夜を堪能してまいりましたvv ・・・初めて二人が結ばれた夜・・・。 その余韻に犬夜叉はもう参っておりました。 「おう。誰かあのふやけ野郎をどうにかしやがれ」 犬夜叉の職場の棟梁さん。 呆れ顔です。 金槌もったまま犬夜叉が屋根の上でぽかーんと口を開けてます。 「アニキアニキ。しゃんとしてくださいよぅ。棟梁が かんかんですよ」 後輩が耳打ちするが・・・。 (・・・)←妄想の中を浮遊。 「・・・駄目だこりゃ・・・汗」 犬夜叉・・・完全にとろけきってます(笑) (・・・かごめ・・・。かごめ・・・) 犬夜叉が浮遊しているのは新婚初夜の一部始終・・・。 この世で一番大好きな女の子が 自分だけのものになる・・・ ・・・結ばれる悦び。 自分の腕の中で見せた喘ぐかごめ・・・。 (・・・。あんな顔・・・。ずっと見てたい) もう幸せすぎて幸せすぎてどうにかなりそうな犬夜叉。 (・・・。オレ・・・。もうなんか・・・どっかに飛んできそうだ・・・) 本当に羽根が生えたように犬夜叉は空の上を歩いて・・・。 ドッシャラガガガシャーン!! 「わぁあ!!アニキーーー!!」 犬夜叉・・・本当に空を飛んでそして落下・・・ 下がブルーシートでおがくずが積んであったので 軽い打ち身ですんだ。 しかし落下した犬夜叉はまだ笑っていたとさ・・・(笑) 「イタタタ・・・」 犬夜叉の背中にシップをはるかごめ。 「まーったく!あんたって人は!何考えてたの!? 仕事中に」 「う、うるせぇな///」 初夜のことをリピートしてたなんて言えません(笑) 「ったくもう・・・。びっくりするでしょ?落ちたって聴いたら・・・。新婚早々 未亡人にする気・・・もう・・・」 かごめは涙ぐんでエプロンで目を拭う。 「・・・。わ、悪かったよ・・・。心配かけて・・・」 「・・・もう私達・・・一人で二人なんだから・・・。一人にしちゃ・・・ 嫌よ」 かごめ、澄んだ瞳でうるうる・・・。 (・・・ッ!!) 新妻の涙に・・・。犬夜叉のスイッチ、ON!! 「分かった・・・。絶対お前を一人になんかしねぇ・・・」 「犬夜叉・・・」 「・・・俺たちは・・・”一つ”なんだ・・・」 パサ・・・。 かごめをそのまま押し倒して・・・。 「あの・・・。犬夜叉、怪我・・・大丈夫なの・・・?///」 「うるせぇ・・・。黙って・・・ろ」 そして本当に”一つ”になった二人・・・。 そして翌日。 「・・・。アニキ・・・。それ、箸っすよ?」 かごめの愛妻弁当を片手に箸をがじがじとかじる犬夜叉・・・。 「駄目だこりゃ・・・。当分アニキは使い物にならんな・・・汗」 (・・・今夜も・・・頑張ろう・・・!かごめが早く子供欲しいって言ってたし(ポツリ)) 初夜の余韻はまだま続きそである・・・(笑)