嫉妬心
春様

私の名前は日暮かごめ。ひょんなことから戦国時代と現代を行ったり来たりしてるの。まぁ話せば長くなっちゃうんだ。

「ただいま〜」

「お帰り、かごめちゃん」

「お帰りなさいませ」

「どうかしたのかい?」

「言うまでもないでしょう珊瑚。犬夜叉の奴がまた何がやったのですよ」

「…そうなのかい?かごめちゃん」

「う、うんまぁね…」

「良かったら詳しく教えていただけませんか?」

「…私が井戸から帰った時の事なんだけど、帰って来た時は犬夜叉いたんだけど急に、『先に行っててくれ!』とか言って…」

「…桔梗様の所へ…ですか」

「うん。私気になってついて行ったの。全然犬夜叉は私の事気にしてないみたいで気づかなかったの。それで…
ココは」←は付けないで良いです^^)

「かごめっ」

「犬夜叉…」

「…さっきはすまなかったちょっと来てくれ」

「う、うん」

「では、私も一緒に…
ココも」←はいらないです^^;)

”ガーンッ”

「っ痛いじゃないですか!!」

「当たり前だろ法師様が悪いんだ」

「珊瑚…汗」

「かごめ行くぞ」

私と犬夜叉は外へ出て少し歩いていた。もう季節は『秋』と言わせぬばかりに落ち葉が地面いっぱいに広がって落ちていた。

「ねぇ犬夜叉」

「あぁ?」

「もう秋なんだねっ」

「あぁそりゃそうだろ」

「なーに、その反応〜!最低っ」

「おいっコッチ見てみろよ」

「え?」

私は犬夜叉に腕を引っ張られて反対側崖―の方へ振り向いた。
そこにはまるで春の花畑の様にキレイな景色が広がっていた。
赤・黄・橙…。色んな色の落ち葉が目の前いっぱいに広がっていた。

「わぁ〜vv」

「あのさ、もう怒ってねぇ?」

「ん?何が?」

「だから…桔梗との事だよ…」

「…まだ怒ってま〜す。許してあ・げ・な・いっ」

私は意地悪してみた。『いつもと一緒じゃ最後もいつもと一緒。
それじゃあ成長しないっ』と言う理由?―で…。

「え゛…」

「許してほしい?」

「…あぁ///照」

「じゃあ…思いっきり私をギューーッってしてvv」

「///照」

「いいのぉ?私怒ったままで」

「分かった…///照」

”ガバッ”
犬夜叉は私の言った通り私が壊れそうになるぐらい『ギューッ』ってしてくれた。私はその瞬間全てがリセットされた気持ちになった。
桔梗との事…奈落との事…四魂の欠片を集め終わった時の事…。
色んな不安が消えていった気がした。

「ん…。犬夜叉もういいよ」

「…」

「犬夜叉?もう離していいよ。もう許してあげる」

「…さねぇ」

「何?」

「もう離さねぇよ…」

「…///じゃあできるだけ長くこのままでいて…」

「あぁ…分かってらぃ」


こうして事件は無事に解決しました。
解決したと同時に2人の愛と絆も深まりましたvv

〜終〜

皆様こんにちは。こんな文章読んでいただきまことにありがとうございますっ>▽<
『かごめちゃんを嫉妬させよう!』と言うテーマ?―で書いてみました。あんたは奈落か―どうでしたか?とってもラブラブに終わらせてみて、楽しかったですvvまた投稿する時もよろしくお願いします。