天使の微笑み 『2話』
来夢
「楓様!!!」
「ん?どうした弥勒殿、珊瑚。」
「それが大変なんだよ!!森の近くを歩いているときに風もないのに竜巻が突然き
て、かごめちゃんが飲み込まれて消えてしまったんだ!」
「かごめが?いかん!!多分それは、妖怪の仕業だろう。かごめは地上界に連れて行
かれたんだろう」
「そんな・・・・だったらかごめちゃんが危ないよ!!早く助けにいかなきゃかごめ
ちゃんが・・・・・・・・・・・・・」
「おちつけ珊瑚。楓様助けられないのですか?」
「わしらは地上界に行くことを許されておらん。それに地上界に行く方法を誰一人と
してしらないし、皆いったことがないだろう。」
「じゃあどうすればいいの??」 珊瑚は今にも泣きそうだった。
「見守るしかない。それにかごめはそう簡単には殺されない。かごめは弓をもってい
たか?」
「う、うん。持ってたよ」
「なら大丈夫じゃ。珊瑚も知っているじゃろ?かごめの弓の腕に勝つものはおらん。
きっとかごめは大丈夫じゃ。さて、二人ともこの水鏡をみてごらん。」
と楓は二人を大きな水鏡につれていった。
「この水鏡は天上界はもちろん地上界もみれる鏡だ。
『鏡よ 地上界にいったかごめの姿を映せ』」
そう水鏡にいうと水鏡はゆっくりと地上界を映していった・・・・・・・・・・・
「う・・・・・ん。ここは・・・・?」
かごめは森の中にいた。もちろんここは地上界・・・・・・・・・・・・
(そうだ!!たしか珊瑚ちゃんと森の近くを歩いていたら竜巻が突然現れて・・・・
・・・
じゃあここは地上界!?どうしよう。どうやったら帰れるの?)
かごめは不安でいっぱいだった。
(でも、弓を持っていてよかった。なんとかして帰らなきゃ!!)
と、森の中を歩き出した。
しばらくすると・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガサガサ!!!!バキバキ!
!!!!!!
と木の倒れる音がしたかと思うと、目の前に妖怪が・・・・・・・・・
かごめは矢で射ろうとした。しかし距離が近すぎて矢を抜く前に殺されてします。
もうだめかと思いかごめは目をぎゅっとつぶった
そのとき!
ザシュ!!!!
「え・・・・?」
かごめが目をあけると妖怪はバラバラになっていた。
そして
「お前人間じゃねえよな?」と言う声が聞こえた。
かごめが振り向くとそこには紅い衣、銀色の髪をなびかせた金色の目をもつ少年がい
た。
続く・・・・・・・・
あとがき
更新が大分遅くなってしまいました((汗
これからも更新が遅くなることがあるかもしれませんが応援していただけるとうれし
いです^^:
さて、やっと犬夜叉とかごめちゃんが出会いました^0^
これからどうなるのやら・・・?