天使の微笑み     『4』  来夢                                         
かごめと銀色の髪の少年・・・・犬夜叉とのやりとりを水鏡で見ていた楓たち。 「楓ばあちゃん。かごめちゃんはこれからどうするのかな〜? 犬夜叉っていう奴多分半妖だよ。今回は助かったけどほかの妖怪は ・・・・かごめちゃんを・・・・・。」 「心配するな、珊瑚。かごめは大丈夫じゃ。 それにもう一人ではない。犬夜叉という奴がおるし、 子狐妖怪もいるだろう。わしが気になったのは・・・・」 「菜覇・・・・・という奴ですな。」 「ああ。あやつ・・・・天界人を喰おうとしておる。 そのために竜巻を・・・・・。このままはかごめが危ない。」 「なんとかならないのですか?楓様。」 「うむ。わしらは地上界へは行けん・・・いや行けないのだ。 それが天界人と地上人のオキテでありサダメなのだ。今は此処から見守ろう。」 「そうだね。頑張ってかごめちゃん・・・・。」 「きっと・・・かごめ様なら大丈夫ですよ。」 「うん。」 そういって自分の肩を優しく抱いてくれる弥勒に感謝する珊瑚だった。 *************************************** 「かーごめ!!今そこにどんぐりがあったぞ!!ほれ!」 そういってかごめの手にどんぐりをのせる七宝。 「わぁ〜こんなにたくさん。ありがとう七宝ちゃん。」 「ったくたかがどんぐりだろ?」 「いいじゃない!七宝ちゃんがくれたんだから!!犬夜叉には関係ないでしょ。」 「そうじゃそうじゃ。口出しするな犬夜叉。 それとも犬夜叉もどんぐりが欲しいのか?」 「そんなのいらねえよ!!」 「ほんとか〜?」 「いらねえっていってんだろ!!」                ガッツンー!! 「っ〜〜!かごめー!!!犬夜叉が殴ったぁ〜!!」 「もう〜犬夜叉!!おすわり!!」 「ぐぇ!!!」 ドコっと地面に穴が開いた。 「かごめ!何しやがる!!」 「犬夜叉が七宝ちゃんをいじめるからでしょ!!まだ小さいのに!」 「こいつが喧嘩売ってきたんだ!!」 「またそんなこといって!!手加減してあげなさい!!大丈夫?七宝ちゃん?」 「大丈夫じゃ。犬夜叉め!!覚えておれ!この仕返しはいつか必ずしてやるからな!!」 「けっ。やってみろバーカ。」 そんな言い争いを苦笑して眺めているかごめ。 だが・・・・・・そんな光景を見ている者が一人・・・・・。菜覇だ。 <くっくっく。天界人・・・・・こんなところにいたのか。 犬夜叉と一緒にいたとは。丁度いい。まとめて殺してやる・・。>       ピクッ!  バッ!! 気配があったのかかごめがこちらを見た。 <!!ちっ。> 「犬夜叉!!誰かいる!!」 「何?!でてきやがれ!!そこにいるのはわかってんだ !菜覇!!大方結界張ってみてたんだろ!」 <くっくっく。久しぶりだな犬夜叉。おとなしく天界人を 渡せば今日のところは見逃してやる。> 「何ほざいてやがる!!渡すわけねえだろ!! かごめ俺から離れるんじゃねえぞ!」 「う、うん!!」 とうとう犬夜叉たちの前に現れた菜覇。 これからどうなる・・・・?                   続く     あとがき 何ヶ月ぶりの更新だ・・・・? 大分遅れました(汗 PCがぶっ壊れ買いなおし・・・・・・。 そんなことをしていたらあっという間に早数ヶ月・・・。 が、頑張ります!!(逃走