07.06.30   玉取山〜兵庫山
コモちゃん単独行





6月3日の「猿田峠〜玉取山」の続きとして本日は「玉取山〜兵庫山」を歩く。

参考文献は泉保安夫さんの「続 私の山歩き」だけで、
氏の山歩きはハイレベルなので小生には参考にならないのだが・・・・
ピストン歩行しか考えられないので、およそ10時間くらいかかると考えられる。

高松を4時半に出発し、6月3日に下山した登山口には6時20分に着く。

6:28、曇りの中、出発。
黄色い布は小生が6月3日に結んでおいたもの。

前日の雨で水をいっぱい含んだ笹こぎ。


7:35、玉取山頂上。
高度計のメーターをセットして、Uターン、兵庫山を目指す。
高度1300m程の平地で南方向の尾根を探すがみつからない。
コンパスを握りしめ適当に藪の中へ。



黄色い杭が打たれている道に出合い、ほっとする。
ガスってきた。白い花が落ちている。
一度鞍部まで降り、薄い踏み跡を追いながら再び登る。
8:19、尾根道に上がると西方向に兵庫山が見え始めた。


北方向は遠くに赤石山系が見える。
手前は天堤山?
シャクナゲが多い自然林に囲まれたやせ尾根を進む。
久しぶりにギンリョウソウを見つけた。


背丈より高い笹藪が行く手にーーー
下が見えないので思いきり杭に向こう脛をぶつけて、
血がタラタラ。

小さなアップダウンを繰り返す。
バイケイソウの群生、ほっとする。


9:20、大きな岩が目の前に立ちふさがってきた。
左から大きくエスケープ道を選ぶ。
泉保さんの記述がなければ、
小生の技量ではもっと時間がかかっただろう。
9:46、三段に貼られたテープ。
ここから尾根道をはずれ右手(西方向)に下って行く。
きれいな尾根道にだまされてまっすぐ行くと大変だ。


10:13、笹薮を抜けると左手に山頂の形に特長がある
大登岐山が見えてきた。
近くで見ても迫力がある形状だ。
10:21、再び笹薮。笹の背が高すぎて下に潜るしかない。
10:34、尾根道に出ると目の前に目標の兵庫山が迫ってきた。
10:58、やっと兵庫山1303m頂上に着いた。


30数年前にしては新しそうなプレート。


11:20、大登岐山に見送られて出発。
すぐ赤テープがあり導かれてルンルンと下山して15分。
あれ?この尾根道、まちがいやー!
来る時こんなシャクナゲなかったぞー!
方角を北方向にとりすぎた。


12:00、朝の登山道にやっと復帰できた。
13:08、ピークを通過。
13:37、さあ、今から大岩を登り返す。
気を引き締めて・・・・


テッペンに到着。
この岩と岩の間をよじ登ってきたんだなー
13:53、このあとはずっと笹薮が続く。



14:47、再び大登岐山を望む。
このあと分岐に気がつかずそのまま尾根道を進んでしまった。
杭がなくなり、おかしいと思い、引き返す。
分岐点には黄色いテープがあった。小生の眼力を疑う。



16:50、登山口に戻る。




◆歩行予定時間は10時間でしたが、2回のミスで1時間のロス。
ミステイクは次の山登りに活かしたいと思うのだが、
なかなかうまくいかない。反省の一日でした。
*赤テープにつられるな
*きれいな尾根道を疑え
*もっと地図をよく見ろ
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、
同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものです。
(承認番号 平17総使、第604号)

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