二ツ岳 02.6.15
法皇トンネル抜けると,別子山村まであじさいロードが続く。
あじさいは咲きかけの今頃が好き。
肉渕というバス停から蛾蔵林道へ。
両側の草がきれいに刈られている。
刈ったばっかりなのか、いい匂い。
登山口にはすでに4台車が停まっている。
10:30出発。とっても歩きやすい道。
昔は瀬戸内と別子を結ぶ魚の道だったんだって。
30分できれいな水場。本には出てないけど,
飲めるのかな?と言いつつもう飲んでる。冷たい!
ずっと新緑の中、気分よく歩く。こんな道ならどこまでも何時間でも歩くのになぁ。
一時間ちょっとで蛾蔵峠。一休み。
ここからが正念場。かつて遭難者も出てるし。
ストックはリュックにしまって両手を使って登る。崖ではないので怖くはない。
汗だらだら。岩場が何回かあってその時はちょっと怖い。
男性ばかり次々と下りてきて、6人にも会った。珍しく若者も。
早いなあ,いや私達が遅いスタートなのね。
やっと鯛の頭(たいのあたま)に着いた。一組のご夫婦が休んでいる。
鯛の頭は霧で見えない。12時も過ぎたのでお昼にする。
定番のビール。わたしもひとくち、く〜〜〜っ。
ゆっくり食べてもまだ霧が晴れないので頂上に行く事に。
霧で幻想的、といっても楽しむ余裕は無いけど。
三島警察署の親切な看板がここかしこに。ロープを張っているところも。
久しぶりに福岡の苅田サルさんの「がんばれあと10分」も見た。なんかうれし。
霧の中を歩いてると吸入器の中にいるような気がする。
やっと頂上、なのに霧で何も見えない。ふう〜〜〜。
先ほどのご夫婦も上ってきて一緒にがっくりする。
でもさくらんぼを頂いて元気が出る。そうか,こういう果物が山にはいいね。
剥かなくていいし,柔らかくない。
シャクナゲが頂上にだけちょっぴり咲いてた。
鯛の頭に戻ると霧が少し晴れてきた。
あら,こんなに近くだったの!!でも晴れたのは一瞬だった。
下りは滑るので気を使う。霧で濡れているし。
少し下ってふり返ると,おや,少し晴れてきた。
でも見えると怖さが激増する。あんな急なとこだったんだ。
登りの時、私には見えなくてよかったのかも。
蛾蔵峠まできたらホ〜〜〜っとした。
やれ無事だった。あとは散歩道を帰るだけ。るんるん。
白い小さな花が落ちてるところはいい匂いがする。ヒメシャラ?
5時前に車に到着。
2時間かけて塩入温泉へ。
ぬるぬるしすぎじゃない?と思うほど。
その割に温泉の匂いがないような・・・。
二ツ岳,思ったほど大変ではなかったけど,
アケボノか、シャクナゲか、紅葉のシーズンがいいのでしょうね、
6月では登り甲斐がなかったです。
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