東三方ガ森  02.6.1


7:30小松ICで下りて11号線を左折,丹原朝倉の標識で右折。
関屋の標識で左折,有名なビヤガーデン前を通る。
最後の家を過ぎたら急に細くなり林道っぽい。重信町まで行けるか心配。
そのうち未舗装。8:00窓峠にはFM愛媛の鉄塔。

大きな道路工事現場を過ぎると,漣痕の化石を見る場所がある。
道は舗装され、ほどなく「えひめ酒だる村」(営業中)。
その中を通る感じで林道が山に向かっている。
「芸予地震で落石,注意」と書かれた看板。
左は重信川の上流でとっても水がきれい,澄んでいる。
道はやがて川原の中も通る。

8:30阿歌古渓谷手前の広いところに車を止める。
渓谷を見ながら、車の跡がある林道を歩く。
30分で、林道が終わった。
バイクが1台。よかった、ほかにも人がいて。
杉林の中を通り,ウリノキ発見。花は姉さま人形みたい。

次は川原に下りて大きなごろごろした岩の中を歩く。


山肌が大きくえぐれてる。大木もなぎ倒されころがっていてややこしいが、
赤テープがきちんとあるので迷わない。でも道標は無い。
水がすごくきれい、というより、ただただ透明。手がしびれるほど冷たい。

竹林入り口に松山ハイキングクラブの青い小さな看板。
いよいよ山の入り口。急登だ。時々草木をつかんで登る。
びっしり木があるので日が差さず涼しいのだが,汗が吹き出る。
今日は一人1.5L水を持ってきたので、ごくごく飲む。
1時間も急登が続く。やっと尾根になるが,またもや急登。
ずっと手を使って登る。

少し広い場所に出た。第1ピークかな。
大きなサンショの木がある。ちょっとつまんでみるとなんかリフレッシュできた。
木を切ってくれて南方面が見える。ヨソ山?。ここ以外は全然展望がない。

木陰ばかりなので涼しくて気持ちいい。日焼けもしない。
虫がいないのもうれしい。ただ、新緑が美しいのに楽しむ余裕が無い。
2回ほど分かれ道があり,きれいな道には行くなとテープが言っている。
つけかえてくれたのだろう。新しいのは急登だ。

だんだん笹が出てきた。尾根。ブナもある。
シャクナゲは数えられるほどしか咲いてない。
細い尾根で、バイクの男性に会う。
「危ないところがありますよ,気をつけて」と下りて行った。
この先は誰もいないのか・・・・静かなのもいいけど淋しいな。

笹もつかんで登り,やっと頂上かと思ったらまだで,左へ行けとテープが言ってる。
え!こんな急降下するの?と叫んだよ。すごい!おそろしいくらい。
そろりそろり下りてまたすぐに急なのぼり。
私が写してる所は夫がいる所と同じ高さ,下ってすぐ上がるというわけ。

12:15、とうとうあともう一つのピークというところで私は精魂尽きてダウン。
夫だけ頂上へ向かう。一人残されると、ちょとこわい。
サル,イノシシが出たら・・!・・・で、時々鈴を鳴らした。

45分で夫は帰ってきた。頂上はわかりにくく、行ったり来たりしたそうだ。
藪の中でいろんな看板がいっぱいあったとか。
5000本桜への下り口の看板もあったとか。
そっちからの登りの方が楽チンだったのかなあ・・・・?

昼食は冷麺を保冷バッグに入れてきた。
のびてたけど,ま、いけるかな。デザートは水羊羹。これはグッド!
食べてるうちに風も涼しく、寒いくらいになった。

下りも急なのでこわい。そろそろおりた。3:40無事下山。

温泉は東予市の「本谷温泉」。
「伊予三湯の一つ」と書いてるんだけど・・・・????
露天風呂は景色が緑一色でよかった。

今日は思ったよりもずっと整備されていて迷う事は無かったけど,きつかった。
きつい割に報われないなあ、阿歌古渓谷で遊んだ方が楽しそう。
熟達者でないと困難・・・と本に書いてある。その通りですっ。


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