国見山 03.2.15
大歩危の橋を渡り祖谷へ入る。
トンネル手前にある元の料金所手前から九十九折の旧道へ入る。
カタクリを初めて見たのが3年前のこの国見山。
そのはかなさ、美しさ!山では花を楽しむのだ、と初めて知った。
そのときの登山口よりもさらに上に林道が伸びている。
1時間半で頂上のはず(1.9キロ)。前より歩行1時間短縮。
雪のない、新しい登山口には香川ナンバーが1台。
ラッキー!人気の冬山なのでいっぱいかと思ってたので。
このところの暖かさで雪はないかもしれないと思いながら登りはじめた。
案の定雪は溶けかけてどろどろ。
きれいな青空、これで木に雪があったら・・・・素敵なのになあ。
20分で防火帯。木を切っているので本来は歩きやすいのだが、
雪が凍って氷になり、ストックも刺さらない。
その上にうっすら新雪があって、うっかりすると滑る。
結構急な登りで汗がでる。女性が一人下りて来た。
「今日は静かですよ」と教えてくれた。
防火帯と離れて、今度はブナの多い尾根歩き。
高度が上がって雪もやっと増えてきた。歩きやすい。
夫は巻き道行かず、誰も踏んでない雪の上をまっすぐ尾根に上った。
「きもちいいよ〜」
時々ずぼっと足が埋まってるみたい。
小さな祠が大岩の下にあり、小屋の横をすり抜けていく。
赤テープが右にあるので急坂を登っていくと頂上。
あらら、たくさんの踏み跡が汚らしいわね。
それくらい雪がないってこと。
でも眺望は抜群!
雪をかぶった三嶺、剣、ジロウギュウ、矢筈、梶が森。
池田の吉野川にかかる高速道路の橋。愛媛の山々。
360度ぐるり見渡せる。だから国見、なのだ。
定番のラーメン(いいかげんほかのメニューないの?ほんとに)。
自然派のバナナがおいしい。
誰もいないのでのんびり。
さて、帰りは私も夫が登ってきた尾根道を下りてみた。
スノーシューの跡があった。
アイゼンが効いてるんるんで下りれた。
のぼり1時間半、くだり1時間。
楽しい山でした。
温泉は池田の簡保の宿。(06年から休業)
ぬるっとしていいお湯でした。