赤星山  01.5.3


雨模様の中、今日はカタクリを求めて果敢にも赤星山へ.
連休に帰ってきている娘に、一緒に行こうと誘うと、意外にも「言うと思ったよ」
と覚悟してたようなので、今日ははじめて親子3人.

7時20分出発.天気悪いけど雨は降ってない.
三島川之江ITで降りて、翠波峰と金砂湖方面へ.
県道6号線を別子山村方面に入り、富郷渓谷の前で中尾部落に行く細い道にはいる.
次第に高度を上げ最奥の家に着く.
Uターンして少し下に置く.
ベースキャンプの車が2台、ほかに数台.多いなあ・・・みんなカタクリ目的だろう.

9時20分出発.霧のような感じの中、植林を登る.でも道は歩きやすい.
娘を気遣って、夫はさかんに「ゆっくり行こう」。

背の高い杉林は霧で幽玄の世界だ.下にはスミレがいっぱい.なにスミレかなあ・・・
自然林になっても三さ路がなかなか来ない.1時間のはずだが、結局10分オーバー.
細かい雨だし、次第に道が粘土質になりすべる。

2ヶ所で道が落ちそうなくらい狭くなっていて、娘は「え〜!こわいよ〜」。
「山側に体重かけて足をゆっくり踏みしめて、谷側は見ないで」と私が言うと、
「君が指導するようになるとはねえ」と夫.

結構きつい登りが続く.尾根っぽいとこについたがまだ登りだ.
馬酔木(花は終わり)や石楠花(まだ蕾が少ない)の木の間を通り、
やっと頂上に出た.2時間半かかった.疲れた.汗びっしょり.
ベースキャンプの人がいっぱい.ほかのパーティも10人以上いる.
カタクリは頂上付近しかない.でも光が少なくて開いていない.
おにぎりと自然派焼豚とブンタンを食べてるうちに少し明るくなって
やっと花弁が反り返ってきた.きれい.来た甲斐があった.


でも数は少なく、ナスビ平や国見山より群生の規模が小さい.
待っていても眺望はききそうにないので、下山開始.

途中原生林の広場みたいな所で青空が見え始めたが、
下に着いてもいい天気にはならなかった.下りは1時間半かかった.
北側から登るルートよりかは中尾ルートはましかと思ったが、やっぱりきつかった.

小学生の時石鎚と剣に登って以来、登山したことない娘は
「こんなしんどいことよう毎週してるね!」



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