伊予富士  03.1.13


西条ICでおりて11号線経由194号線。
10年前は狭くてくねくね道だったのが、
新寒風山トンネルができるし、道は広くなるしで、
非常に快適。ものすごくお金かかってるわ〜。
高松から1時間半で登山口の寒風茶屋。
車はすでに7,8台。

伊予富士は富士と言うのがためらわれる。
ちっとも似てない。
誰がつけたのか・・・・

9時アイゼンつけてスタート、いきなりの急登。
木には雪がないけど、道は雪がいっぱい。
9:40。


9:50、桑瀬峠まで来るとほっとする。
伊予冨士は肩をいからせてる。

全部雪なので座って休めない。
西条や瀬戸内海が見えるし、高知側の山なみも見える。
今日はぜんぜん木に霧氷がついてない。
きれいな自然の造形美がない。

峠からは楽な稜線歩き。10:06.

でも雪が多いので下ばかり見て歩く。
時々すごい急な登りもある。ずりっと落ちそう。
下を見るとぞっとするようなところもある。怖い。これがつらい。
先を行く夫がストックを伸ばして引き上げてくれる。
10:50.だんだん疲れてペースが落ちる。


連休とあって、人が多い。
女性もどんどん追い越して行く。
何でみんなあんなに早く登れるのか・・・・?
11:30、まだあんなにある。


休みなく登ってもまだ頂上に来ない。
以前伊予富士に登ったのは9月、なんともなく登れた。
でも今日はだめ、もう気持ちが疲れてきた。

11:50、とうとうあと少しで頂上(見えてる!)というところで私がネをあげた。


夫に、待ってるから一人で頂上まで行ってよ、と言ったけど、
二人じゃないと意味ないんだそうだ。

下りはすごくすべるので、かかとをつけて指先を上げて下りないといけない。
これがつらい、太ももが痛くなってきた。

やっと3時に登山口に戻ってきた。
6時間歩き続けたわけだ。途中立ったまま羊羹食べただけ。

疲れた!ばてた!
夫は顔が雪焼けした。
194号線に戻って「寄っていき屋」でラーメン食べた。

「木の香温泉」で、青空を見ながら清涼な空気いっぱい吸って、
露天風呂に浸かってるとき、頂上まで行けなくて口惜しくて涙が出てきた。
夫がとっても行きたかったのを知ってるだけに、申し訳なくて・・・・
あとちょっとのところががんばれない私。情けない。


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