瓶ガ森  03.9.28


27日、テント、ダウンの寝袋、食料をリュックに入れて駐車場から瓶が森ヒュッテを目指す。
笹原の中、水平道を30分歩いて古びたトタンのヒュッテに着いた。
受付でテント料一人400円を支払い住所などを記入すると、
女主人は「あら、高松から?私も高松の女学校を昭和19年に卒業したのよ」とおっしゃる。
まあ、まあ、話がはずむこと!

テントを設営して周りを見ると雲が出てうすぼんやりな夕やけ。
石鎚には雲がかかってるし、残念だ。とっても残念、昼間あんなに天気よかったのに。
17:53

フリース着こみ、ガスランタンつけて、夕食。ボンゴレスパなど。
乾燥野菜を入れたらおいしかった。
水割りをお相伴すると8時には眠くなり、寝袋へ。
離れたテントの若者たちが宴会を始めた。笑い声が風の音にかき消されている。
自家発電のうなり音もかすかに。天狗塚の時よりも眠れそう・・・・。
全くの自然の中にぽつんといるのはやっぱりちょっと怖いんだもん。
これくらい人の気配があるほうがいいな。

28日、朝5時半に起きて、女山に登る。5:55、雲海から昇ってきた赤い太陽。
あ〜、やっと山の朝日が見れた!うれしい!若者たちも大喜びで写真を写しあった。



これはヤマケイの「四国百名山」の表紙と同じアングル。
左の青い屋根がヒュッテ。真ん中の白い点がテント。

マラソンのため今日は10時から2時ごろまで村道は通行止めになるので早めに出ることにした。
テントは設営も撤収も結構大変。まだ慣れてなくて・・・。


9時過ぎ、ヒュッテの幾島輝子さんに挨拶して、彼女の描いた絵のポストカードなどを買って、
瓶が森に別れを告げた。

瓶が森駐車場に戻るとすでに車がいっぱい。400人規模らしい。

寒風山トンネルにもどり、西条と逆方向に車を走らせる。
194号線を高知方面へ、20分で439号線に入る。
狭くて有名だった国道がここ数年で見違えるように立派になっている。

吾北村に着いたら夫は程野の滝めぐりをすると言う。
東の滝へは道が崩壊してるといわれ、西の滝へ。
でも私はひざが痛いので遠慮して車で一眠り。


滝めぐりだからとスニーカーで行ったら、後悔したそうな。下りがきつかったんだって。

温泉はさめうら荘のミルキー風呂。水は温泉ではないけど、細かなアワで白く見える。窓ガラスの向こうは早明浦ダムが広がり、結構気に入った。新しく木の香もかぐわしいし、300円は安い。

お風呂出て夫はビール。で、必然的に私が運転。高速乗らず下を走って2時間半。目が疲れました。

瓶ガ森、今度は下から登ろう、と横で言ってる人がいますけど・・・・ちょっと心惹かれるなあ。



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