つづろお堂過ぎてもまだ雪はなかったけど、まもなく道の両脇に雪。やがて数台が停まってチェーンをつけている。
次第に雪が多くなるが、バスも通れるくらい。
剣山スキー場には9：20着。前の車も後ろの車もスキー場へ。さあ、ここからどうなってるかな、と不安に思ったが、大丈夫。ちゃんと除雪されていたし、しっかりしてる。マイナス4.5度。
上の方を見るとガスってるので、塔の丸はあきらめて丸笹山に変更。ラフォーレ前に無事に着いた。
帰りのことを考えて車を回転させようとした。と、一つのタイヤが空回り。スコップで雪を詰めてみたり、板切れをはさんでもダメ。
香川ナンバーの方3人が後ろから押してくださり、やっと脱出できた。
よかった！深く感謝！ほんとにありがたかった。
１０：００、出発。
硬くなった雪の上にキシキシの新雪。トレースが雪に隠れたところもある。足が埋まってもそれほど深くは沈まない。
歩きやすくて、寒いけど、楽しい。
樹林帯を出ると風が出てきた。周りはほとんど何も見えないグレーの世界。
１１：００、頂上。やはり何も見えない。
風もあるのですぐ下の広いところの木陰で椅子を出してお昼にした。
ちょうどさっき脱出を手伝ってくださったお二人が上がってこられた。
ラーメンのお湯がなかなか沸かない。焼き豚の袋がなかなか切れない。
手を出すと痛いので手袋をしてラーメンをすする。
コーヒーはあきらめて下山することに。腰を上げて下りかけて振り向くと・・・頂上のガスが動き出した。
お！青空が一瞬切れ目に現れた。晴れるぞ！とコモちゃんは叫んで頂上へ急ぐ。
どんどん青空が広がっていく。
頂上ではお二人も興奮して写真を撮っている。剣山と次郎笈が姿を現した。
赤帽子山周回をひそかにもくろんでたコモちゃんもはっきり姿を見るとその距離に口を閉ざした。
さっき「寒いからラーメン食べずに下山しようよ」と言ってしまった私に、「よかったやろ？」と笑顔のコモちゃん。うなずかずにおれない私。
１２：００、お二人にお礼を言って下山開始。塔の丸に向かって下りる形。
登山口の「ラフォーレつるぎ」や夫婦池、その上に塔の丸、その左には三嶺、あ〜〜〜、いいわね〜〜〜！満足！
矢筈山系も美しい。なんかちょっと信州みたいじゃない?
太陽が出てくると、とたんに気分も明るくなる。もちろん日差しを浴びてすっかり手先もあったかくなってきた。
明るい森を歩くのはホント、楽しい！モミの木についてたツララも融け始めた。
12：40、下山終了。空は真っ青だ。
夫婦池でスノーシューしてた跡がある。塔の丸へ行ったのかな・・・
まだ1時だったので今まで気になっていたうどん屋さん「田舎で暮らそうよ」さんへ寄った。
中も木がふんだんに使われてるステキなお店。若いご夫婦が茹でたてのうどんを食べさせてくれる。
このあと土釜を見たり、「四国三郎の郷」のお風呂に入って、脇町のうだつの町並みを観光してのんびり帰ってきた。
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