ニノ森 05.09.24
堂が森〜東赤石山のつぎはぎ縦走完成には石鎚山〜二ノ森間が未踏破だったので、
これを歩くため朝早く出かけた。
7:09、西条ICで下りるとETC通勤割引で高松西条は1300円なーり!☆
194号線、寒風山トンネル手前はすごい霧、あらら・・・・。
でもトンネルを出ると、青空、おー。瓶ガ森林道はところどころ霧。
標高1492m土小屋に着くと、雨も降らんばかりの怪しさ。
これじゃ楽しくないと急遽計画変更、スカイラインを下っていった。
少し下って車窓から見たら、なんと頂上は晴れている。
この角度の石鎚もきれいだなー。
急いで土小屋に戻って、初志貫徹することにした。
行ったり来たりしたので結局10時スタート。
白装束のおくだりさん(信者さん)がもう下りてきて、
登ってくる人に「おあがりさん〜」と呼び掛けている。
連休なので人が多い。
11:35、成就からの道と合流。
木や鉄の階段を登り、「二ノ森へ」と書かれた標識が木にぶら下がっている分岐。
12:00、樹林帯の中、急な下り。こんなに下って・・・・又上がるのか?・・・・・・
雲間にかすかに瓶ガ森が顔を出している。
12:06、面河へ下る道との別れ。そっちも笹が切られて歩きやすそうだ。
お〜、展望が開け、ニノ森、クラセノ頭、堂が森が見える。
堂が森は鉄塔があるので分かりやすい。
木立の中で岩に腰掛け、おにぎりをほおばる。
12:25、早々に腰を上げ、進むとすぐに展望がよくなる。
石鎚の頂上小屋が手に取るように。
先の方の登山道でご夫婦が休んでいるのも見える。
12:45、ガスが愛媛県側から沸いてきて、石鎚が隠れそう。岩黒山が富士山みたいだ。
この下のガレ場においわさん達がご来光の滝から上へ登っていたようだ。
13:00、分岐の標識。西ノ冠岳へ上がる道は笹が茂っている。
ちょっと振り返ると西冠岳が紅葉し始めていた。
登山道はずっーと笹が幅広く切られていて歩きやすい。ありがたいなー。
13:21、北側の巻き道へ入る。イシヅチミズキの赤い柄と黒い実が印象的。
苔むした岩がごろごろしている。ガスのせいか濡れている。こんな切りにくいところまで切ってくれてる。
周りは白くなってきて、風も冷たい。ちょっと暗い気持ち。
笹の斜面に白骨木が何本も立っている。
南に出ると晴れて明るい。愛媛県側から沸いてきたガスが尾根を越えて下りてくる。
急な登りが出てくると、偽ピークが続く。これがピークかと思うような頂があるのに、
着いてみると違うのだ。がっくり。
14:00、何度かだまされ、やっとのことで頂上。
先客の男性グループに2人の写真を撮ってもらう。
周囲は真っ白で何も見えない。
以前堂が森から来た時は晴れて石鎚山がよく見えたのに・・・
14:15、待っててもガスは晴れそうにないので下山開始。
木立の中では雨じゃないのに水滴が落ちてくる。
ガスが木に当たって落ちるのかな。
15:10、西ノ冠岳分岐。
ますますガスは濃くなる。
16:10、石鎚登山道に戻ってきた。もう余り人は通っていない。
時おり雨ツブも落ちてくる暗いお天気。
ひたすら足元を見てさっさと歩く。
17:45、やっと駐車場に着いた。やれやれ・・・。
18:00、道路パトロールがスカイラインの門をきっちり6時に閉めた。
まだ駐車場には10台以上の車がいる。頂上小屋泊まり?車中泊?テント泊?
われらは寒風山トンネル目指して瓶ガ森林道を走る。
一気に暗くなってガスが出て道の白い線だけを頼りに目を凝らしてのろのろ進む。
ヘッドライトがガスの中でぼわーっとしてて、なんだか現実じゃないみたい。
ガスが踊るように流れていく中を突っ込んでいく。
コモちゃんは8時までに西条ICに入らないと〜、と必死で運転する。
温泉はパスしてなんとか20分前には高速道に入れた。
これでETC通勤割引で半額だ。やったー。
縦走も完成したし、よき日であった。