三嶺、西熊山     06.12.23
コモちゃん単独行

昨夜は夕食後犬の散歩をズル休みし、気持ちのよいうたたね。
9時ごろ、目が覚めたが、夢うつつの中、決断。
今ここで起きると到底明日朝5時出発の山行きは無理!
そのまま寝床へ。
今日朝は9時間睡眠ですっきり起床「さあ、本年最後の山へ!」
5時過ぎに家を出、国道32号線を南下。
大歩危で左折して東祖谷方面へ。
7:50、名頃の駐車場に着き身づくろいするが、いつのまにか
白い色をした犬が近づいてきて小生をじっと見つめる。


8:05、あたかも当方の準備完了を確認したごとく、三嶺登山道の林道をすたすた歩いていく。
少し小生と距離が開くと止まり、近づくまでじーっと待ってくれる。
時々このまま行こうか、帰ろうか、悩んでいるのか、立ち止まる。
頭をナデナデしてスキンシップをはかる。


8:42、とうとう以前の下の登山口まで来てしまった。
「記念撮影」
そのまましろちゃんは登山道をスイスイと私の前を登っていく。
そうこうしていると後から1人の登山者が追いついてきて、
「この犬はこの辺りでは有名なんですよ〜!」とのご説明。
スローペースの小生を置いてしろちゃんは彼と一緒に
「お先に〜〜」とばかりに行ってしまった。


9:44、上の登山道との合流点
塔の丸がよく見える。
10:11、1600m地点
道にやっと雪が・・・
10:22、マユミの古木(写真)



10:48、大岩。あと一息。
10:53、頂上の池は硬く凍っている。
本当に今日の空は真っ青。
11:09、三嶺頂上。
なんとしろちゃんも先に着いていて休憩中。




頂上には5名の登山者がいて、そのうちの1人が西熊山への
登山道に一歩踏み出すと、なんとしろちゃんも尾をフリフリ、
彼の前を行き、先導して去って行ってしまった。
どこまでいくんやろ、しろちゃん!!


今日は久しぶりにバーナーでラーメンの昼食。
雲ひとつない頂上から四方八方を写す。

ふと7年前初めて三嶺に登った時のことを思い出した。
その日も空は今日のように雲ひとつない青空だった。
高知の土佐湾きらきら光る海面からの照り返しの光が見えた。
その時山頂の登山者が私が初めて三嶺に登ったのを知って、
「アンタはラッキーやで、何十回登っててもこんな青空は無いんでー」と。
あの時の空に匹敵する青空。

1人が「一番左が手箱、筒上やからその右が石鎚や」と興奮して山座同定。全員、納得。感動を共有。




時間はまだ12時前。どうする???
Aプラン:南方向カヤハゲまで往復
Bプラン:北方向へ下山していやしの温泉郷経由登山口へ
Cプラン:西方向へ時間の許す限り行く
Aプランは登り返しの鎖を思い出し×、Bプランは国道の
アスファルト歩きを思い出し×、残ったCプランを選択。
12:00、三嶺を出発。
元気にしろちゃんが帰ってきてるのに会う。
12:50、西熊山頂上。
天狗の頭がちょこっと見える。

12:50、すぐに引き返す。
三嶺手前の登り返しが遠く感じる。

14:15、再び三嶺頂上。誰もいない、独り占めの山頂。
14:30、三嶺に別れを告げる。

15:23、分岐。
16:02、以前の登山口に到着。ここから林道歩き。
16:37、駐車場に帰る。

いやしの温泉郷へ〜

☆三嶺に始まり、三嶺に終わったコモちゃんの一年でした。
来年は名前の通りこもれび二人の一年に!
犬の本当の名前は知らないが、以前我が家で飼っていた白い犬の名前が「シロ」だったのでそう呼んでしまいました。
ごめんね、名頃のワンちゃん〜
でも戌年にふさわしい縁起のいい山歩きになりました。ありがとうね。
来年はイノシシに会うかしらん・・・



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