塩塚峰    05.12.11


高松から1時間で四国中央市の登山口。意外に近いのだ。

新宮ICおりて「霧の森」の前を通り、新瀬川に沿ってバスの道を上がる。
終点新瀬川の回転場に邪魔にならないように駐車する。

「少年自然の家」が作ったのか、オリエンテーリングなのか、番号がついている。
登山口は@。
8:40、出発。

8:56、Aトドロの滝を過ぎると、ゴロゴロ石の沢の横を歩く。
9:16、尾根に出るとすぐにBトトロの休場。
植林帯に入って、道の雪が多くなってきた。

9:30、C第2休憩所。

石の上の雪は滑りやすいのでそっと足を置く。
歩くスピードが遅くなった。

9:45、D石積み。昔は人が住んでたのねー。


雪があって道が分かりにくい。
沢の横にはロープが張られている。

10:07、水場には「ガブ飲みスルナ」と書いてある。
又道が分からなくなりうろうろしてたら、「塩塚高原」の小さい看板。
合ってるんだー。ほっ。

10:37、E大岩。
石積みが続くが、道が分かりにくく、沢から離れない方がいいと思い、
ずっと右岸を登っていった。(本当は左岸に渡る)

10分ほどすると植林が終わり、沢もなくなった。
上のほうを見ると明るいので木のないところを選んで上がって行った。

木も薄くなり、遠くの山並みが見え始めた。
林道が右手にも左手にも見える。
最後の10分はイバラとの格闘。雪用の頑丈な手袋なのでイバラもつかむ。

11:10、やっと林道に出た。ほっ。


とりあえず西の方へ足跡の無い道を歩いて行った。
深いところは20センチは積もってるのでちょっとしたラッセルだ。

11:26、見覚えのある広い草原に出た。

パラグライダーの旗がはためいている。
右には頂上。


ウサギの足跡も消えかけている、真っ白の雪原を登っていく。
きゅっきゅっと雪を踏む。片栗粉のようだ。


北からの風が強いので雨具のジャケットを着るコモちゃん。


下に見える建物から人声がする。
車が見えないので歩いて上がってきたのだろう。
こちらからの林道には古そうなわだちはあるが・・。


11:50、塩塚峰頂上。ウサギと鳥の足跡だけ。静かだ。
以前来た時はガスで真っ白で何も見えなかったが
今日は360度の展望が得られた。うれしいな。


あまり寒くないのでここでお握りのお昼にする。
折り畳みの椅子にフリースを乗せて座る。
コモちゃんは相変わらずビール。私は遠慮する。
熱いお味噌汁がうれしい。

12:30、下山開始。
一歩一歩がクッション効いてて、グングンくだる。今日はアイゼンはいらなかった。
さっき出てきたガードレール、ここから下りる気はしない。
そのまま林道を歩いて帰ることにした。

12:48、しかしFを発見!

で、右下を見るとカーブミラーが見える。
ショートカットだと思って下りてみると、登ってきた道の続きだ。
これで登山道で下りれるわけだが、今日はのんびり何も考えずに歩きたいので
時間はかかるけど、林道歩きにした。

ツルウメモドキ、イイギリ、アオツヅラフジ、ケンポナシ、スイカズラ(?)など、
木の実にいっぱい会えた。☆

13:44、作業小屋?。頂上が垣間見える。
林道栗山線をテクテク・・・・。
下りなので足を出すだけで自動的に前へ進める。

14:05、お〜、頂上や林道がはっきり見える。
どういうルートで上がって行ったかがよくわかる。


車道が上まで行ってると下から歩いて上がるのがばからしくなる。
でも、雪の季節は違う。頂上にはハイヒールの人はいない。
そこがいいのだ。

秋田の集落が見えてきた。
14:30、車に戻った。

「霧の森」に行って、温泉に入り、食事をして霧の森大福を買って帰宅。
満足の一日だった。♪



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