鶏足山   05.06.05


国道32号線大歩危で橋を渡り、
すぐのカーブでタイヤ屋の横を右へ入る道を行く。
鶏足山キャンプ場の看板に導かれて分岐もスイスイ。

広いキャンプ場には誰もいない。
トイレもキレイだし、調理場もある。いつか泊まりたいものだ。

実は3月にも一度来たんだけど、尾根に出てから左に行ってしまって
結局撤退したのだ。その時の画像。当然だがずいぶん雰囲気が違う。
(3月)

7:30、石の階段を登っていく。
雨の後の茂った草むら通過でスパッツもびっしょり。
杉の木の下にはフタリシズカが真っ盛り。
すぐに自然林。
急な登りで道もはっきりしない。
そういえば雪のときはこの急な坂でズリズリしたのだった。
(3月)

少し平坦になる。一息つく。
当然だが雪の頃とは見晴らしが違う。
生い茂る新緑にさえぎられ、3月のような展望はない。

(3月)

道が見つけにくくて勝手に尾根を目指して強引に上がって行ってると
いつの間にか左により過ぎていた。
軌道修正すると以前見つけた黒いゴムホースを発見。
ヤブウツギは終わりかけ、タンナサワフタギはこれから。ヤマグワは赤い実をつけている。

8:05、尾根に出たら右へ。(3月は左に行った。)
倒木や岩があるけど、まっすぐ行く。
ツクバネウツギの黄色い花、マルバウツギの白い花、
オオハンゲの緑、楽しいわ〜〜〜。

ほとんど水平で、少し歩くともう頂上だった。
8:17、三角点はなく、狭い。

冷たい飲み物を飲んですぐにそのまままっすぐ下りる。
帰りは岩場経由だ。ここは左の巻き道へ。


8:38、最初のロープ。

すぐに次のロープ。8:42。
岩ではない急な登りがあって、絶好のビューポイントがあった。
8:45、吉野川、野鹿池山が見える。
 
最後のは3mくらいの鎖。
これが一番怖かった。つま先をちょっと乗せる位しかない。靴を脱ぎたくなった。

下りだからいいけど、これが登りなら怖いよねーと思いながら
コモちゃんに助けられ、励まされ、足を置くところを教えてもらって
やっとのことで3箇所の岩場をクリア。

尾根の岩場が終わると自然林の中を道がわからないまま下りていく。
杉林に入ったのでこれは違うと思い、戻りながら自然林の方へ下りていくと
下のほうに車が見えた。やれやれ。

キャンプ場に出る直前の苔むしたうっそうとしたところにサワルリソウの群生があった。
フタリシズカもいっぱい。ヤマシャクヤクの実も。

キャンプ場広場に出て振り返ったところ。


分県ガイドに書いてある洞窟や石仏などには会えなかった。
思うようにはいかない、いつものこもれびだ。


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