鴻ヶ嶺山 05.12.18
今年もあと少し。
この1年なんとか無事に過ごせた。ありがたいことだ。
じゃ、感謝の意味でおまいりに行かなくっちゃ〜。
(普段信心なんかしないのにこういう時だけ勝手だね)
日和佐の薬王寺に行くとして、じゃ、山は?
コモちゃんは即答、「頂上までいけなかった鴻ヶ嶺山にきまっとるで」
やっぱりコモちゃんはピークハンターだ!
朝7時には起きて天気予報を見る。
あらら、四国の高速道路は全面通行止めだ。やばいなー。
とりあえず行けるとこまで行くとして下の道で出発。
長尾バイパスに入ると田んぼが白い。
道にも雪だ。
寒川で迂回路を通るように指示されたが、自己責任でということで通してもらう。
なるほど、ちょっと先の峠では何台か横向きになったりして立ち往生。
片側車線になっている。
11号線に出ると雪はなく、普段どおり走れる。
電光掲示板で、鳴門より先チェーン必要、と出た。
確かに櫛木からは急に雪が増え、しかも凍ってるみたいで
みんながのろのろ運転だ。中央分離帯に乗り上げている車もある。
吉野川の橋から見た徳島の白い山々。
時速20キロくらい。そんな状態がず〜〜〜っと延々宍喰まで続いた。
11時、やっと高知県東洋町甲浦に着いた。
11:46、出発。それほど寒くないが、ちらちら雪は舞っている。
鉄砲の音?結構近いなー。
12:32、前回11月6日に来た時はここで間違った。
ここまで全くなかった赤テープが初めて右にあったのでそっちに行ってしまったのだ。
(多分別の登山口への誘導だろう)
左の巻き道を行くのが正しいのだ。
シダがあって分かりにいが、かき分けて進むと道が出てくる。
12:43、稜線に出る。
自然林の中を下る。
コルに出た。
こういう広いコルは分かりにくいので目印に黄色い手ぬぐいを巻きつけた。
そのまま又稜線を目指せばいいのに、右の植林に入ってしまい、
結構急な斜面になる。
13:08、よじ登ると、又赤テープがあってほっとする。
頂上かなと思ったが、地図ではまだピークがあるようなので下ってみた。
13:17、今度は上り。ちょっときついのでじんわりと汗。
ちょっと平らになると広い。
自然林でシダが多い。
13:30、期待のキティの頂標はないが、どう考えてもここが頂上のようだ。
他に高いところは見えないし・・・、そういうことにしておこう。
コモちゃんもさすがに今日は一番小さいかわいいビール。
鮭と昆布のおにぎり。熱いお茶。
13:55、下山開始。
あらら、太平洋が見えるじゃないの!登りでは気付かなかった。
14:30、黄色い手ぬぐいに到着。やっぱり嬉しい安心の目印だ。
15:18、下山終了。
登山口でこの山の持ち主のおじいさんに会った。
「先週は柿の実を取りに上がったし、その前も頂上まで行ってみた。
檜が倒れて歩きにくかったでしょう?
わしが中学生の頃は芋を上で作っててできたらそれを担いで持って下りるのが仕事やった。
きつかったなー」
など、高知弁でいろいろお話をしてくれた。登らせて頂いたお礼を言って別れた。
日和佐に戻って薬王寺でお参り。
千羽温泉でゆっくりあったまった。国道沿いの温泉にしてはいい泉質だった。
すっかり暗くなったけど、もう道は普段どおりで高速道路を使って帰ってきた。
☆毎週のようにこんなに山に行けるなんて、とてもありがたい。
そういう状況を感謝しなくちゃ。いつまでこの状態が続くかわからないけど、
続く限り山に行きたい〜〜〜〜。と思うこもれびです。
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