鷹ノ巣山 05.05.14
朝6時半高松出発。
西条ICでおりて、11号線、194号線、寒風山トンネル経由、
瓶が森林道へ。
「三角点に登ろう会」の仙岳さんのレポートを頼りに登山口を探す。
トンネルの手前のはずだが登山口らしいものはない。
行き過ぎて、伊予冨士登山口手前まで来てしまった。
バックしてうろうろ探す。
閉まっている林道入り口の左を見ると、なにやらあやしげな踏み跡が
笹の中にできている。
登ってみると絶好のアケボノポイントだった。
アケボノが結構たくさん。
きっとカメラ派の定番の場所なんだろう。
これを写して帰るか・・・・と、「とほほ・・・」の心境になっていたが、
東へ戻ると、山側に「二又の谷」を発見。これかもしれない。
道の反対の崖側は崩れて応急処置をしている。
広いところに駐車して登ってみることにした。
登山口のシルシもないし赤テープもないから心配。
仙岳さんのレポートでは「二又に分かれた谷に向かって、左の谷を上がる。」
9:00、出発。
うんうん、そうなってるわー。水はほとんどない。かなり勾配があってきつい。
ありゃあ、小さい黒い虫がいっぱい襲ってくる〜、いやん!
虫は黒が好きというので白を着てきたのにー。
仕方なくネットを帽子の上からかぶる。虫はこないけど、なんかうっとおしい。
「そのうち谷が狭くなり、笹が繁茂する山地となる」
うんうん、谷がなくなり、笹の茂みに突入。
笹の抵抗にあってなかなか進めまへんでー
勾配もきつくて手で笹をつかんで体を引き上げないといけませんでー。
明日は手が挙がらんようになってるわー。
道は全くない。笹の中、上を見ながら登る。
「早い目に左手の尾根に向かう」
尾根らしきものないがナー、とりあえず左方向へ。
ちょっと尾根の雰囲気になってきた。でも笹で分かりにくい。
お〜、初めて赤テープ発見。やはりこれでいいのだ!
でも古いテープやし、だいじょうぶかいなー。ちょっと一休み。
「ブナ、ミツバツツジが出現する」
はい、はい、ブナの新緑がステキ!ヒメシャラの木もあります。
ミツバツツジもたくさんあります!感じはいいです!
よく見るとツツジとかの細い木を切った、相当古い跡がある。
やっぱり人が通る道なんだ、やれやれー。
南を振り返ってみると手箱、筒上。
「標高が1540mになるとアケボノツツジが見られる。」
コモちゃんの高度計ではそろそろだけど・・・・あ、ありましたわ、
けどもう散りかけ。ザンネン。上のほうはまだ咲いてますように。
「まもなく東西の尾根に出る。」
10:10、え〜、その前に大岩が行く手を阻んでますけど〜
どれ、これに上がってみましょうか・・・
あらら、えらい狭い尾根ですわー、これが東西の尾根かなー?
アケボノの花が落ちてる。
「ここまで来ると笹とはお別れだ」
ええ、確かに。寒風山も樹間から見えますわー。
じゃ、とりあえず西に向かって・・・・とあらら、すぐに三角点がありました!
全部埋まってない三角点。やっほー!これで正解でした!
途中で引き返さなくてよかった。
三菱マークみたいな対空標識だと思われる人工物も。
10:15、ビール飲んで、ハンバーガー。口直しに鳴門オレンジ。
アケボノに混じって、シャクナゲも。まだツボミが多い。
白いムシカリの花もかわいい。木の間から寒風山が見える。
ウスノキ、ナナカマド、コナラ、ツツジなどの新緑もステキ〜。☆
食後、もっと西へ行ってみた。さらにアケボノツツジが見事だ!
アケボノツツジの向こうに寒風山。
下山ではとても古そうな赤テープを数個見つけた。
素直に登ったところを忠実に下りたつもりが、
道に出るとあらら、違うところに出た。(下山40分)
車道歩き余儀なくか・・・と思ったらすぐそばに車があった。
やれやれ。当たらずとも遠からず。
車から寒風茶屋までは4.7kmだった。
今日は時間もないので温泉はパス。
2時半には帰宅。午後の用事に間に合った。
アケボノツツジ大成功の巻でした。
仙岳さん、ありがとうございました
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