天霧山〜弥谷山   03.1.5


貞光まで雪の道を行ってみたが、
剣山方面を見ると天気も悪いし、中止にした。
香川方面がちょっとだけ明るい。戻って香川の里山に変更。

途中、うどんトライアングルの某店で釜上げを食べる。10時半。
11号線の鳥坂峠から弥谷寺を目指す。

夫の母が子供の頃、仁尾からかごに乗って弥谷寺にお参りしたとか、
夫はいつかこのお寺の山に登りたいと思っていたようだ。

弥谷寺境内から天霧城跡への道はしっかりしている。
遍路道だし、1市2町が保存に力を入れてるらしい。
曇っているけど、それほど寒くはない。
冬は葉っぱが落ちて隙間から空も見えるが、夏には不向きだ。
三叉路で、お地蔵さんが2体並んでるところが弥谷越。
看板どおり天霧山へ。


途中で我拝師山に出釈迦寺の奥の院が見える。


稜線に出ると風邪の音がすごい。耳が冷たい。
電力の鉄塔近く来るとゴ〜ゴ〜。

すぐに急な登り。バベの落ち葉が滑りやすい。
(一応言っときますが、転びはしなかったですよ、テントさん。)
「犬返しの険」って、犬でもひっくり返るってことかしら?
犬はここから先へ行かず返してやる?

天霧城本丸跡が頂上だと思って写真を写す。木が茂って眺望はゼロ。


二の丸跡で夫はビール(この寒いのに!)、私は紅茶とチョコ。
でも寒いのでゆっくりできない、すぐに引き返す。

15分ほどで弥谷越に戻り、二股の道を今度は右に行く。送電線の保安道。
道が下りになる前に左の斜面を上がっていく。標識とかは無い。
だからわかりにくい。目を凝らすと古いテープを見つけることができる。
あまり人が登ってないみたい。

頂上には三角点がある。
でも見晴らしもないし、長居したくない感じ。


そのまま進んでいくと、下って電力の保安道に合流する。
これはいい道。途中、すごく展望がいい場所もある。
午後は晴れて空気がきれいなのか、瀬戸内海の島々、
紫雲出山、その向こうに広島まで見えた。


ぐっとコルまで下りて、27番の保安道マークの周りを見ると、
踏み跡が左の林の中についている。特に標識は無い。
古いテープを探しながら道なき道を下りる。
突然、墓地へ行く広い道に出る。
振り返ると「弥谷山」という小さな看板が木にぶら下がっているが、これはわかりにくい。

弥谷寺大師堂は岩にはりついている。
お参りして、交通安全のお守りを買って、駐車場に戻った。

鳥坂峠過ぎて池の辺りで北側に見える石切り場のようなかわいそうな山が天霧山。
(高速道路からも見える、善通寺より西で、北に見える削られた山)
11号線をのんびり帰り、3時、宇多津でしっぽくうどん。

今年初めての山行きは、うどん+八十八ヵ所+山登りと盛りだくさんだった。


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