西三子山  04.3.13


高速鳴門ICおりて、11号線。朝8時なのでまだ徳島市内もこんでなかった。
55号線になり、小松島市丈六から県道16号線へ。勝浦町と上勝町を通り過ぎ、
八重地トンネル出てくねくね下ると、9:20、登山口(木沢村)。
夫によれば標高850mらしい。すでに3台駐車。私たちも用意して9:40出発。


登山口

沢の横を登っていく。しっかりした道。電力の鉄塔保線路だからね。
ジグザグの登りはアセ、アセで、フリースを脱ぐ。
10:10、水平な道に出た。これは森林鉄道の跡だそうだ。

左手に木々の隙間からおもしろい帽子山が見える。
やがて西三子山も視界に。 ほとんどが植林帯で、頂上の下少しが自然林。

10:35、未舗装だけど広い道と出会った。
木々の間から今まで見えなかった高丸山、雲早山が現れた。



風が吹きつけて寒くなる。新雪の上をどんどん歩く。



11:00、あ、鉄塔の下に福寿草、発見!数は少ないし、つぼみだし、ちょっと早かったかな。

さらに保線路を進んでると反対向きの靴跡もある。?もう帰ったのかな?。
次の鉄塔に着いたらその先は足跡がない。仕方なく私たちも引き返し、
福寿草の鉄塔あたりで取り付を探したが、ない。さらに行くとやっと赤テープを発見。ちょっとわかりにくい。

11:30、登りだしたけど、これがなんとも急登。所々雪の下が氷。木をつかんで必死に登る。
30分でやっと尾根に出た。ヒメシャラなど自然林が優しい感じ。コケのついた石のたくさんある尾根を登る。

12:14、誰もいない頂上に着いた。


きれいな三角の雲早山をバックに。

展望は期待以上。剣山、天神丸、高城山、砥石権現など。南はよくわからない。
今日はもやしラーメン。風もなく静か。コーヒー飲んでると、鉈を持った男性の親子が西から上がってきた。
この辺の山を700ha持っていて、息子さんに境界線を教えるために来たそうだ。
「福寿草の群生地を今見てきたけど、もうたくさん咲いていますよ」と教えてくれた。
鉄塔の下よりもたくさんらしい。

そうこうしてるうちに登山ツアーがみんなふうふう言いながら、やはり西から上がってきた。
かなり勾配がきつそうだ。 「いっぱいありますよ、きれいですよ」と言われると、行かなくっちゃねえ・・・

20分急坂を下りる。あとでこれを登るのか、とぞっとしながら。。。
でもその甲斐は十分あったのだ。福寿草はすごくたくさんあったし、もう満開状態。
金色の花園だった。よかった!



でも頂上へはまた登り返さなくてはいけない。
途中疲れて雪の剣山見ながら休んでると、単独男性がおりて来た。
今日はたくさんの人と会ったなあ。

30分で頂上に戻り、すぐに下山開始。14:30。
尾根をスイスイ下っていると、気がつくとスズタケの中!あれれ?来た時と違う道だ。
でもたくさんの足跡があるのでそのまま行くと、ちゃんと鉄塔の保線路に出た。
こっちの方が尾根道なので緩やかで楽チンだった。
緩やか尾根道への入り口を振り返る。左に「頂上へ」と書かれた小さな板あり。



15:40、下山終了。
あ〜、いい山だった。なぜ分県ガイドにも四国百名山にも載ってないのかしら。
温泉は月が谷温泉。お風呂はどうってことないけど、あまごのお寿司はおいしかった。
マグノリアのパンが買えてラッキーだったし。阿波番茶も買えたし。
よかった、よかった。山の出会いに感謝



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