六郎山     06.12.10
コモちゃん単独行



この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものです。
(承認番号 平17総使、第604号)

*軌跡は阿波の安さんの地図を参考にさせて頂きました。ありがとうございました。


朝起きると外はうっすらと明るい。朝寝坊した。旧木沢村の2山を登るのは時間的に厳しくなりそうだ。
バタバタ支度して、でも食べるものは食べて、7時に高松の自宅を出発。

目指すは六郎山(1187m)と、しがきの丸(1163m)。

国道193号線を南下。1時間50分で雲早トンネル。大釜の滝、大轟の滝を通り過ぎ、2年前の水害の現場を通る。
まだまだ道路の復旧工事が続いており、あらためて自然の力に驚く。

コンクリート工場を左に見て、右の林道(大用地線)に入って行く。



国道から4.5kmで林道の行き止まり。
5,6台は駐車できそうだ。
9:46、出発。
登山口の入り口に「道が崩壊 六郎山× 右岸へ」
という表示。
横の川を見ると確かに分県ガイドに書いてある「赤い橋」は
跡形もなく、丸太橋があるだけ。(写真)
うっとおしい植林帯を歩く。



10:08、小屋が見えてくる。(写真)
しかし、ガイドブックの墓や祠らしきものは探しても
見当たらない。少し??の気持ちがわいてくるが、
ま、いっかー。よく整備された道を行く。
10:24、赤テープを2本巻いてあるところに着く。
??その辺りの稜線行ったり来たり。
基本に戻り、小屋まで引き返し、うろうろ。
ここで決断、騙されてもいい、再び良い道を西へ。
11:10、立派な作業小屋が見えてきた。墓や祠もある。

冷静に考えると、ガイドブックの説明は左岸からの登山。
小生が来た道は右岸の道。異なっていて当たり前なのに・・・
自分の馬鹿さに呆れる。



木地師の墓



気分一新、方向を西から北に変え、沢沿いの急登
に挑む。
11:48、炭焼き窯跡
12:04、やっと今日初めて自然林帯に出た。(写真)
12:13、スズタケに覆われた稜線。


12:22、コブを一つ越えると六郎山頂上。
マイナーな山のわりに頂標はオンパレード状態。
〇勝の巻き寿司をほおばりながら一時の満足感を
楽しむ。


ササは刈り上げられて展望もあるが、遠望の山々の上には
ガスがかかり山座同定は???
確か高城山のはず。
カロート山まで〜、と思ったが、時間がないので次回に。
しがきの丸へ。
12:46、下山開始。




13:19、作業小屋を通過。小屋の横に新しい丸太橋が
掛けられているが、これが左岸からの登山道であろう。
来た道を下りた。
13:47、登山口に戻る。
濡れた下着を替え、再び車を運転しだすと、
次の山しがきの丸へ〜、という気持ちがなえて、心は久しぶりの
四季美谷温泉へと向かった。
写真は国道193号線沿いの大轟の滝。

湯船の中で本日の反省:寝坊はいかんなー!


参考:05年2月11日赤テラさんが六郎山からカロート山
縦走をしています。山津波の跡が無残です。


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