三方山  05.11.03


国道32号線、大歩危橋を渡り県道45号線へ。

今久保で、かずら橋へ下りる道へ観光客の車と一緒に降りて行く。

工事現場を通り過ぎ、中尾集落へ上がっていく。対岸の工事中の橋が見下ろせる。


家がなくなると林道釣井中尾線。民有林だ。

左手にコンクリート製の貯水槽が見えたら右手の登山口を探す。



9:52、今久保登山口を出発。

植林帯。シロモジとクロモジの黄色い葉っぱがステキ。
とのんきに言ってられない。どこを歩くのかはっきりしないのでキョロキョロ見回す。
左手下に沢が見え横の急登をがんばる。


自然林の穏やかな道になり、沢を渡ると又植林帯。

へこんだ道を上がると平らになり、道標。


10:29、丸山峠へは右へ曲がる。
広くなって右手にピンクのリボン。つられて登るとなんでもないピークだった。元に戻って・・・ロス5分。

10:39、暗くて広い丸山峠(熊谷峠)。ピンクのテープを巻いた杉の間にお地蔵さんが見えている。西を向いてるので見つけにくい。山姥を封じ込めたお地蔵さんだそうだ。可愛い顔をしている。

ここから3つのピークがあるという。

かなりの急な登り。雨がポツポツ。怪しい天気。
右は自然林で紅葉がきれい。
10:56、ふっと右下を見ると、すごい!吸い込まれそう〜


ちょっとなだらかになる。カエデの赤いじゅうたん。  火の用心と書かれた看板のブナ。


二番目のピークを目指す。紅葉真っ盛り。右手が開けて、展望が良い。息を呑む紅葉の山々。


すんなりしたブナが次々と現れる第2のピーク。

シャクナゲとアセビの尾根。


11:31、第3のピークに来て初めて三方山頂上が見渡せる。雨が小降りになってきた。


結構下ると鞍部。広場のようだ。
最後の登りの手前ですうっと南西尾根からの道に入ってしまった。
迂回して最後に急登なのかと思ったけど、どうも違うみたい。

元の道に戻って上を見るとちゃんと道があった。
最後の急坂。カヤの原が見えると頂上だった。

11:58。たくさんの頂標。登りは休憩とロスも含めて2時間だった。
なんといい眺め!梶が森のアンテナが見える。
紅葉もステキだし、眺めもいいし、いいじゃなあい!コモちゃんの選択、OKよー!

12:30、ゆっくりお弁当食べて下山に出発。
帰りも紅葉を堪能する。雨も上がって気分がすごくいい。

13:30、丸山峠に戻ってきた。ここから別の道で下山する。周回だ。東祖谷山村釣井へ下りる道だ。ほとんど水平な道。



道が広いナーと思ってたらすぐに狭くなり、えぐれてきた。小さな沢を渡りまわりこむ。


13:48、右手に沢が現れるが、その沢とは離れ、左手上に登る。



13:53、稜線に出た。峠からはずっと杉林だったので自然林の黄色がとりわけ美しい。
ここで又右手の境界線の杭につられ急登を登ってみたが、まちがい。又もとの道へ。

14:00、果樹園跡地らしいところに出た。何を育ててたのかなー。かなり大きい規模の果樹園だったに違いない。


14:07、次第に道は右へ行っている。行きすぎだなー・・・



14:15、下を見ると林道が見える。
道じゃなかったけど、そばまで下りてみたが、2mくらい段差がある。コモちゃんが木を持ってエイヤっと林道へ飛び降りた。私は足を持ってもらってピョン。

やれやれ・・・・。下っていくと中尾登山口があった。

少しずれてた。あのまま行ってるともっと先に出たのかな。よかったー。



*国道から見た中尾集落と西祖谷山村の「かずら橋イベント広場整備工事」現場。

新祖谷温泉から新しい道が川の上を通ってできている。その先にあるのがこの広場みたいだ。
秘境の湯を過ぎたところにも新しい遊園地ができていた。ちょっと来ないうちに施設が増えてたのに驚いた。
温泉は3月でなくなる池田簡保の宿さまちの湯。
いい温泉なのになあー。


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