山犬嶽    06.01.08


国道55号線徳島市丈六で県道16号線に入り、
勝浦川に沿って2車線のいい道を走る。
上勝町に入ると山の杉林にうっすらと雪。

役場を過ぎてから、「瀬津 樫原」の道標に従って林道に入る。
「久保の大杉」の道標通過、さらに上がっていくと「樫原の千枚田」。
8:57、雪で白くなった棚田も美しい。水車まである!


9:06、急カーブのあと、「左は観音堂アララギ、右は瀬津」と書かれた道標に当たる。
どっちへ行くか迷った。これは右へ行く。

登山口はすぐ左にあるのだが、駐車できないので
まっすぐ行って林道脇に停めた。


登山口と反対方向には秋葉神社の山。
9:26、民家の横に登山口の道標とミニ八十八カ所の大きな看板。

環境に先進的取り組みしている上勝町らしい、注意書きの看板もある。
歩き始めるとすぐにハイキングコースと参道の分岐。
とりあえず参道を行ってみる。
杉林の中の雪道だが、平坦なのですいすい歩ける。
古そうなトレースもある。


10:00、自然林になり明るい。青いトイレがある。
10:12、ハイキングコースと合流地点。再び杉林。
階段を登ると志度寺の石仏。
10:18、東光寺に着いた。


正面のお堂におまいりする。神社と一緒になっている。
しめ縄が張ってあり、お正月にはお参りもあったのだろう。

大杉の間から対面の山と青空とオレンジ色の太平洋が少し見える。
右手に行くとあずまやとトイレがある。

その前を通り、「二番三番へ」の道標の後ろの尾根に登っていく。
(あれ?一番てどこだったっけ)


10:43、祠の裏が頂上。三角点がある。展望は半分。


この山は双耳峰なので西峰の方に行ってみた。
稜線が結構細くて怖くなり、途中からコモちゃん1人で行ってもらった。
待ってる間に白い大川原高原の写真をパチリ。


西峰は小さい祠があり、アセビとヒメシャラに囲まれ、展望はあまりなく、
さらに西への道があったらしい。往復15分。

東光寺まで戻り、あずまやでお昼のサンドイッチを食べた。
木立の中で日はささないけど、いいお天気で気持ちがいい。
木々についた雪が風に吹かれるときらきら光りながら舞い降りる。
・・・・やっぱり寒い。

11:41、休憩程々で下山。
11:46、今度はハイキングコースで帰る。
展望台のある下のコースへ行きたかったけど、何番と書かれてもよくわからなくて
結局上のハイキングコースを歩いたようだ。

11:53、ここからも参道へ行ける。


すっかり埋もれた石仏たち。

苔むした岩があるそうだが、雪の下なのでわからない。


「山の神さん」と呼ばれる大きな木。
素足で祈るための足置き場。なお冷たいじゃん!?

いつのまにか杉林になって、どう行っていいのか・・・・。
動物の足跡ばかりで人間のがない。
とりあえず先へ行ってみるとひょこっと参道に出た。
12:10、ちょっと行くと「ハイキングコースへ」という道標があった。なあんだ・・・
普通八十八カ所巡りの山はつ〜〜〜っと1番から88番まで行けるが、
ここはあちこち飛んでてわかりにくい。
登山口にあった大きな看板をコピーして持っていくといいかも。

12:20、登山口に帰ってきた。

信心のない私達にはもったいない八十八カ所巡りだった。
山歩きとしても見所がある、なかなかいいコースだと思う。

鳥を追いたいコモちゃん、鳥はもう辟易!のレビちゃん。
山犬嶽は迷走中の二人が選んだ山でした。


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