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 平成17年7月17日、南アフリカのターバンで

開催された第29回世界遺産委員会において日

本政府が推薦していた知床の世界自然遺産への

登録が決定された。冬には、極東ロシアからオオ

ワシ・オジロワシが流氷と共に渡来します。時に

は流氷が、オホーツク海から知床岬を経て根室

海峡を一夜にして埋め尽くすこともあり、そのよう

な時、漁船は港に閉じ込められ流氷が去るまで
漁が出来ないことも度々だそうです。上記写真は、北方領土

国後島の羅臼山で、その距離は羅臼から20数kmの距離しかないものです。このように漁師は、短い国境

線を背にしてぎりぎりのところで常に危険がともなう漁を行っています。知床半島沿岸には、餌が豊富のため

か海鳥のほかにクジラやシャチも顔を見せ、トドやアザラシなどの野生動物たちも集まります。


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